大学での専攻は音楽療法だったのですが、カリキュラムは臨床メインで、クライアントに音楽療法を行う方法(能動的音楽療法=自分で演奏したり歌ったりする療法。音楽を聴いて心理的効果を狙うものは受動的音楽療法と言います)を学びました。
実際に2年生からは色々な施設での実践の授業もありました。
でも途中から、臨床よりも音楽が脳や身体にどんな影響を及ぼすのかを学問的に研究する方に興味を持ち始めたのですが、その学校ではそういう勉強はできなかったし完全に文系だった自分にそんな研究ができるわけないと思ったので諦めました。
卒論で先生に「モーツァルト効果」について書きなさいと指示されて(と言うかそれを否定しなさい的な指示だった…)、色々調べて、やっぱり自分は臨床よりも学問的研究の方に興味があるんだと思い、音楽療法士の資格を取ることも音楽療法士として働くこともすっぱりやめました。
それでその後、せっかく大学で学んだことがパーとなり、自分のキャリアで路頭に迷う暗黒の時代を送ることになるのですが…
ちなみにモーツァルト効果についてはこちらを読んでみて下さい…。
効果については謎(笑)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88%E5%8A%B9%E6%9E%9C
最近は慶応大学の前野隆司教授の提唱される「受動意識仮説」に結構な衝撃を受けて、興味深くて色々と本を読んだりしています。
錯覚する脳: 「おいしい」も「痛い」も幻想だった (ちくま文庫) 前野 隆司 筑摩書房 2011-09-07 売り上げランキング : 57362 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説 (ちくま文庫) 前野 隆司 筑摩書房 2010-11-12 売り上げランキング : 19061 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
脳の世界は奥深い~😵
脳に関連する職業に就きたかったな~(笑)。
上の本の内容について講義された動画があり、これまたとても興味深くて何度も見てます。頭の中のこびとの話(ニューロンと記憶について説明)も説明されています。
そう言えば、高校の時に一番好きだった科目は、実は英語ではなく「生物」だったんです。
その時に習った「ニューロンの構造」とか「人の身体の構造」が特に好きだったんです。
その時に自分の本当に興味のあるものに気付いていれば、また違った人生だったかもなぁ…
脳科学とか脳に関する翻訳や日本語起こしの仕事来ないかな~。
科学系の仕事は時々あって難しいけど好きなのですが、まだ脳はない!
脳の仕事よ来い!(笑)
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