2026年5月23日

雑談(小説を書きたいCちゃんの話)

朝の投稿の話の続きではないけれど、尊敬する友人の1人で、中学の同級生のCちゃん。


ものすごく仕事ができる人で、転職するたびに自分の意志と反してなぜか管理職になってしまう。


責任感もあるので管理職になったからにはちゃんと成果を出して会社に貢献するまでは職務を全うするけれど、もうのんびりしようと思って転職→なぜかまた管理職になる(される)、をここ3~4回繰り返しています。


今日久々に連絡があって長話をしていたら、2月に仕事を辞めることになっていたのですが、社長に引き留められて今も続けているとか。


社長に辞めてどうするのと聞かれたので、「小説を書きたい」と言ったらしいです。それで、「生きていけるのか」と心配されて(まぁ引き留める口実だとは思うけれど)、なんだか辞める話が有耶無耶になってしまったのだそう。


私も初耳で、「えーーーっっ!!!」とのけぞってしまいました。


そうしたら、学生の時から作文で褒められることが多かったらしくて、密かに小説を書きたいという夢を持っていたと言うじゃないですか。


Cちゃんがたまたま仲良くしている元同僚の人が、会社を辞めてnoteに小説を書いていて、本を作って同人誌的な感じで製本したりしているそうで、そのを聞いてその手があったか!と思って「小説を書きたい」という思いが再燃したそうです。


それなりに蓄えもあるからお金にはしばらく困らない。今まで漠然と持っていた小説を書くという夢が、一気に現実的になって具体的にどうしたらいいかなどをいろいろ考えている。


などなど、いろいろ話を聞いていて、やっぱりCちゃんと話していると刺激をもらえて楽しいなと思いました。


中学の同級生とは言え、中学の時は同じクラスになったことがなくて私の親友の幼稚園からの友達、というので話すくらいだったので、仲良くなったのは大人になってから。


なので、中学の時にどういう作文を書いていたかなどは全然知らなくて、ぜひぜひCちゃんが書いたものを読みたいから、個人的には早く会社を辞めてnoteで連載してほしい。


偶然にも最近ときどき見ている動画が会社を辞めて小説を書いている人のYouTubeチャンネルで、千葉のほうに小説を書いたりする人のための逗留プランのある旅館があって1人合宿していたのを見て、楽しそう~と思っていたので、そういう話でも盛り上がりました。


さすがに引き留めた社長も「夢を諦めさせてしまったのではないか」と思ったらしく、悪いなと思ったのかもう一度話し合いをするためにと会食をセッティングされたらしいですが、たぶんまた引き留められるな・・・。


まぁでも、いいですねぇ。そういう突拍子もない話を聞くのが大好きです。仕事を続けるにしても、小説を書き始めるために会社を辞めるにしても、応援したいです。


なんだかこっちまで楽しくなって、なんとなくブログに書いてみました。


【自分メモ】何かを続けることについて

最近、ギターや合気道、語学などの自分の経験からもしみじみ感じていたことだけど、本や動画でよりわかりやすく説明されていたので、「何かを続けること」について自分メモも兼ねてまとめてみました。


① 飽きてもやり続ける

今の風潮とは真逆のことかもしれないけれど、飽きたりもう好きじゃないし・・・と思ってもやり続ける。

続けることが苦痛でしょうがないときは無理をして続けることはないかもしれないけれど(本当はそれでもやり続けてもいいかもとは、私自身は思っているけれども)、多少飽きてきても、とにかく淡々とやり続ける。


② やり続けていると、ある時ブレイクスルーが起きる

そうやって、飽きつつも無になって淡々とやり続けていると、ある時ブレイクスルーが起きる。何かが分かったり、そうだったのか!という閃きが起きたり、習い事や仕事であれば口酸っぱく言われていたことが腑に落ちたり。上達が感じられたり。


③ ブレイクスルーを繰り返して(積み重ねて)ステップアップしていく

そうやってブレイクスルーを経験しながらステップアップ(レベルアップ)していく。


④ 自分オリジナルの方法を見出せたり(何かは分からないけれど)新たな境地に辿りつく

ブレイクスルーを繰り返してステップアップを積み重ねていくと、「守破離」の「破」→「離」と段階が進んでいく。



やり続けないとブレイクスルーも起きないし、もちろん上達もしない。


経験的に私も分かっていますが、特に最初はどんなに好きでも疲れるし飽きることもあります。やり続けている途中でも、新しいことが出てくると同じ。


よく知られていることですが、脳は慣れ親しんだことからできるだけ離れたくないので、新しいことに対してはどうしても「面倒臭い」とか「飽きた」とか「やっぱり好きじゃないかも」という思考を放出する。


でもそれに惑わされてはダメなんですねぇ。それでもやる。そこは努力が必要と言われればそうかもしれないけれど、頑張るというより「無になる」「淡々とやる」がいいのかも。


そうすると、慣れてきて楽にできるようになってきたりコツが掴めたりする。


そうしていくうちに、また新たな課題が見えてきて、そこに取り組むのに面倒になったりする。


そしてまた「無になって」やり続ける。


それの繰り返しです。ゴールはないに等しく、キリがないですが、上達の楽しみが見出せて続けるのがやめられなくなる。そうやっているうちに、「こんなとこまでこれた!」という自覚が少しずつ加わってくる感じでしょうか。



志村けんだったかが、「自分はもうバカ殿も変なおじさんもとっくの昔に飽きてる。だけど皆が喜ぶからやり続ける。そうするとまた新たな境地が見えたりする」みたいなことを仰っていたらしいです。(志村けんさんだったか別の方だったか忘れましたが、とにかくそれらしいことを仰っていたらしいです)


だからこそ老若男女から長く愛される芸人さんでいらっしゃったのかなと思います。


私の尊敬する、勝手に人生の先輩と呼んでいる友人も、私とは全く別のタイプですが、ものすごくコツコツ淡々とやるタイプで、一見するとちょっと無感情な人だなとも思えるのですが、その積み重ねはすごいものがあるなと感じています。


ときどき悩みは聞くけれど、好きな仕事だからなのか愚痴もほとんど聞いたことがないし、なんか地味に(失礼笑)すごいなと思っています。それでも裏ではかなり飽きたり嫌だな疲れたなと思うこともあるんだろうなと思います。


そう思っていたら、いつの間にか大企業で部長さんになっていて、それでもまだまだ「若い人はすごいなと思う」と言って、「自分も~」とか言って仕事をコツコツ淡々とやり続けています。新しい分野が次々出てくるIT系なので、年を重ねるにつれてそれに追いつけなくて若者との違いに焦りを感じたりもあるらしいですが、とにかく淡々とやっているイメージ。


ほかにも昔からよく知っている同じような友人がいて、とにかくすごいなと思わせられることが今になって多くなってきました。長い付き合いだからこそ、今になってそのすごさに気付かされることが多い。


そういう友人たちを見ていると私も四の五の言わずにやり続けよう・・・という気になって、良いモデルになってもらっているし、そういう尊敬できる友人たちがいることをありがたく思います。


最近ドドドドッと同じような内容について触れることが多かったのと、自分的にもそれが実感できることが多くあったので、自分メモとしてブログに残しておきます。


2026年5月21日

【東京散歩】月島もんじゃストリート~赤坂見附

GW2日目の5月3日から、山口の幼馴染みSが今年も遊びに来ました。


羽田に迎えに行こうと思っていましたが、14時着のところを私は16時と勘違いしていて、家でのんびり仕事をしていてそろそろ出かけるかと思っていたところに、「着いたー」とのLINEが。


慌てて待ち合わせ場所を変更してもらってなんとか無事に落ち合うことができました。


そこからSのリクエストで月島のもんじゃストリートへ。


たくさんあってどれを選んでいいか分からなかったのですが、時間も少し早めだったこともあり有名店の「もへじ」さんにそんなに待ち時間なく入ることができました。





ひろーい店内に鉄板付きのテーブルが所狭しと並んでいます。2階もあるので回転は速そう。


店員さんが焼いてくれるスタイルです。私もSも作り方を知らないので、焼いてくれるところをじーっと眺めていました。


お味は・・・「お好み焼きでいいね・・・」が2人の一致した見解でした(笑)。


西日本の人間にはやはりお好み焼きに比べて「もんじゃ」は馴染みが薄い。ドロドロより少しかためのお好み焼きのほうが口に合いました・・・。



でも、私はほぼ初もんじゃだったので経験できてよかったです。


帰りはどこまでともなく歩けるだけ歩こうということになり、ぶらぶら。


1年振りの再会&小学1年生からの仲なので話も尽きません。最近は小学校の同級生ともよく飲みに行っているようで、○○って覚えてる?とか写真を見せてくれたりするのですが、びっくりするぐらい、覚えてる!写真を見ても大体誰か分かります。懐かしい~。



勝鬨(かちどき)橋からの眺め。いいお天気だったので夜景が綺麗でした。


築地本願寺のライトアップも綺麗。



結局、赤坂見附まで歩けました!



前日に小石川後楽園へ行った友人ともよく話すのですが、意外と都心って歩いて回れるんですよね。


そんな中にも地域地域でいろいろな特色があって面白いし、新しい発見もあって、お散歩が楽しいです。


ちなみに、最近こんな動画がおすすめに上がってきて、まだ見ていないのですが、山手線一周散歩したいなと思っています。



さすがに6万歩はきついので3~4回ぐらいに分けて、ちょっとずつ歩きたい。しかも私もスタンプ集めるの好きなので、それも楽しみ。


お散歩のテーマをいろいろ考えるのも楽しいです。


2026年5月19日

【東京散歩】小石川後楽園

今日は、明日明後日の締め切りの仕事2件を早めに納品してひとまずスッキリ。


これで金曜日締め切りの仕事に心置きなく着手できます。木曜夜からまた怒濤の入稿ラッシュなので今のうちにほっとひといきしておきます。


さて、GW初日に、東京ドーム横にある小石川後楽園へ行ってきました。


当初のコースは、小石川後楽園→印刷博物館→小石川植物園の予定でしたが、思いの外小石川後楽園が楽しめてのんびりしたのと印刷博物館の入館料がちょっと高かった💦ので、メインは小石川後楽園になりました。


ちょうどこの日は東京ドームでボクシングの有名な誰かと誰かの試合があるようで、ちょうど入場開始になったぐらいの頃だったので周辺は大賑わいでした。


それとは対照的な、小石川後楽園ののんびりゆるりとした空気感よ!東京は本当に、隣合わせの場所でも空気感が全く正反対のところが多くて不思議です。


東京ドーム横の門から入るとこんな池と門がありました。




説明は割愛します・・・手抜きですみません。HPにデジタルマップが載っているのでそれのスクショを貼っておきます。スクショの右下から入って行きました。




サギ?みたいな綺麗な鳥も佇んでいます。


ここから奥のほう(デジタルマップの中央部の池)に行くと、野鳥観察スポットがたくさんあって、GWだったこともあってかたくさんの野鳥好きの方々が見た事もないものすごい大きくて長いレンズの付いたカメラを「立てて」、野鳥が現れるのを待っていました。


カメラをトランペットみたいに立てて置いてるの初めて見た(笑)。





円月橋。水戸光圀が明から来た儒学者の朱舜水に命じて造らせた橋だそうです。


立派な1本松。




新緑が美しい~。


東京ドームの屋根が見えます。ボクシングの試合始まってたのかな。


滝とか島とか梅林とか、藤棚、東屋、茶屋とかいろいろとあって楽しかったです。混雑していなくてゆったりのんびり散策できました。


西門から出るとこんな石垣も。江戸城外堀の石垣の石を利用しているのだそうで、当時普請に動員された各藩の印があちこちに付いていました。








ここから、なんだか喉が渇いたし休憩したいねと言っていろいろカフェを探しましたが、まずそもそもこの周辺にカフェが少ない&GWでどこもお休みでした。


なんとか見つけたカフェが、オーナーの御夫妻(かな?)も素敵で、ケーキやコーヒーもおいしくてほっとひといきつけました。



またも写真を撮り忘れました・・・。


ここから歩いて印刷博物館へ。




印刷会社TOPPANが運営しているので、隣には大きなTOPPANの本社ビルもあります。変わった建物。写真は博物館の入り口。ここも変わった造り。建物内に音楽ホールもあるようで、いろいろとコンサートをやっているみたいです。


ミュージアムショップでいろいろ見て、地下のチケットカウンターまで行ったところで、入館料が結構高いことを知りちょっとうぅ・・・どうする・・・?となって、結局やめました。


ミュージアムショップはセンスの良い雑貨などがたくさんあってかわいかったです。ミュージアムショップだけ見るのもおすすめ。


いつもお散歩に行くと、大体公園やら美術館、博物館は夕方5時ぐらいに閉まるので、そこから夜ご飯までの時間を持て余します。


この日も、5時ではまだ夜ご飯にはちょっと早いし・・・ということで、ここからちょびっと歩いて神楽坂へ向かいました。


どーするーどーするー?と友達と言い合いながら神楽坂をぶらぶら。そこからチャイハネに入った友人の服選びにちょっと時間がかかったのでいい時間に。


ちなみに私はこのシャツ↓が欲しかったけど、さすがにこの年で背中に大きめの龍がプリントされたシャツもどうかな・・・と思ってやめました。



柄シャツが好きなので、今年の夏は1枚欲しい。


横道にそれますが、今狙っているのはこのシャツ。でも絶対欲しいというほど好きな柄でもないので買うかは気分次第かも・・・。



それはともかく、友達も無事素敵なエスニックの服を買うことができ、お腹もそこそこ空いてきたので、飯田橋の広島風お好み焼きのお店へ。


もみじ屋飯田橋店⏩⏩https://www.momijiya-okonomi.com/


お好み焼きはしょっちゅう食べたくなります。(写真なし)


その後、四谷三丁目まで歩いて友人の最近のお気に入りのワインバーで1、2杯飲んでおひらき。(3月にオープンしたばかりのワインバーで、お店の名前を忘れてしまいました・・・)


たくさん歩いたので、この日の歩数は2万歩を超えていました。


この次の日から幼馴染みが遊びに来たのですが、彼女とも歩き回ったので連日2万歩以上歩いて、連休の終わりには脚が棒のようになってました。よく歩いた~。



2026年5月17日

【読了】ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣

ニューヨークタイムズのNo.1ベストセラー。全世界で2000万部突破!
日々の小さな変更が、驚異の結果をもたらす。

本書は学術研究論文ではなく、実践マニュアルである。著述はすべて科学的に裏付けられ、過去の最高のアイデアと科学者たちによる説得力のある発見を統合したものだ。参考にしている分野は、生物学、神経科学、哲学、心理学などだ。特に重要なアイデアを見いだし、すぐ実行できる形で結びつけることで役に立つ構成になっている。
その根幹をなすものは、習慣の4つのステップ――きっかけ、欲求、反応、報酬――と、このステップから生まれる4つの行動変化の法則である。わたしが提案する枠組みは、認知科学と行動科学の統合モデルである。

人間の行動は常に変化している。状況によって、時によって、刻々と変わっていく。しかし、本書では変わらないものについて述べている。人間行動の基本についてだ。何年にもわたって信頼できる永続的な原則。それを基にしてビジネスを始め、家庭を築き、人生を切り開けるような考え方である。

習慣は自己改善を複利で積み上げたものである。毎日1パーセントの改善が長期的には大きな改善になる。自己改善が複利の利子を生んでいくようなものである。投資した資金が複利で増えるように、習慣の効果も繰りかえすことで大きくなっていく。1日ではほとんど違いがないように見えても、数カ月や数年をかけてもたらされる影響は計りしれない。2年、5年、あるいは10年後に振り返ってはじめて、良い習慣による利益と悪い習慣による損失がはっきりと目に見えてくる。

良い習慣を身につけるのに唯一の正しい方法などないが、ここでは著者の知っている最善の方法を紹介する。つまり、どこから始めても、また、変えたいものがなんであろうと効果のある方法である。ここで取りあげる戦略は、目標が健康、お金、生産性、人間関係、もしくはその全部でも、段階的な方法を求めている人なら、誰にでも合うはずだ。人間の行動に関するかぎり、本書はあなたのよきガイドとなるだろう。 (Amazon HPより)

長かった・・・。もっとすらすらと読める本かと思ったら、かなり密度の濃い内容でした。


この本の漫画バージョンがあるようなので、簡単に読みたい方にはそちらを勧めます。


習慣本はやっぱり人気ですね。この本も読んでいて少し昔の本かなと思って奥付を見たら、初版が2019年で、私が持っている本が2024年の第10版の本だったので、大ベストセラーですね。


「習慣」を習慣にするための方法が余すことなく語られていました。


でもこの本に書かれていることを「習慣」にするのが難しそう・・・(爆)。


そんな声が多かったのか、先月ワーク本が出たばかりのようです。より実践的な内容になってそうです。




小さい習慣の積み重ねが大きな違いをもたらすことは紛れもない事実なので、私も参考になった部分はかいつまんで実践していこうと思います。


最近私が習慣化に取り組んでいるのが、


・踏み台昇降40分

・ペン字

・腕立て・腹筋

・ワークブック系(手持ちのいろいろなワークブックをやっていく)

・読書


です。


↓の動画を参考に、習慣トラッカーを作ってやっています。と言っても、気が付いたときだけ塗り塗りしたり、面倒な時は○(できた)△(少しできた)×(できなかった)を付けるくらいな適当さです。



運動系は、ちょっと痩せたいのと運動不足解消のためなので優先度高めに設定して今のところ続いています。


ワークブックやペン字は忙しいときはやらなくてもいいルールを作って、優先度低めに。


読書は1ページでも読むようにしています(実際読み始めたら1ページでは終わらないですが)。


複利~の本に紹介されていた、「2分だけやる」を積み重ねるのもいいなと思っているところです。


それならワークブックやペン字も、きりのいいところまで頑張らなくても2分だけを毎日続けていたら亀の歩みですが進んでいることになりますもんね。


こつこつがんばります~。

2026年5月16日

【読了】暗夜行路

一気に書かないと先延ばしにしてしまうので、最後にもう1冊。


ひとは過ちをどこまで、赦せるのだろう。
不義の子・謙作の魂の昇華を描破した、日本近代文学の最高峰。

祖父と母との過失の結果、この世に生を享けた謙作は、母の死後、突然目の前にあらわれた祖父に引きとられて成長する。鬱々とした心をもてあまして日を過す謙作は、京都の娘直子を恋し、やがて結婚するが、直子は謙作の留守中にいとこと過ちを犯す。
苛酷な運命に直面し、時には自暴自棄に押し流されそうになりながらも、強い意志力で幸福をとらえようとする謙作の姿を描く。用語、時代背景などについての詳細な注解を付す。(Amazon HPより)

書き進められなかった期間も含め、志賀直哉が1726年かけて書き上げた長編(間違っていたので年月を訂正しました)。


前半は少しもたもたしましたが、後半は一気に面白くなってすいすい読み進められました。


主人公の時任謙作は志賀直哉自身をモデルにしていて、父との不仲も実際に自分の経験をもとに書いているそう。


鬱々としながら育ってきた日々、自分の出自の秘密を知ったときの絶望、直子の過ち。人生の上手くいかなさを嘆きつつも謙作の周りにはいつも助けてくれたり謙作のことを思ってくれる兄妹や母代わりのお栄、友人たちがいたことが印象的でした。


そして、解説にも書かれていましたが、そんな不幸の中にあっても、「これは僕の悪い癖だから・・・」「拘泥しないように・・・」そう言いながら、いつも冷静に自分自身を見つめ前向きに生きようとする謙作の姿がとても魅力的に思いました。

"時任謙作という人物の大きい魅力は、にもかかわらずという生活の意志に尽きる。「直子が憎めないから赦したのだ。又、その事に拘泥する結果が二重の不幸を生む事を知っているからだ」――これが謙作の決意である。作者は、人間の過失をできるだけ軽く考え、また、不幸に拘泥することを避けようと努めている。これは武者小路実篤などにも通じる生き方だと思う。白樺派一般に共通するものである。"(巻末解説「暗夜行路について」荒正人)


そして、最後の鳥取県の大山(だいせん)の中腹から見える米子一帯の景色の描写が本当にすばらしかったです。芥川龍之介は志賀直哉の才能に憧れ、夏目漱石も自分のはそういうものは書けないと称したそうです。


"芥川がある時、「志賀さんの文章みたいなのは、書きたくても書けない。どうしたらああいう文章が書けるんでしょうね」と、師の漱石に尋ねた。「文章を書こうと思わずに、思うまま書くからああいう風に書けるんだろう。俺もああいうのは書けない」漱石はそう答えたという。 "(巻末解説「志賀直哉の生活と芸術」阿川弘之)

 

夜が明けて中海(なかうみ)に浮かぶ大根島に陽の光りが当たり、大山の影が中海から米子の陸地へ上がってくる様子は、大山にもよく行ったり登ったこともあるので、朝のその風景自体を見たことはなくても想像できて、そうそう、そういう地形だよね、と思いました。




でもこれ、志賀直哉は『暗夜行路』を書く24年前に見たきりで、思い出しながら書いた、とあとがきで書いています。24年も前に見た風景を今まさに見ているかのように書けるのが、芥川龍之介や夏目漱石が羨む才能のようです。


最初は祖父の文学全集の本で読んでいたのですが、重いし分厚いしで読みにくく、なかなか読み進めることができず文庫を購入して、電車で読んだりしていました。


それでも前半はなかなか読み進むことができず、最初のほうは何度も読み直したためだいぶ長くかかりましたが、500ページの大作を読了して晴れ晴れした気持ちです!


次の電車のおともは夏目漱石の「三四郎」にしようと思います。この際、夏目漱石の小説はすべて読もうと思っています。文学論など小説以外の著作もいくつかあるようなので、そちらも読みたいです。


なかなか読み進められなかった本を3冊一気に読了できて満足です。


明日も・・・と思いましたが、来週しめきりの仕事に少し取りかかってみたら案外面倒くさそうだったので明日はそれにかかりきりかも・・・😂

【読了】ロシアの思考回路 その精神史から見つめたウクライナ侵攻の深層

 次はこの本。


プーチンはなぜ「神の代理人」のように振る舞えるのか?
「力」か「自由」か――歴史の変革時に常に「力」を選び続けてきた
ロシアの思考回路をロシア正教会の歴史からひも解く!(Amazon HPより)

内容もさることながら、文章がとても読みやすかったのが印象的でした。たぶん句読点の置き場所が、私の息継ぎのリズムと合っていたのだと思います。


その上で、とてもシンプルで明瞭な文だったので、私もこんな文が書けたらなと思いました。(文章を書きたいわけではなく、校正の指摘出しの説明を私はいつも長々書いてしまうので、もっとスパッとわかりやすく書きたいのです)


基本的には、9世紀から13世紀にかけて存在した、東スラブ人国家「ルーシ」から始まる、ロシア・ウクライナおよび周辺国の歴史、そしてそこに密接に関わるキリスト教の変遷について書かれたものです。


私たちが学生のころに習った様々なカタカナ(人名・国名・文化名?などなど)とは全く違う、新たに見るカタカナが止めどなしに出てくるので少し戸惑いそうにもなりますが、とにかく読み進めてOK。それでも大体流れが分かりました。


読み終えた後に巻末に年表があるのに気付いたので、もし読まれるならこの年表を見ながら読むのがおすすめです(Kindle Unlimitedで読めます)。


学生時代にはほとんど西洋の歴史ばっかり習うので、ほかの地域がどんな様子だったのかを知る機会はなかなかないですが、あの広大なロシアだって未開の地だったわけではなく、早くからいろいろな文明を経て今があるということを実感しました。


それとともに、内容が膨大になってしまうとはいえ、なぜ少しでも学生時代の世界史でロシアの歴史に触れることがないのかと思います。


少しはあるといっても、レーニンやスターリンの頃のことぐらいですし。そこはやっぱり偏りがあるなという思いは否めません。


それはともかく、著者の方(お名前から女性の方かと思ったら、清美と書いてキヨハルさんと読む男性の研究者の方でした)が、国の歴史のベースとも言えるキリスト教について、「ロシアのキリスト教と西欧のキリスト教は違う宗教と考えたほうがよい」と前書きに書かれていたように、本当に全然流れが違うなと思いました。


その大きな違いがあることが軽んじられているとも書かれていましたが、それがロシアとウクライナの戦争が起きた原因について見誤ってしまう一因でもあるようです。


ロシアが大国になれたのは、西欧文化を受け入れてくれたウクライナやベラルーシのおかげであり、ロシアを捨てて西欧に走ろうとするウクライナにロシアが執着することも歴史的必然だということが、歴史を知ることでわかったように思います。


ただ、歴史的流れを見るとロシアは西欧に近づく時期と離れる時期を繰り返しており、ソ連崩壊後はこれまでになく西欧に近づいた時期であるということを考えると、今度は離れる時期に転換したのだろうと、あとがきで締めくくられていました。


私は、私たちが人間である限りは戦争をなくすことはできないのかなと思っています。それでもやっぱり起きた戦争は1日でも早く終わってほしいです。


ちなみに個人的には、この本を読んでドストエフスキーの背景などもより分かりやすくなったと思います。また次のドストエフスキーの本を読むのが楽しみです。




【読了】20代からの文章読解~人文学的思考を鍛える「読み方」10講

昨日、まとまった仕事が一段落したので、一気に3冊本を読み終えました。


来週締め切りの仕事がいろいろと残っていますが、ひとまず休憩です。


「読む」ことに慣れないまま、ポイントだけつまみ食い。
ファストに、従属的に受信する快楽に身を任せてしまう。
…考えさせない時代に抗して、「批判的読解」をいかに取り戻すか?

注目の若き俊英が、深く精緻に書き尽くした本格的クリティカル・リーディング入門!(Amazon HPより)

教養書や学術書の読み方を知りたい人や読解できるようになりたい人のために書かれた本です。


上記のような本では「~は○○である」などの言い回しがよく出てきますが、「はて、どういうこと?」と思うこともよくあると思います。


特に難しい本ならそれの連続です。そういうときにどうその文を読み解いていくかについて、具体例を用いながら説明されています。


「~は○○である」を数式のように表すと、A=Cとなります。そのA=Cを導くために、A=B、B=C、ゆえにA=Cという論理を導き出していくのですが、そのA=B、B=Cを見つけ出すために必要なのが、「問いの力」。


読解力読解力とよく聞きますが、読解力は具体的にどういう力なのかというと、、、「問いを自ら提起して、文脈を補うことによって意味を解釈する」力だと言語化されていました。


以下、具体的なプロセスです。


1)文章に目を通す

2)理解が曖昧な箇所に対して問いを投げかける

3)その問いに答えるために必要な「文脈」(情報や知識)を補う

4)その「文脈」の中で浮かび上がる「意味」を特定する


これを繰り返すことで、読解力を鍛えることができるとありました。


ではどんな問いを投げかければいいのか。


①筆者はどのような問題意識でこの文章を書いているのか。

②筆者はどんな立場に反対しているのか

③筆者はどんな立場に同意しているのか


反対の意見を先に探すと、同意の意見が見つけやすいそうです。


とにかく「本に対して問いかける」姿勢が大事だと著者の方は仰っていました。


これは、今読んでいる山田ズーニーさんの「伝わる・揺さぶる!文章を書く」(Kindle Unlimitedで読めます)にも同じことが書かれていたし、ほかの同様の本を読んでも、とにかく「問うこと」「問う姿勢」が論理的思考や読解力には必須だと書かれているように思います。


本の構成としては、基礎編と実践編に分かれていて、前章の内容を踏まえて次の章に進む形式だったので、授業を受けているようで良かったです。

 

著者の山野さんの「独学の思考法」は、クーリエ・ジャポンでプレミアム会員になると動画講座が見られるようです。


こちらの文章読解の本も動画講座があったら是非見たい。


1回読んだだけではもちろん習得できないですが、とにかく「問う姿勢」で本を読むというポイントを押さえておくだけでも、読み方が変わってくるなと思いました。勉強になりました😊。


2026年5月12日

いろいろブツブツ・・・

GWも終わって通常運転ですね。


私は、小石川後楽園に行ったり、今年も山口から幼馴染みが泊まりに来てあちこち散歩したり奥多摩に行ったりして、楽しい連休をすごしました。


また少し忙しくなって、やらなければいけないけどやりたくない面倒な仕事があって、でも順次納品しろと急かされていて、、、、そして今ブログを書いて逃避しているところです。


ブツブツ①

昨日今日は推しのピアノスト、チョ・ソンジンが来日していてミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団と公演をするらしいのですが、一昨日のメールで知って、もちろん安いチケットは即効でなくなっているだろうし、残っているのはA席28,000円とS席34,000。さすがに出せないですよ・・・。B席でも22,000円で、これが残っていたらそれでも考えていたけれど・・・。チョ・ソンジンは1曲しか演奏しないし・・・。ほとんどミュンヘンフィル代だな・・・💣


確か5月中に名古屋でソロリサイタルがあって、それに行こうか迷っていたけれど5月は忙しいのでやめた記憶が・・・。


東京でソロリサイタルがあると高いけど、地方では安い。しかし新幹線代がかかる。でも地方に行ける。などなどいろいろ考えてやめた気がします。ブツブツブツ・・・。


また次回の来日に期待!


ブツブツ②

5月は和訳チェックの仕事が集中する月で、Phase(翻訳支援ツール)を使ってあれこれやって、ワードで出力してまたチェックして・・・といろいろやっています。


今やっている仕事がおしているので、もう1個の面倒な仕事をする気が失せているのですが、翻訳者さんよ、しっかり翻訳してくれ!そしてしっかり調べてくれ!


翻訳文自体にあれこれ言える立場ではないのでそこは置いておいても、調べれば分かることをなぜ調べない。そしてそれを私が1から翻訳し直さなければいけないのはなぜ・・・(涙)。


1ヵ所ならともかく、何ヵ所も何ヵ所も、、、マニュアルを見ていないのか。DeepLProの翻訳文をちょちょっと修正しただけで、過去の資料の踏襲も全然されていないし調べた形跡もない。


ブツブツブツ・・・。今はチェックだけどおそらく今後翻訳作業を打診されるであろうから、勉強と思ってやったけど・・・、ほかのチェックの人の迷惑にもなるから、こういう人に依頼するのは禁止してほしいっ!


とかなんとか、次の仕事がやりたくないからブツブツ言ってしまいました。


ブツブツ③

これは別に愚痴でも何でもないけど、今本を数冊同時並行して読んでいるのですが、忙しくてなかなか進まないため、本が部屋に散乱している状況。


読んでいる本は基本、本棚にはしまわずに机の上だったりすぐ手に取れるところにポイッと置いているので、読み終えてもらえない本たちがずっと放置されている。


そして、やっぱり複数同時進行は全然だめだと思いました。。。2冊が限度だ。本の内容を忘れてしまうし、どれもなかなか進まず読み終えることができなくなってます。


今散乱している本はなんとか読み終えて、次からは1~2冊ずつを読んでいこう。


ま、やってみないと分からないので、それは自分に合っていなかったということで・・・。


などなど、いろいろブツブツしてしまいましたが、催促の電話が来てしまったので、落ち着いたらまた小石川後楽園のお散歩ブログやGWのブログ書きます😊


新緑の奥多摩



2026年5月1日

腕立て伏せ&スクワット

最近、腕立て伏せ10回×2&スクワット10回×2を仕事の合間などにやっています。


これを大体1日3回ぐらいやっているので、結構な回数やっている感じ?


お笑い芸人のクワバタさんが10キロ痩せたというニュース記事を見て、同年代で痩せにくいのにすごい!と思ってYoutubeチャンネルを訪れた際に↓の動画を見て始めました。
(ちなみにクワバタさんが痩せたのは、禁酒しておつまみを食べなくなったかららしいです。私は元々晩酌の習慣がないので、ダイエット方法自体は参考になりませんでした)




腹筋が弱って姿勢が悪くなっていたり足腰が弱ってきた実感があったりしたので、痩せたいというよりもなんとか筋力を維持したくて。


まだ始めてから2週間ほど?ですが、先日外出先から家まで歩いて帰れたんです。1時間半ぐらいの距離でしょうか。


昔はそのあたりから家までよく歩いて帰っていたのですが、ここ数年は体力が落ちて歩いて帰ろうなんて気も起こらなくなっていました。


それが先日は、2~3駅だけ歩こうと思って歩き始めたらなんとなくイケるかも!と思えたんです。


ぶらぶら散歩するのは数時間歩けるのですが、一人で家まで歩いて帰る気力体力が最近なくなってたので、嬉しいです。


それに、腕立て伏せは今までできた試しがなかったのですが、やり始めたらできるようになるだろうと思って始めたところ、20回できるようになってきました。


最初は腕だけ曲げていたのですが、慣れてくると、脇のあたりの筋肉を使うんだということに気付き、腕じゃなくてその後全身?(胴体全体?)の筋肉を使うんだ!と、次々と発見があり、できるようになっていく過程がなかなか楽しいです。


体重は測っていないので痩せたかどうか分かりませんが、心なしかお腹がへっこんだような・・・。


パンツもなんとなく緩くなったような・・・。


痩せられたらラッキーぐらいで、とにかく体力・筋力をつけて元気に健康に毎日をすごしたいです😊



今日は東京は寒かったですねぇ(たぶん。外に出ていないのでわからないけど、窓を開けた感じでは寒かった)。


明後日から山口の幼馴染みが遊びに来るため、先日から集中して仕事をしています。明日は別の友人と小石川後楽園と植物園に行く約束をしたのでお散歩を楽しんできます。


GW明けの7日に仕事の締め切りが集中していて、間に合うか心配・・・。まぁ最悪、幼馴染みに少し一人でぶらぶらしてもらうしかないですが、友達が来ること自体は楽しみ。


5月も6月も仕事なり何なり、いろいろ予定があってあっという間に今年も半年すぎてしまいそうです。