週末にちょっとしたサンバのライブがあって行ってきました。
そのときに歌を歌っていた方が、カバキーニョ(ギターのすごく小さいの)を弾いていた方のお父さんで78歳の方なんですがとても哀愁があって素敵なお声&歌で、かつちょっぴり亡くなった母方の祖父に雰囲気が似ていました。
休憩時間に私のすぐ隣にいらっしゃって、どうにかこうにか「歌がとても素敵でした」とか言いたいのですが、10年もボサノバを歌っているのに全く何も出てこない・・・。
「muito bom(すばらしい)」すら出てこず。
お父さんのほうが、「muito bom」を繰り返していたので真似するだけ。
ニコニコ笑い合うのですが、何も言葉が出てこず。何とか喋りたくて、「英語できますか」と聞いたけどできないと。もちろん日本語も全然分からないと。
仕方ないので、このときはひとまずGoogle翻訳で「お声がノスタルジックでとても素敵でした。私、ポルトガル語が喋れなくてお話できなくて残念です」などと入れて伝えました。
やっぱりこうやってアーティストの方が来ても何も伝えられないのは悲しいですね・・・。
ポルトガル語が少しでもできるようになりたいとは思いつつも、なかなか忙しくて語学をやる暇も気力もなかったのですが、来年からは少しずつでも勉強をしようと思います。
ボサノバの歌は喋るように歌う感じなので、会話ができると歌にも抑揚が入っていい感じになるそう。歌のためにもほそぼそと始めよう。
ずっとピアノをやっていたので耳は悪くはないと思うのですが、ピアノとか楽器や、歌でも音程のズレとかはすぐ分かるものの歌の歌詞の発音とか言語の聞き取りはあまり得意ではありませんでした。
歌詞とか言語ってやっぱりどうしてもまず頭の中に言葉が浮かぶというか、「音」として聴けなかったので英語にしてもポルトガル語にしても発音があまり上手ではなくって。
でも最近その点に重きを置いて歌の練習をしていてだいぶ歌詞を「音」として聴く耳が育ってきたように思うので、今回は文法はひとまず置いておいて、聞き取って喋る練習をたくさんしていきたい。
ちょうど、近くでゆるーくやっているブラジルポルトガル語教室があるので、来年からそこに通おうと思っています。
あと、久々にDuolingoを再インストールしました。あとは↓の本を持っているので、ひとまずこれで繰り返し聞き取り&発音を練習します!
来年もお父さんいらっしゃるかもしれないので、来年は少なくとも少しは喋れるようになっていたい。
ちなみにしきりに「muito bonita(とてもかわいい)」と言われました。アラフィフなんだけどやっぱりそう言われたら嬉しい(笑)。












