ワードプレスのほうにブログアップしました。
以降、ワードプレスのブログに更新していきます。
翻訳をやったり文字おこしをやったり校正をやったり…… 趣味はボサノバギター弾き語り
ようやく仕事に追われる日々が少し落ち着いてきました。
先日やった大物の書籍校正、問題なかったか心配です。。。
歴史的な事実確認や思想の表現の仕方など、いろいろ調べ物が難しくて大変だったり表現的な面で大丈夫なのかとか、、、
どんな歴史・思想のものなのかは詳しく言えませんが、専門家の方が書かれたものであればいいのですが、若い方がエッセイ的な感じで書かれたものだったので思い違いだったり勘違い、強めの表現があるからそこを重点に確認してほしいと編集の方から申し送りがありました。
もっと調べられたんじゃないかとか、あそこは資料を付けるべきだったんじゃないかとか、あそこはもっと違う解釈があったかもとか・・・あとからあとから湧いて出る。
本当は書籍校正をするときはそれだけに集中して作業したいのですが、そういうわけにもいかず、ほかの仕事も並行してやっているのでどうしても「もっと時間を取ればよかった」と思うことが多いです。
せめて大きな問題なく進行しますように・・・
水曜日に大物を納品して、少し気持ち的に楽になりましたがまだまだ仕事は続きます。
前々からときどき言っていたのですが、アメブロから続く今までのブログをワードプレスにまとめて、アメブロのブログも閉じようかと思っています。
前にワードプレスで作ったブログを一応公開しています。
最初の投稿が2024年となっているから随分前からほったらかしにしていたようです。しかも、「次に続きます」とか書いていて、次がない(笑)。
このブロガーのブログは書き慣れていることもあってまだ続けるかもしれませんが、どうしようか迷っているところです。
最近外国からのスパムっぽいものが多くなってきたみたいで、どのくらいの人が本当に見てくださっているのか全然わからない面もあってもやもやしているんです。
アメブロの過去記事を古いほうから手作業で移行しようと思っているので少しずつアップされていくと思います。
ワードプレスのほうのブログもチェックしつつ、気長にお待ちいただけると嬉しいです。
さて、大物の仕事は結構負担が大きかった案件で、担当の方から強めの表現や言い切り、歴史的間違えは指摘してくださいと言われていたため、調べも大変だったし何が正しいとか正しくないとかではない部分(所謂主張)も多かったので、本当に疲れました。
今週はまだほかの仕事が続くのに、張り詰めていた糸が少し緩んで集中できません・・・。
ひとまず今日の締め切り分を納品し、明日締め切り分を早めに終わらせてしまおうと思います。
では・・・
2月
➊川端康成『雪国 』(⏩読了ブログ)
3月
➊大島梢絵『11人の本棚と愛読書 私たちの読書生活』(⏩読了ブログ)
➋苫米地英人『生成AIの正体』(⏩読了ブログ)
4月
➊ドストエフスキー『罪と罰』(⏩読了ブログ)
➋青木さやか『お金まわりを見直したら人生が変わった』(⏩読了ブログ)
➌伊藤浩介『脳と音楽』(⏩読了ブログ)
5月
➊山野弘樹『20代からの文章読解~人文学的思考を鍛える「読み方」10講』
(⏩読了ブログ)
➋三浦清美『ロシアの思考回路 その精神史から見つめたウクライナ侵攻の深層』
(⏩読了ブログ)
6月
➊夏目漱石『三四郎』new!
➋川端康成『古都』(⏩読了ブログ) new!
現在読書中
➊ 岡本太郎『神秘日本』
➋ 岡潔・森田真生編『数学する人生』new!
➌ 細谷功『メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問』(P)
*(P)はPrime Reading
6月購入本
芥川龍之介が好きという甥っ子から勧められたので読んでみました。
大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の短編小説。初出は「中央公論」[1920(大正9)年]。初刊は「夜来の花」[新潮社、1921(大正10)年]。従兄で作家志望の「俊吉」と結婚するはずだった才媛の「信子」は別の青年と結婚し、妹の「照子」と「俊吉」が結婚する。「信子」は自らの寂しさを秋と思う。芥川の作風の新境地として評価された現代小説。Amazon HPより
私と同じ顔……あなたは誰?京都を舞台に描く伝統美の到達点京都の呉服問屋の娘である千重子は、幼馴染の大学生、真一と平安神宮へ花見に出かける。夕暮れ時、彼女はある秘密を明かすが、真一は本気にしなかった。その数か月後、夏の祇園祭の夜に、千重子は自分とそっくりな娘と出会う。あなたは、いったい誰? 運命の歯車が回り始めた……。京都の伝統ある行事や街並み、移ろう季節を背景に、日本人の魂の底に潜む原風景を流麗に描く。ノーベル文学賞対象作品。(Amazon HPより)
情景どころか温度や香りまで感じられるようなあまりに美しい文章で、完全に川端康成にはまってしまいました。
生き別れた双子の姉妹が再会する物語なのですが、雪国もそうでしたが、川端康成の小説では人物の輪郭はあまりくっきり描かれず、どちらかというと全体性というか世界観というか、それが前面に押し出されているように感じます。
人物の描写はそれなりに詳細に書かれているのになぜかぼんやりと世界に溶け込んでいる感じで、全体的に幻想的です。
最後の解説でそうか、と思ったのですが、結局『古都』というタイトルが示すように、本当に描きたかったのは二人の姉妹の運命ではなく、京都という街そのものだったのだと腑に落ちました。
千重子と苗子という二人の存在は、この「古都」という大きな主役を引き立てるための美しい背景だったように思います。
京言葉の台詞も、はんなりしていて物語に引き込まれる要因だったように思います。最後に川端康成自身の解説で、一部どうしても譲れなくて修正を却下した部分もあったけれど京都の方にだいぶ修正してもらったとありました。川端康成本人もだいぶ自身の文章を校正されたそうです。
繰り返しになりますが、本当に美しい文章で、物語もどこか切なさがあって、最後のほうは涙ぐんでしまいました。
で、ですね、ここからなんですが、ここまで言うのは申し訳なくて作家さんの名前は書けませんが(AmazonHPには書いてありますが)、芥川賞作家の方の解説が増補として収録されていまして、それが・・・すみません、川端康成の美しい文章を台なしにしているようで、最後の最後であぁぁぁと思ってしまいました。
えぇ、どうして京都の舞妓さん芸妓さんや杉山などの香りが漂ってきそうな文章の解説に、まさかの○○や△△の香りの描写を入れてくるのでしょう。げんなりしてしまいました。
彼女の作品を読んだことがないのでなんとも言えないのですが、感性の違いというか、ああそういうものなんだなと思いました。
でも、現代人的な感性の解説もこれからは必要なのかもしれないですね。特に昔の文学はまだまだだいぶ昔の方の解説がそのまま使われていたりするので。今回の増補収録はその意図もあったのかもしれません。
ちなみに、祖父の本棚から引っ張り出してきた中央公論社の文学全集の解説は、川端康成の弟子である三島由紀夫で、付録に川端康成と三島由紀夫の対談まで付いていてテンションが上がります。
さすがに三島由紀夫の解説は格調高く、印象的な書き出しだったので引用します。
川端康成氏について、ニイチェの言葉を借りるのは不似合かもしれない。しかしニイチェが「ニイチェ・コントラ・ワグナー」の中で、ワグナーについて言っている次のような言葉は、ふしぎなほど、川端文学に当てはまる。
「彼は実に微小なものの巨匠なのだ」
さらにニイチェは、こう言葉を継ぐ。
「ところが彼(ワグナー)はそうであることを欲しない。彼の性格はむしろ大きな壁と大胆な壁画を愛する」
この後段は、川端文学と正に正反対である。川端氏はワグナーとはちがって、むしろ「そうあることを欲し」、かつその性格は、「大きな壁と大胆な壁画」とを愛さない。徒(いたず)らに粗大な構図を愛さない。
『古都』は亡くなる10年くらい前に書かれたようなので、だいぶ後期のある程度完成された 作品のようです。短編が多く作品数が膨大なため全部は読み切れないと思いますが、代表作だけでもいろいろ読んでいきたいと思います。
明日からの旅行にはこの3冊を持っていくつもりです。
全部読めないかもしれないけど、特に夜はいつも父も甥っ子も私も干渉し合うことなく三者三様に過ごしているので、ゆっくり読書できそうです。
先日見た下村観山の『弱法師』をはじめ好きな絵がいくつかあるのですが、そのなかの1つ、北野恒富の『道行』が7月から滋賀県立博物館で見られるということで、行きたいなと思っているのですが、滋賀県・・・遠い・・・。
この👆チラシの絵、これが好きなんです。
北野恒富『道行』出典:滋賀県立博物館HP
誰の絵か長い間知らずにいたのですが、今回この展覧会があることを知って初めて、北野恒富という人の『道行』という作品だということを知りました。
8月は出勤なので行くとしたら7月。滋賀県まで行くのなら、和歌山県に行ってもう1回下村観山展を見るという手もある・・・・・・。
和歌山では、東京では展示されなかった作品もあるらしいし。
実は結局後期にもう1回見に行ったんです。単眼鏡もばっちり借りました。でも作品としては、やっぱり前期のほうが良かったです。
前期は比較的空いていたのですが、後期に行ったときは少し混でいて、単眼鏡でゆっくり見ていると迷惑がられてなんとなく居心地が悪かったです。若い人は素通りしてくれるんですが、特に年配の方が・・・💀
それはともかく、行くとして、和歌山からは飛行機で帰るとしても、滋賀県までどう行くか。伊丹から行くか・・・悩む。
大物の仕事に取りかかりたくなくて、本当は昼からできるはずだったのですが、だらだらしていたら夜になってしまいました。
それでもまだ仕事したくなくて、これに悩んでいます😂
ひとまず、仕事が終わってから悩もう。
なかなか読了記録が書けないので、読了本を一覧にしてズンズン更新する形にし、気に入った本や紹介したい本だけ詳しく書くスタイルにしてみます(本人の備忘録も兼ねています)。
5月はまだリンクを入れていませんが、更新し次第またアップしていきますね! 川端康成の「美しい日本の私」は読了ブログ書くつもりなので、こちらもまた更新できたらアップします🫡。
2月
➊川端康成『雪国 』(⏩読了ブログ)
3月
➊大島梢絵『11人の本棚と愛読書 私たちの読書生活』(⏩読了ブログ)
➋苫米地英人『生成AIの正体』(⏩読了ブログ)
4月
➊ドストエフスキー『罪と罰』(⏩読了ブログ)
➋青木さやか『お金まわりを見直したら人生が変わった』(⏩読了ブログ)
➌伊藤浩介『脳と音楽』(⏩読了ブログ)
5月
➊山野弘樹『20代からの文章読解~人文学的思考を鍛える「読み方」10講』
(⏩読了ブログ)
➋三浦清美『ロシアの思考回路 その精神史から見つめたウクライナ侵攻の深層』
(⏩読了ブログ)
➊川端康成『古都』
➋岡本太郎『神秘日本』
➌細谷功『メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問』(P)
➍夏目漱石『三四郎』