2023年12月28日

【読了】鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

久々のブログです。


クリスマス前までやや大きめの仕事を2つ同時進行でやっていましたが、両方とも無事納品できそれで仕事納めとなりました。


あとは毎年恒例の仲間内での女子会や忘年会で楽しく過ごし、昨日帰省して掃除や子守りをしつつのんびり過ごしています。


しばらく急ぎの仕事もないので、本もたくさん読めそうです😊


鳥類学者、それは神に選ばれし存在である。スマートな頭脳に加え、過酷なフィールドにいつでも出張できる体力が必要なのだから。かわいいメグロからの採血。噴火する孤島への上陸。ある日は吸血カラスの存在に驚き、ある夜は蛾の襲来に震え……。美女たちよ、わたしに近づくな。やけどするぜ。生き物を愛する人にも、そうでもない人にも、絶対に楽しめる、汗と笑いの自然科学エッセイ。(新潮社HPより)

ギャグ満載で、ククッと笑いながら楽しく読めました。


日没後にヘッドランプをつけて調査を開始したとたんに、ヘッドランプに集まる小バエが口に入ってきて呼吸もままならずもがき苦しむ様子、生態系保全という綺麗事の裏にある、大型哺乳動物を殺す泥臭い現実…


私は自然が好きですが、この本を読んだら安易に「自然が好き」とは言えないなぁとしみじみ思いました。


ほぉ!と思ったのは、殻からカルシウムを摂取するために微小のカタツムリを食べる鳥の糞から、約15%のカタツムリが生きたまま排出されたという話。中には、糞から出現した直後に子供を産んで増殖した個体すらいたとか。それはつまり、カタツムリが鳥の糞に乗って移動分散できるということ。


生涯の移動距離が極端に短いであろうカタツムリが、植物の種子のように鳥の糞に乗ってどこまでも移動できるなんて、想像すらしていませんでした。


ほかにも知らなかった話がたくさんありました。自分の知らない世界が知れるのでこういう本は本当に読むのが楽しいです。


帰省中に読み切れないほど本を持って帰ってきてしまったのですが、読める分だけどんどん読んでいって、来年もたくさんの本が読めたらいいなと思います。



2023年12月21日

【読了】幸せに人生を終えた人から学んだこと

もう1冊読みました。



看護師が出会った愛されて亡くなった人々のエピソードから探る
「人生最後のささやかな願い」の叶え方がつまった一冊(自由国民社HPより)

とても読みやすく、そして著者の方の優しさが伝わってくる文章でした。


母や祖父母のことを思い出しながら、ちょっと涙…。


親の最期はもちろんのこと、自分の最期についても少しずつ考えていかないといけない年齢になってきたなぁと、いろいろ考えさせられる本でした。


【読了】書く仕事がしたい

最近、毎朝仕事前に30分~1時間ほど本を読む時間をつくっています。

朝早い時間から仕事をしないと締め切りに間に合わないような日以外は、大体11時ぐらいから仕事をし始めます。

朝、ご飯を食べながらその日1日のスケジュールをざっと書き出し、その後部屋の掃除や洗濯をしたりして、10時ぐらいから本を読み始めるのですが、規則正しい生活に少しずつ戻しているおかげで自律神経の調子もすっかり良くなりました。


さて、今日の読了本。こちらも「ライターさん」のことが知りたくて手に取った本です。


「物書きとして、稼ぎ、生きていく」ための教科書。書く仕事とはどんな仕事で、どんな生活を送ることになるのか? 書く仕事がしたければ、どのような準備をして、どんなふうにデビューするのか? “必要最低限"の文章力とスキルとは? どれくらい働けば、どれくらい稼げるのか? 「書くこと以上に大切な、書く仕事のリアル」について、すべてを1冊に。(cccメディアハウスHPより)


とても勉強になる本でした。ライターを目指している人だけでなくて、特にフリーランスで仕事をしている人のためになるような、仕事のしかたなどのいろいろなヒントがあったのでおすすめです。

じっくり感想を書きたいけれど、大きめの仕事が2つ同時進行していて、明日1つ締め切りなので、ひとまず読了記録のみ。

2023年12月13日

今日も2件なんとか終わりました

今日は1つ、書籍の仕事を納品しに行ってきました。そのときに、先日やった自己啓発本の担当の方から、詳細に見ていただいて編集さんが感謝されてました、とのお言葉をいただきました。

全然自信がないのでついつい、本当かなぁ・・・と疑ってしまうのですが💦、でも何にしろやった仕事でそういうフィードバックをいただけるのは本当にありがたいです。

今日やった仕事も、ちゃんと誤字脱字が拾えているか、指摘が的確に入っているか、などなど、いろいろ自信がなく気になります。今回は全体の半分のみで、明後日残り半分を受け取る予定なので次も、少なくとも誤字脱字だけは漏れなく見れるよう作業したいです。


あ、そういえば、先日の翻訳のトライアル、音沙汰なしだなぁ・・・。駄目だったかな😂


翻訳もあんまり自信がないけれど、校正は本当に難しい。。。いろいろと・・・。そして、、、あまり稼げない(爆)😂。なかなか大変ですな(笑)。


2023年12月11日

ただのつぶやき

ここ数日ゆるゆる仕事をしていて今年はもうこのペースかな~~と思っていたのですが、またなんだか慌ただしくなってきました。木・金と出勤になってしまった・・・。


先日ボサノバイベントに行った帰りに通った外苑の銀杏並木。ライトアップされて幻想的な雰囲気でした。




ドイツから友達が帰国したので、週末は再会の宴でした。今回は簡単に。再来週は毎年恒例の年末女子会です。

薄味のおでんが美味しかった(京風だそう)!実家では妹も叔母も(母も)皆どちらかというと濃いめの味付けなのでおでんはあまり好きではないのですが、薄味は美味しい。自分で作るときは薄味にしよう。

エイヒレも大好き。




赤坂ごだいごというお店です。お手頃価格でお料理もおいしかったです。また行きたい。

・・・という、なんでもないブログでした。

2023年12月9日

【読了】ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論

続いてもう1冊。こちらは本当ざっと読んだ本です。


書くのが苦しい4人と一緒に「書けない」悩みを哲学しよう!

この本では4人の方の座談会と、それぞれの「執筆」に対する思いやこだわり、書くときにどんな苦しみを抱えているかが語られていました。


普段仕事で、雑誌記事を書くライターさん、寄稿するライターさん、自己啓発や実用書を書く著者の方々の文章に接しています。


校正をするとき、文字の誤字・脱字・衍字(えんじ*語句の中にまちがって入った不必要な文字)をチェックするのは基本中の基本ですが、文章や表現をこうしたらいいのでは?という提案をしたりもします。


読んでいるとどこかこの文章がおかしいと感じる・・・なんてことも多々あって安易に代替表現を提案しそうになるのですが、やっぱり元の文章をできるだけ尊重したいという気持ちもある。


なのでライターさんが日ごろ大変な思いをして書いておられるということを忘れないためにこの本を手に取りましたが、書く仕事って大変だなぁとつくづく思いました。


ちなみに私は書くのは好きだけど、記録するのが好きなだけで発信とか無理だ…😅このブログもただひたすらとりとめもなく自分の日々を記録しているようなものだし。


でも、ライティングも音楽と同じで、自分を表現する方法の1つなんだなということを改めて認識しました。


読書メーター「ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論」感想


2023年12月8日

【読了】世界一流エンジニアの思考法

今日もいまいち集中力に欠ける1日です。ぽかぽか暖かいからでしょうか。あと、1週間ちょっと前に食べたモンブランでまた卵アレルギーが出ているっぽいです。


最近は目の腫れはほとんどなくなり、ちょっと赤みが出るくらい。でも目の周りから頬にかけて乾燥して突っ張った感じになります。あと、とにかくねむだるい。今日もそんな感じです。一昨日もふわふわロールなるものを食べたので、また来週もアレルギーでそう・・・。


さて、少し前に読み終えたもう1冊の本。

「怠惰であれ!」「早く失敗せよ」――米マイクロソフトの現役ソフトウェアエンジニアの著者が、超巨大クラウドの開発の最前線で学んだ思考法とは?“三流プログラマ”でもできた〈生産性爆上がり〉の技術!

・試行錯誤は「悪」。“基礎の理解”に時間をかける

・より少ない時間で価値を最大化する考え方とは?

・「準備」と「持ち帰り」をやめて、その場で解決する

・マルチタスクは生産性が最低なのでやらない

・“脳の負荷を減らす”コミュニケーションの極意

・コントリビュート文化で「感謝」の好循環を生む……etc.

仕事と人生を「自分の手でコントロールする」最高のスキルがここに! 

文藝春秋社HPより)


「マルチタスクは生産性が最低なのでやらない」という謳い文句に惹かれて読みました。


よくある自己啓発や仕事術の本のように行間が広くて中身がスカスカな本かと思いきや、行間は結構びっしり、中身も詰まっていて読み応えがありました。


エンジニアの仕事に特化した内容も多かったように思いますが、マイクロソフト社のエンジニアの仕事術やマインドなども紹介されていて、普通の読み物として面白かったです。


マルチタスクの部分はちょこっとしか書かれていませんでしたが(笑)、まぁ、生産性が悪いからやめたほうがいいということでした(コピーそのまま笑)。あとは脳に余裕をもたせるための整理術・記憶術や、同僚とのコミュニケーション術なども、普通のビジネス書に書かれているような簡単な説明よりも具体的で、ちょっと読むのが大変でしたがためになりました。


やっぱりアメリカ・欧米的な働き方だったり人生(生活)観がベースにあるので、個人的にはあまり好みではない部分もありました。そのまま取り入れるのではなく、仕事や生活をよりよくしていくアイデアとしていろいろ工夫すると良さそう。


第5章の「生産性を高めるチームビルディング」は今の私にはあまり関係ないので流し読み。こういうとき、本に最初からマーカーが入っていると要点だけ拾えて読みやすいと思いました。普段はあまり好みませんが。


第6章の「仕事と人生を高める生活習慣術」は、自律神経失調症の人にもおすすめの内容でした。簡単に言えば、規則正しい生活をしろ、ということだと思います。個人的には、この章が一番ためになりました。内容自体はそうすることが良いというのは分かっていたことばかりだけれど、改めて、この心がけは特に自律神経失調症の人には重要だなと思いました。自律神経失調症や自律神経の乱れに悩んでいる人は、ここに書かれていることを参考にすると格段に体調や精神状態が向上すると思います。


あと、著者の方もギターをやっているそうで、ギターの練習法を仕事に応用する点などもちょこちょこと書かれていて(基礎練のこととか)、わかるわかると共感しました。


読み終えたらすぐにメルカリで売りに出そうと思っていたのですが💦、意外と後で読み直そうと思ったところが多くて付箋をたくさん貼ってしまったのでキープしておこうと思います。



私の拙い感想文ではこの本の中身があまり伝わらなそうなので、読書メーターの感想を読むといいかもです!


2023年12月7日

【読了】硝子戸の中

明日の予定がキャンセルになったので、明日夕方締め切りの仕事を今日中に終わらせなくてもよくなり、今日も少しのんびり仕事をしています。


しかし、今日1日なんだか意識散漫で何をする気にもなれず、のんびりしすぎてしまいました。明日新たな仕事が来るので今夜少しがんばらねば。


韓国語が多少できるということで、校正の会社から韓国(語)関連の校正も結構依頼されますが、ここのところ連続で韓国語関連のお仕事が続いています。


翻訳以外でも、こんなところで韓国語が役に立つとは思ってもいませんでした。依頼されるときに、「あやぼうさんが韓国語がおできになると聞いたので・・・」と言われると「はぁ、まぁ・・・」とちょっと恥ずかしくなります。


韓国語、もう少し頑張りたいんだけどなぁ。ここ数年、なかなか語学まで手が回らなくて勉強もしていませんが、フランス語ももう少しできるようになりたいし、ポルトガル語ももう少し聞き取れるようになりたいし、今はかじりかけたロシア語をもう少しやりたいと思っています。


来年は語学をする余裕がもう少しできるといいな。


ちなみに英語校正(主に日英翻訳の校正)も時々ありますが、やはり普通の校正より単価がやや高いのでもっと多くなってほしいなと思います。


さて、今日ギターのレッスンの行き帰りで、ちょっと前から読んでいた夏目漱石の随筆集を読み終えました。


写真撮影、講演、原稿持込、吾輩ハ不機嫌デアル!? 晩年の日常が綴られた随筆39編。 
硝子戸の中から外を見渡しても、霜除けをした芭蕉だの、直立した電信柱だののほか、これといって数えたてるほどのものはほとんど視野に入ってこない――。宿痾の胃潰瘍に悩みつつ次々と名作を世に送りだしていた漱石が、終日書斎の硝子戸の中に坐し、頭の動くまま気分の変るまま、静かに人生と社会を語った随想集。著者の哲学と人格が深く織りこまれている。

こちらは亡くなる約2年前、病気がちになり人生について深く考えながら硝子戸の中で過ごす日々に書かれ、朝日新聞に連載されたごく短い随筆をまとめたものです。

前半は漱石のもとを訪れる人々や出会った人々とのエピソードなどが多く、後半は幼い頃の家族や友人、周りの人々との思い出が主に語られています。

たわいもない出来事や思い出話、昔を回想する話が主で、本当に日記のような感じなのですが、漱石の手にかかるとこんなにも含蓄の感じられる、とても味わい深い文章になるのか・・・と驚きです。

そしてなぜかわからないけれどほゎっと心が温かくなる随筆ばかりでした。

夏目漱石の表向きの性格を表すようなとても淡々とクールに綴られている文章ですが、内に秘めた繊細で傷付きやすい性格、そして心の優しさが端々に感じられます。


特に第33回の随筆は『草枕』の冒頭の名言に通じる内容で、生きづらさにもがく漱石の苦悶が感じられました。

以下JLogosのサイトより
【名言名句】
智に働けば角が立つ情に棹させば流される意地を通せば窮屈だとかくに、人の世は住みにくい
【解説】
『草枕』冒頭に出てくる名句。人づきあいの難しさを説いたもの。世間の人とつきあうときには、頭のいいところが見えすぎると嫌われる。あまりにも情が深いとそれに流されてしまう。また自分の意見を強く押し出すと、衝突することも多く世間を狭くする。人づきあいというのは、智と情と意地のバランスを上手にとらなければならず、なかなか困難なことだ、というのである。


 もし世の中に全知全能の神があるならば、私はその神の前に跪ずいて、私に毫髪(ごうはつ)の疑いを挟(さしはさ)む余地もないほど明らかな直覚を与えて、私をこの苦悶から解脱せしめん事を祈る。でなければ、この不明な私の前に出て来るすべての人を、玲瓏透徹(れいろうとうてつ=玉のように透き通って美しいこと)な正直ものに変化して、私とその人との魂がぴたりと合うような幸福を授けたまわん事を祈る。今の私は馬鹿で人に騙されるか、あるいは疑い深くて人を容(い)れる事ができないか、この両方だけしかないような気がする。不安で、不透明で、不愉快に充ちている。もしそれが生涯つづくとするならば、人間とはどんなに不幸なものだろう。(『硝子戸の中』三十三より)


この一節は特に人間関係に関して苦悶する様子が描かれた部分ですが、この本から感じ取れる漱石の観察眼は繊細な感性から生み出されるものであり、人間関係に限らず、人生全般における生きづらさは避けて通れないものだったんだろうなぁと思いました。

 

青空文庫で無料で読めますが、やはり文庫本で注釈つきは読みやすくて助かります。ほかの漱石の小説は祖父の文学全集で読んでいるのですが、分厚くて読みにくいのでなかなか進みません💦💦。文庫本を買おうか迷ってます。


2023年12月6日

今週はのんびり

週末は久々にのんびり過ごし、大掃除がてら窓掃除や床掃除もしました。


今週も締め切り続きではありますが、なんだか心に余裕があっていい感じです😊。


来週から出勤の予定だったので今週は少しのんびりめに過ごそうと思っていたのですが、別件で書籍の仕事を依頼されたので来週は行かなくてもよさそうな感じになりました(嬉)。


月曜日も同じ会社の別の方から、出勤作業できないかと聞かれましたがお断りしました。請けていたらたぶんまた大変だったと思うので、断ってよかった。


そうそう。プリンタも無事届いてセッティングも終わりました。前に使っていたものより軽くてコンパクト!でも印刷の綺麗さや速さはあまり変わらないし、前のよりもちょっと音がうるさい気がします。


前のプリンタは結局筋が出るのは直りませんでしたが、まだ普通に使えるので壊れるまでは使うことにしました。



仕事でガシガシ使う必要があるので、こちらのほうがインクが格段に安くて(純正ではないインクですが)助かるし、でも古いほうだけだとどうしても筋が目立つような画像を印刷しなければいけないときなどに困るので、使い分けしようと思います。


置き場には困りますが💦


私が買ったのはキヤノンの「PIXUS TS8530」モデルで2万ちょっとしましたが、年賀状や何かの文書を印刷する程度なら下位モデルの1万円代のものでも十分よさそうでした。


2023年12月5日

【令和5年・読書記録】11月に読んだ本(9冊)

11月はKindle unlimitedで加藤諦三さんの本を 一気読みしたので数はかせげましたが、読み慣れている本なので「読書」としては物足りない感じでした。と言いつつ、また数冊加藤諦三さんの本をunlimitedに追加してしまいました。


昔はいろいろと悩みを抱えていて加藤諦三さんの本をたくさん読んで救われましたが、今は自分に悩みがあって加藤諦三さんの本を読んでいるというより、社会学に興味があるからかもしれません。


社会学って私もどんな学問かWikipediaを読んでもイマイチ分からないのですが、社会調査の項に書いてあることが自分の興味があることなんだなと思いました。


現実の社会からデータを取る手法として、さまざまな方法が考えられている。主として社会調査が用いられるが、これは社会で起きている事象についての調査全般(アンケートやインタビューなど)を指す。社会調査から得られたデータから考察や自身の仮説の検証を行う


私は社会で起きている事柄を見て、いろいろ考察したり自分なりの仮説を立てるのが好きな気がします。人がなぜそう思うのか、そう行動するのか、またそれが社会で起きている事柄とどう関係するのかなどを考えるのが好きみたいです。


歴史が好きなのも、昔の人がどんな時代(社会)を生きてどんなものの考え方、生き方をしてきたのかを考えるのが好きです。


あっ、もうこんな時間。夕方締め切りの仕事があるので終わります(突然💦)。




2023年12月4日

【令和5年・鑑賞記録】 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 アンドリス・ネルソンス(指揮)・チョ・ソンジン(ピアノ)

11月のことですが、半年前から楽しみにしていたチョ・ソンジンのコンサートに行ってきました。



メンデルスゾーン
序曲「美しいメルジーネの物語」op.32

シューマン
ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
(ソリスト:チョ・ソンジン)

メンデルスゾーン
交響曲第3番 イ短調 op.56 「スコットランド」




前回のオケも素晴らしかったのですが、チョ・ソンジンの実力についていけていない感をやや感じました。もっとレベルの高いオケとの演奏を聴きたいと思っていたところに、当日もらったチラシの中にこの公演案内が入っていたので帰宅後即予約。


ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団は歴史のある楽団で、数種の音楽誌のオーケストラランキングでも常時20位以内には入っているようです。


ちなみに、私が昔住んでいたボストンのボストンフィルはそれよりもっと上のほうにランクインされているようですが、当時、演奏(小澤征爾さんの指揮)を聴いたときはそんなにすごい!と衝撃を受けた記憶がありません。


考えてみれば、ヨーロッパのオーケストラを生で聴くことが今までそんなになかったように思いますが、音の重みが日本やアメリカ、先日聴いたイギリスのオーケストラは全然違うように感じました。


個人的にはホルンと弦楽器の音色の美しさが衝撃的でした。


ホルンは管楽器の中では難しい楽器なんです(個人的な感想かも知れませんが)。上手なオーケストラでもホルンとあとクラリネットがフィィィーっと変な音が聞こえることがよくありますが、今回の演奏ではただただ美しい音色でした。


バイオリンをはじめとする弦楽器のピアニッシモ(ピアニッシッシモかもしれない)が幻想的な響きで、今までサントリーホールの音の響き方があまり好きではなかったのですが、初めて良さを感じました。


それより何より!チョ・ソンジンのシューマン!素晴らしかったです!


ゲヴァントハウスとも指揮者のアンドリス・ネルソンスとも何度も共演しているようなので、前回よりも息も合っていたように思います。やっぱりピアノの音が透き通っていて素晴らしい。それでいて若い頃より成熟してきた感もあり、40代(今29歳)くらいになったときにどんな音を奏でるのか、今から楽しみです。


ちなみに、日本でだけなのかほかの国でもそうなのかわかりませんが、すごく演奏後もクール。鳴り止まない拍手に対しても、「Thank you!! Thank you!!」というよりは、片手で(あくまでイメージ)「Thank you」と言って去っていくような、そんな貴公子のような感じです。個人的には貴公子というより職人っぽいイメージですが。しかも技巧というより音色職人という感じがします。


何はともあれ、良い時間を過ごせて幸せでした。


そして、また当日もらったチラシを見て、来年のチョ・ソンジンの名古屋でのソロリサイタルを予約してしまいました😂。早く予約できたから安い席が空いていたので名古屋まで行ってきます。


そして、もっとレベルの高いオーケストラを聴きたいという欲求が抑えきれず(笑)、3月にウィーンフィルの公演があるようなのでそちらも予約してしまいました(お金がかかる・・・)。


先日天皇陛下がご鑑賞されたというニュースで知りましたが、ベルリンフィルも来日していたんですね。


ベルリンフィルはトップ1か2あたり、バイエルン放送交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が次に続く感じのようです。


チョ・ソンジンのリサイタルやウィーンフィルの公演のほかにも狙っているコンサートがあるので、来年もいろいろと見に行きたいと思います。


ちなみに、今回パンフレットが千円だったのでちょっと買おうか迷いましたが、せっかくなので手に入れました。読んでいると、こういうの、誰が校正しているのかなぁって、そればかり気になりました😅(別に誤字脱字はなかったですが、中身がなかなか充実していたし調べも大変そうだなぁと思って)。





2023年11月30日

ひとまず書籍の仕事が終わってのんびり

今日ギターの帰りに書籍の校正を納品してきて、久々にのんびりした夜を過ごしています。心に余裕があるって素晴らしい!


さっきまた新しい仕事が来ましたが、ギターのレッスン中はようやく全部の締め切りが終わった状態だったので、久々にのびのびレッスンできたように思います。

ギターも、仕事が忙しくて全然練習できなかったことを反省し、休憩中に練習をしたり、夜まで仕事を頑張りすぎないようにして、仕事を早めに切り上げてギターを練習するよう心がけました👍

そして、勉強のため毎日1つ手持ちのCDを聞こうと思って、今はジョアン・ジルベルトの弾き語りのCDを休憩時間などに聞いています。



昔買った小野リサさんのCDで聞いて以来↓のEclipseという曲がとても好き。



やっぱりCDで聞くほうが断然いい音だな~。


さて、さっき同時に3案件も来てしまったので(締め切り日は違う)また仕事をしなければいけませんが、納期に少し余裕があるのでぼちぼち本を読み進めたいです😊

今読んでいるのはこの3冊。




エンジニアの本は、先日仕事でこの本の広告を見て、「マルチタスクをやめる」ってとこに、お!と思って読みたくなって買いました。


明日は今日来た3案件がどんな内容か様子を見るために少し仕事して、あとはのんびり本を読みたいです。

2023年11月28日

あと少し~&朝読書&休憩中にギター

今やっている書籍の大体の校正が終わりました。内容でいまいち「ん?」と思うところを後でゆっくり考えようと後回しにしていたので、それを明日明後日やるにしても、木曜夕方持ち込みまたは発送か、最悪金曜日の朝持ち込めばいいのでまだ少し余裕があってちょっとほっとしています。

やっぱり昨日の仕事は請けなくて正解でした。プリンタさまさまだったのかもしれません(笑)。


プリンタは、自己責任でプリントヘッドを洗ったら直りました。インクで目詰まりしていたようです。

それでも印刷したものにうっすら白い筋が出るので、もう少し徹底的に洗って筋が消えないようであれば、今ある手持ちのインクが全部なくなったら新しいものを買うか検討したいと思います。今より少し安い型にするか同等の型にするか悩んでいますが、大まかにはどれにするか決めました。


翻訳の仕事をしていたときはそれほどプリンタを使わなかったけれど、パソコンが壊れたら終わりなので予備のパソコンを持っていました(今も持っている)。校正の仕事はそれに加えてプリンタが必須なので(データ上でやる場合もありますが、やっぱり紙の作業がメイン)、プリンタが壊れたら焦るなーと今回改めて思いました。一応機密情報なのでコンビニなどでプリントアウトするとかできないし。



話は変わり、数日前から朝30分~1時間ほど、仕事を始める前に読書をするようにしていますが、これがなかなかよい感じです。夜だとなかなか時間が取れないし、朝は仕事もいまいち捗らないのでちょうどよいです。


ギターは仕事の休憩中にやるようにしています。こちらも仕事が終わって夜やろうとすると、もう気力が残っていなくてやらない日が続くし、やっぱりギターを練習しない日が続くと生活も気持ちもすさんでくる気がします。やっぱり仕事とは違う脳を使っているのかな??


というわけで、読了記録もしばらくするとアップできそうです😊


来月は少し仕事をゆるめにして、来年のことについていろいろ考えたいと思います(今年はいろいろと反省点の多い1年だったので😂)。

2023年11月27日

プリンタが壊れた・・・・・・

先ほど、仕事の依頼がありOKとの返事をする前に先にもろもろ印刷しておこうと思ってプリンタの電源を入れたら、、、エラーが出て壊れました。


原因も自分で修理する方法も分かっているのですが、面倒だしもう古い型だから新しいのを買ったほうがいいのかも・・・。


結局、仕事は断りました。今週は別件で締め切りがあるからプリンタを購入したり設定したりが億劫です。


商売道具だから困る~。パソコンは予備があるけどプリンタはさすがに予備なんて持てないし。


先週からいろいろと踏んだり蹴ったりな出来事が続いています(踏んだり蹴ったりすぎて、つい太字の赤字にしてしまいました笑)。はぁぁ、もうやだな~。でも1つ1つ目の前のことをやっていくしかないですね😑😑😑


別件があるのでスケジュール的には厳しいけれどまぁできるかなと思って請けようとしていたのですが、つまりは休め、無理するなということですね、きっと・・・。


少なくともプリンタを買って設定するまでは、ここの会社の仕事はお休みできるということかな(自宅で原稿を印刷する必要がある仕事なので)。


最近不規則な生活を送っているので、今日は朝からちゃんと1日の大まかな予定を立てて、19時には仕事を終わらせてお風呂にゆっくり入ってのんびりしようと思っていたのに、思わぬトラブルで時間を無駄にしてしまいました😭。


でもまぁ、今日は朝読書もできたしギターも休憩中に練習したので、今からお風呂に入ってゆっくりします。プリンタは選ぶのめんどいから一番人気のでいいや(笑)。早く届きますように・・・・・・。


ではまた!👋


追記:今Amazon見たら、納品が1~2ヵ月後とかになっとる!楽天ではすぐ購入できそうでしたが、ひとまずプリンタヘッドを洗えばなんとかなるかもしれないので(以前経験済み)洗って乾かしてみます。直りますよーに!

2023年11月26日

先週(今週?)の諸々

いつも日曜日から見て前の月~日を今週と呼ぶのか、月~土を先週と呼ぶのか分かりません。。。でも決まったルールなどもなさそうです。

⏩⏩【日本語メモ】週の始まりは日曜日?月曜日?


まだまだ仕事続きの日々ですが、昨日から作業をスタートした自己啓発本(念のため小さい文字で書きます)の校正が、思ったよりも読みやすく捗って、少しほっとして心に余裕ができてきました(昨日一昨日なんとか納品できたエクササイズ本は大変だった)。


金曜日は太田記念美術館に応為の絵を見に行こうと思っていたのですが、結構疲れていて、行けなくはないけどここで無理していいものか……と悩み、結局今回は諦めて次回公開されるのをまた楽しみに待つことにしました。


展示自体は今日まででしたが、美術館のXによると、23日の休日も昨日今日もすごい人出だったようです。まぁ、そもそも週末に行くつもりは全くなかったのですが。


そして!!


火曜日のチョ・ソンジン&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサート、素晴らしかったです!!指揮者(アンドリス・ネルソン)の方ともオケとも何度か共演しているようなので、息も合っていたように思います。


もちろんチョ・ソンジンの演奏も素晴らしくて神がかっていましたが、オケも素晴らしかった。個人的には、ホルンの音の美しさが衝撃的でした。


諸々はまた後々観賞記録を書きますが、欲が出て、もっとレベルの高いオケの演奏が聴きたいと思ったら、オケランキング上位の「ウィーンフィル」のコンサートのチラシが入っていたので帰宅後即効予約!


さらに、来年の6月にまたチョ・ソンジンが、今度はリサイタルで名古屋に来るようなのでそちらも予約。予約開始日に予約したので安い席が取れました(名古屋に行く新幹線代もいるので安い席は助かる)。東京にも来ないのかな。


先日、また読みたい本を仕事の合間に買ってしまったので、そろそろまた積ん読本が増えてきました。今週(27日~)木曜日の締め切りが終わったら、その次の週末はゆっくり休みたいです。また12月半ばに出勤仕事があるし。あとは年末年始に読書三昧するかな。


ほかにも大小ちょっとしたことがいろいろとあった1週間でしたが、明日から1週間弱で11月ももう終わり。いよいよ年末です。


8月後半以降は仕事しかしていない気がします……。仕事のことについていろいろと考えなければいけないな(スケジュールとか)。


仕事以外のことで来年の目標をいくつか思いついたので、ぼちぼち来年のことでも考えていこうと思います。




2023年11月21日

副鼻腔炎時の漢方&その他諸々

副鼻腔炎、だいぶ良くなってきたのですが、まだ左側の鼻の奥に膿が溜まっているようで、鼻の横を押すと痛かったり、痰も絡みます。この間の土曜日も病院に行ってお薬をもらって飲んだり鼻の吸入もやったのですが、最後の最後がしつこいですね。

漢方の「荊芥連翹湯」が膿を排出する作用があるので蓄膿症に効くと書いてあり、手持ちのものを飲んでいるのですが、なかなか良くなった実感がありません。

そこで「痰、漢方」と調べてみたら「麦門冬湯」が良いと出ていたので、これまた手持ちのものを飲んでみました。

すると、左鼻の奥のほうにへばりついているような感覚のあった痰が下に流れていってかなりスッキリしました!荊芥連翹湯より効くかも。しばらく麦門冬湯を飲んでみようと思います。

慢性化せずにすっきりすっかり治ってほしいです。



さて、ようやく今回の出勤の仕事が終わりました。金曜、月曜と夜の11時過ぎまで仕事でした😥。

まだまだ次の仕事が待ち構えているので、今日も家で仕事ですが、やっぱり在宅がよいです😌。

10月にいつもとは違う案件で臨時出勤をひと月近くしてしまいましたが、やっぱり体が辛いので、今後はいつもの仕事以外の臨時の出勤はお断りしようと思います。自己管理大事!


今朝は2件納品して、これからエクササイズ本の校正作業です。そして、今晩は待ちに待ったチョソンジンのコンサート!!!楽しみ!


もう少し書きたいことはあるのですが、ひとまず仕事に戻ります。


2023年11月18日

売り切れちゃった

ファーム富田のカレンダー、他に買うものがないと悩んでいる間に売り切れてしまいました😭


仕方ないのでほかに似たような北海道のカレンダーを探しましたが、大きさ、書くところの広さ、写真の色合いなどでいいと思えるものがないので、送料かかっても買うべきでした。送料込みでも、Amazonや楽天で買えるカレンダーより値段が安かったんです。

来年は早めに購入したいと思います。

来年は北海道は諦めて、ファーム富田のカレンダーと同様の大きさで書く所も十分にある、このカレンダーをCreemaで購入しました。


写真が綺麗だしカレンダー部分も見やすそう。届くのが楽しみです。

2023年11月15日

PHPオンライン の加藤諦三さんのコラム

今日からまた数日出勤~。今朝1つ仕事を納品して出かける時間になるまでぼーっとしています。


先日、加藤諦三先生の著書をたくさん読了しましたが、久々にはまってしまい、公式HPのコラムを読みふけっていました。


1つ、私が今自分の性格で悩んでいるというか気になっている部分があって、そのワード+「加藤諦三」と検索したら、PHPオンラインのコラムが出てきました。


先生の著書を読む前に公式HPを読むのをおすすめしたいのですが、このPHPも情報量がすごいし、先生の著書のテーマが簡潔にまとめられていてとてもおすすめです。


公式HP

PHPオンライのコラム


出勤前なのに読みふけっちゃってます。

2023年11月14日

久々に英日翻訳の求人に応募してみました

明日からまた出勤なのに今やっている別件の仕事になかなか集中できなくて捗らず、こんな時間までかかってしまいました(22時…)💦


先日、まずはチェッカーから始めるので分野未経験でもOKという英日翻訳の求人がありました。


しかもその分野というのが理系の技術関連なのですが、フリーランスになってすぐに数年にわたり断続的に翻訳や文字起こしで携わっていた時に興味を持ち、また翻訳で携わりたいとずっと思っていた分野でした。


でもなかなかピンポイントで求人が出ない分野なのでおぉっ!という感じ。しかも未経験でもやらせてもらえるというのも私にとってはありがたい。


それで思い切って応募してみたところ書類審査は通過でき、トライアル文が送られてきました。


あんまり自信はないけれど、トライアルに合格できるといいなぁ…。

2023年11月13日

【読了】人生の純度が上がる手帳術 (おまけのおすすめ:やりたいことを全部やる人生)

出勤の仕事のゲラが上がってこないようなので明日もお休みになりましたが、ちょうどよいタイミングで別のところから仕事が来たので明日は1日それにかかりきりになりそうです。

その前にもう1冊読了したのでご紹介。

Kindle Unlimitedでおすすめに上がってきたので読んでみました。


出版社サイトに本の内容が詳細に説明されていたので引用は割愛しますが、「To do」の人生ではなく「To be」の人生を目指し、感性を磨きながら人生の純度を高めていくためには、という内容です。

この本では、「To do(~するべき)」思考ではなく「To be(こうありたい・なりたい)」思考を取り入れ、自分の持っている本来の感覚を大切にしながら生きている「ありたい自分」が「なりたい未来の自分」を描けるようになる、手帳を使ったワークなどが紹介されています。

ただ、ちょっとワークが多かったり説明が多くて途中からは飛ばし読みしてしまいました💦。


ずっと昔別の本で同様のことが書いてあり、そちらでは「doing」ではなく「being」で生きる、ということが強調されていました。




doingとbeingはコーチングの考え方のようで、検索すると説明がたくさん出てきます。細かいテーマは違うもののこの2冊の本の趣旨は同じかなと思います。個人的には「やりたいことを全部やる人生」のほうが簡潔で分かりやすいように思いました。

この著者の方の手帳のPDFが購入できたので、だいぶ前ですが購入して以来、毎月目標を書くページを毎年印刷して冊子みたいにして今も活用しています(今の手帳はだいぶバージョンアップしているようです)。

忙しくて11月分を書くのを忘れてました


話は今回読了したほうの本に戻り、、、

この本には「これですぐに変われる!」というキャッチーなことは全く書いてないし「やりたいことだけやりましょう」みたいな極端なことも書いてありません。本来の感性を取り戻し、幸福度を上げていきながらゆっくり少しずつ変化していく方法が書かれていて、現実的かつ良心的だなと思いました。


私は質問系のワークものは苦手なのでワークの部分はすっ飛ばしてしまいましたが、感性を高める重要性は分かっているのだけれど最近ちょっと忘れがちな部分だったので、そこについては思い出させてもらえて良かったです。

さて、明日頑張らねばいけないので↑の11月分をお布団の中で書きつつゆっくり寝ようと思います。

では👍




【読了】「大人になりきれない人」の心理  他6冊

金曜日に続き今日も出勤の仕事の中休みで、今朝1つ仕事を納品して午後からのんびり過ごしています。今日は太田記念美術館も休館日なので葛飾応為「吉原格子先之図」もお預けです。


昨日、アニメ『進撃の巨人』のファイナルシーズンの後半(完結編)を一気見してしまい、今日も何か動画が見たくて複数の動画サイトでサスペンスを探すもほとんど見たものばかり。友人たちが激推ししていた『ブラッシュアップライフ』も1話の途中まで見て挫折…


それでぱっと目に入った↓これ。


前々からいつも動画サイトでタイトルを目にしていて、主演の本宮泰風が昔からよくサスペンスに出ていて好きなので(お兄さんの原田龍二も好き)気になりつつも任侠ドラマだから特に興味ないかなと思っていたのですが、、、


「北海道編」!!


ということで、早速見てみたら、面白い!サスペンス要素がかなりあり、しかも皆さん微妙に演技が…(笑)。ちょっとギャグっぽいやり取りやツッコミどころがポツポツあったりなどなど、ドラマ自体も面白いのだけど、何より北海道の風景が素晴らしい✨。今のところ舞台は根室&小樽と、数年前に父と旅行した以外にも私も何度か訪れていてまぁまぁ知っている場所なので見ていて楽しいです。ちょこちょこ飛行機や船の映像も出てきたりして、旅を感じさせるのも👌


で、まだ全話配信されていなかったようで、5話がすごくいいところで終わってしまいました。ショック!次の配信予定も書いていないので分かりません。楽しみにしていたいと思います。


さて、AmazonのKindle Unlimitedが3ヵ月99円(だったかな?)のキャンペーンをやっていたので登録して、久々に加藤諦三の先生の著書をいろいろ読みました。


何度も書いていますが、留学時代にいろいろと挫折を経験した時に加藤諦三先生のHPを見つけ、当時は電子書籍がなかったもののHPに著書から抜き出したたくさんの文章が掲載されていたのでそれをとにかく書き写して励まされていました。


日本に帰ってからも、本を購入(ちなみにいつでも読めるKindleがおすすめ)して時々見返したり、先生のHPに載っている動画やYoutubeで「テレフォン人生相談」の動画を見たりしています。


今回もまだまだ未読の本があったので、ぱっと見て、あ、これまだ読んでいないなというものを選びました。


神経症の人はなぜ社会で生きづらいのかということが加藤諦三先生の全ての著書の大きなテーマだと思います。なので言ってしまえば、どの本も結構同じことが繰り返し繰り返し書かれています。


誰しもきっと生きづらいと思う経験を一度はしていると思います。「神経症」とあるけれど読んでみると本当に普通の人でもそういうとこあるよね、自分もあるよね、と思うことが満載です。


そしてああ、これが自分の悩みの原因かもしれないなと気づくことが多いです。解決策というのはほとんど書かれていないのですが、個人的には「気づく」ことでなぜか半分ぐらいは悩みが解決したり気持ちがふっきれたりするのです。


加藤諦三先生の言葉をたくさん浴びていると不思議と自分なりの解決策が思い浮かんだりまたは執着からふっと解き放たれる瞬間があります。


夏目漱石が「私の個人主義」で語った、他人任せではなく「自己本位」の考えができた時に悩みが解決したというのと似ているかもしれません。


以下読んだ本です。

五歳の子どもに、三十歳のビジネスマンのような生き方はできない。しかし「五歳児の大人」は、何の責任も負うことなくチヤホヤされていたいと願いながらも、「大人として」生きなければならないのだ。大人になりきれない人にとって、自信もなく、人を許せず、軽蔑を恐れながら過ごす日常は辛い。それに振り回されるまわりの人もまた、辛いはずだ。
 本書は、大人のフリに疲れた人の困った言動とその原因を分析し、今より心豊かに、人に優しく、満足感をもって生きるための方法を、自身も「五歳児の大人だった」という著者が説き明かす。彼らを上司や同僚、家族や友人に持ってしまった人たちにも役立つ心理学。
 「最近の日本の親は五歳児の大人が多い」「五歳児の大人を救う3つの条件」「幼稚さを認める勇気を持とう」など、現代社会の問題点や問題解決のための具体的アドバイスを満載した人生論。
 『「五歳児の大人」とそのまわりの人のための心理学』を改題。

なぜか鬱々と気が晴れない、他人が気になって仕方がない、そんなマイナス感情に苦しめられる人々を救う自立の哲学を、やさしく説く書。

それは、弱点でも恥でもない!
 社会的に立派でないと人として価値がないと思ってはいないだろうか? 社会的に立派な人が、必ずしも「生きる」ことにおいて立派な人ではない。社会的に立派でない人でも、「生きる」ことにおいて立派な人はいくらでもいる。他人の目や情報に振り回されていては、いつまでたっても幸せにはなれない。人は、自分を理解したとき、初めて「努力」と「幸せ」が結びつくのである。
 自分の間違った生き方を含めて、すべてを受け入れて、はじめて自分を信頼できるようになる。自分の弱さを認めることが、独自性のある強さを手に入れる第一歩なのだ。
 頑張っているのに報われない、努力しても何も変わらない……、そんな空しさを抱える人たちへ贈る心理学。


なぜ、心豊かに、人にやさしく、満足感をもって生きられないのだろうか? そんな「大人になれない大人」たちの心を成長させるヒント。

相手に迎合してしまう、自分に自信がない、嫌われるのが怖い――。
 誰でも人から好かれたいと思っているが、そのために自分を偽り、見栄を張ると生きるのがつらくなる。「相手に合わせること」=「人に好かれること」ではないのだ。
 本書では、「ふれあいとはつきあいに無理がないこと」「すべての人と親しくする必要はない」「抵抗なく何でも話せれば癒される」「『ありがとう』の気持ちを伝える」「『はじめの同感』が大切」「自分を大切にしない人は、他人も大切にできない」など、「好かれる人」になるために必要な素養を心理学者が優しくアドバイスする。
 “自分が好かれるためではなく、それが相手にとって気分がよいだろうという相手への思いやりから、それをするときに幸せになる”と著者も言うように、大事なのは好かれるためのテクニックではなく、ありのままの自分を認め、相手を受け止め大切にするコミュニケーション能力だ。人間関係に悩むすべての人に贈る人生論。

なぜ、安心感やくつろぎを得られないのか。それは貴方の受け身的依存心に原因がある。今までの人間関係を見直し、積極的な生き方を開くための心理法則を提示する。

・人の評価が常に気になる。
 ・どこかで今以上の何かを期待している。
 ・すぐに成果がでないと不安。
 ・無駄なことはしたくない。
 ――こんな感情に人は、「依存の心理」が垣間見える。どこか不安で自分に自信を持てないのは、「心の自立」ができていないのでは? 本書では、ありのままの自分という存在に自信が持てるようになることで、その自信が心の支えになるとアドバイス。自分自身を認め、本当の心の自立をすることで、逆境に折れない生き方を学ぶ。
 他人にどう思われるかではなく、自分がどう思うかを大切にすれば、不安はなくなる。『心の支え方』を改題。

2023年11月11日

【読了】私の個人主義

水曜日から出勤でしたが、ゲラの出が小康状態になったため金曜日と月曜日がお休みとなりました(わーぃ笑)。 


昨日はちょうど良いから太田記念美術館に例の絵を見に行こうと思っていたのですが、副鼻腔炎がまだ良くならなくて、薬がなくなって朝から顔と頭が重くて痛い感じだったので動けず。午後にようやく少しましになったので病院に行ってお薬をもらってきました。早く完治してほしいです。


さて、ずっと前からちょこちょこと読み進めていた本です。ようやく読み終えました。


文豪漱石は、座談や講演の名手としても定評があった。身近の事がらを糸口に、深い識見や主張を盛り込み、やがて独創的な思想の高みへと導く。その語り口は機知と諧謔に富み、聴者を決してあきさせない。漱石の根本思想たる近代個人主義の考え方を論じた「私の個人主義」、先見に富む優れた文明批評の「現代日本の開化」、他に「道楽と職業」「中味と形式」「文芸と道徳」など魅力あふれる5つの講演を収録。


長谷川博己が演じた夏目漱石の印象が強いためか、なんか夏目漱石が好きです(笑)。あぁ、思い出したら直に見たあの日を思い出す💕。いやでも、文学的にも夏目漱石の作品は好きだなと感じます。

この本は講演集で、本書の中で夏目漱石は教師として教えるのがすごく嫌いだったと言っていますが、どの講演も話術が巧みで、書くだけでなく喋るほうも才能があったのではないかなと思います。


内容はちょっと難しい部分もありますが、前の登壇者や紹介者をさりげなく褒め、時に自虐を織り交ぜながら、聴衆に薫陶を与えるような内容をクールにでもどこか情熱的に語る夏目漱石の姿が印象的でした。


内容は↓の動画で分かりやすくまとめられているのでよかったら見てみてください。


私が一番印象に残った講演は「現代日本の開花」です。


夏目漱石は明治維新の前年に生まれたそうで、文明開化の波に翻弄される時代に育ったのだと思いますが、開花開花と騒ぎ立てる潮流に違和感を持っていたようです。

 

西洋人が長きにわたって築き上げてきた文明を、それを取り入れて間もない日本人がなんの苦労もなくあたかも自然発生的に生み出されたかのように考えその中に身を置けば、時間を早送りしているのだから神経衰弱にかかり息も絶え絶えになるのは当たり前のことだろうと夏目漱石は考えていたようです。つまりこの時代、そういう時代のスピードについていけなくて精神を病む人が多かったということなのかもしれません。


そして明治の文明開花は、長い時間をかけて内発的に文化を発展・熟成させてきたものが、開国と同時に突然西洋文化に晒されて曲折しなければならないほどの強烈な影響を受けたのだから、内発的ではなく外発的なものであると言っています。 では外発的・内発的とはどういうことかと言うと…


一言にして云えば開化の推移はどうしても内発的でなければ嘘だと申上げたいのであります。ちょっとした話が私は今ここで演説をしている。するとそれを御聞きになるあなたがたの方から云えば初めの十分間くらいは私が何を主眼に云うかよく分らない、二十分目ぐらいになってようやく筋道がついて、三十分目くらいにはようやく油がのって少しはちょっと面白くなり、四十分目にはまたぼんやりし出し、五十分目には退屈を催し、一時間目には欠伸(あくび)が出る。とそう私の想像通り行くか行かないか分りませんが、もしそうだとするならば、私が無理にここで二時間も三時間もしゃべっては、あなた方の心理作用に反して我を張ると同じ事でけっして成功はできない。なぜかと云えばこの講演がその場合あなた方の自然に逆った外発的のものになるからであります。いくら咽喉(のど)を絞り声を嗄らして怒鳴ってみたってあなたがたはもう私の講演の要求の度を経過したのだからいけません。あなた方は講演よりも茶菓子が食いたくなったり酒が飲みたくなったり氷水が欲しくなったりする。その方が内発的なのだから自然の推移で無理のないところなのである。


という分かりやすいたとえで説明されていました。つまり、この文明開化には無理があると漱石は考えていたようです。


で、結局どうしたらいいの?というのは漱石にも名案はなく、

 

ただできるだけ神経衰弱に罹らない程度において、内発的に変化して行くが好かろうというような体裁の好いことを言うよりほかに仕方がない。


とのこと。ここで講演は終わります。結局この当時の漱石はまだ明確な解決法が提示できなかったようです。


これが明治44年の講演で、亡くなる2年前の大正3年に行われた表題の「私の個人主義」では、他人本位ではない生き方=自己本位=個人主義で生きることによって自分が救われたと言っています。自己本位で生きることがつまりは外発的な開花の波の中で力強く生きることの答えなのではないかなと思いました。


ちょっと長いけれど、漱石の強いメッセージが伝わるなあと思ったので以下引用です。


  私はこの世に生れた以上何かしなければならん、といって何をして好いか少しも見当がつかない。私はちょうど霧《きり》の中に閉じ込められた孤独《こどく》の人間のように立ち竦《すく》んでしまったのです。そうしてどこからか一筋の日光が射《さ》して来ないかしらんという希望よりも、こちらから探照灯を用いてたった一条《ひとすじ》で好いから先まで明らかに見たいという気がしました。ところが不幸にしてどちらの方角を眺めてもぼんやりしているのです。ぼうっとしているのです。あたかも嚢《ふくろ》の中に詰《つ》められて出る事のできない人のような気持がするのです。私は私の手にただ一本の錐《きり》さえあればどこか一カ所突き破って見せるのだがと、焦燥《あせ》り抜《ぬ》いたのですが、あいにくその錐は人から与えられる事もなく、また自分で発見する訳にも行かず、ただ腹の底ではこの先自分はどうなるだろうと思って、人知れず陰欝《いんうつ》な日を送ったのであります。

 私はこうした不安を抱《いだ》いて大学を卒業し、同じ不安を連れて松山から熊本へ引越《ひっこ》し、また同様の不安を胸の底に畳《たた》んでついに外国まで渡《わた》ったのであります。しかしいったん外国へ留学する以上は多少の責任を新たに自覚させられるにはきまっています。それで私はできるだけ骨を折って何かしようと努力しました。しかしどんな本を読んでも依然《いぜん》として自分は嚢の中から出る訳に参りません。この嚢を突き破る錐は倫敦《ロンドン》中探して歩いても見つかりそうになかったのです。私は下宿の一間の中で考えました。つまらないと思いました。いくら書物を読んでも腹の足《たし》にはならないのだと諦《あきら》めました。同時に何のために書物を読むのか自分でもその意味が解らなくなって来ました。

 この時私は始めて文学とはどんなものであるか、その概念《がいねん》を根本的に自力で作り上げるよりほかに、私を救う途はないのだと悟《さと》ったのです。今までは全く他人本位で、根のない萍《うきぐさ》のように、そこいらをでたらめに漂《ただ》よっていたから、駄目《だめ》であったという事にようやく気がついたのです。私のここに他人本位というのは、自分の酒を人に飲んでもらって、後からその品評を聴いて、それを理が非でもそうだとしてしまういわゆる人真似《ひとまね》を指すのです。一口にこう云ってしまえば、馬鹿らしく聞こえるから、誰もそんな人真似をする訳がないと不審《ふしん》がられるかも知れませんが、事実はけっしてそうではないのです。近頃|流行《はや》るベルグソンでもオイケンでもみんな向《むこ》うの人がとやかくいうので日本人もその尻馬《しりうま》に乗って騒《さわ》ぐのです。ましてその頃は西洋人のいう事だと云えば何でもかでも盲従《もうじゅう》して威張《いば》ったものです。だからむやみに片仮名を並べて人に吹聴《ふいちょう》して得意がった男が比々|皆《みな》是《これ》なりと云いたいくらいごろごろしていました。他《ひと》の悪口ではありません。こういう私が現にそれだったのです。たとえばある西洋人が甲《こう》という同じ西洋人の作物を評したのを読んだとすると、その評の当否はまるで考えずに、自分の腑《ふ》に落ちようが落ちまいが、むやみにその評を触《ふ》れ散らかすのです。つまり鵜呑《うのみ》と云ってもよし、また機械的の知識と云ってもよし、とうていわが所有とも血とも肉とも云われない、よそよそしいものを我物顔《わがものがお》にしゃべって歩くのです。しかるに時代が時代だから、またみんながそれを賞《ほ》めるのです。

 けれどもいくら人に賞められたって、元々人の借着をして威張っているのだから、内心は不安です。手もなく孔雀《くじゃく》の羽根を身に着けて威張っているようなものですから。それでもう少し浮華《ふか》を去って摯実《しじつ》につかなければ、自分の腹の中はいつまで経《た》ったって安心はできないという事に気がつき出したのです。

 たとえば西洋人がこれは立派な詩だとか、口調が大変好いとか云っても、それはその西洋人の見るところで、私の参考にならん事はないにしても、私にそう思えなければ、とうてい受売《うけうり》をすべきはずのものではないのです。私が独立した一個の日本人であって、けっして英国人の奴婢《どひ》でない以上はこれくらいの見識は国民の一員として具《そな》えていなければならない上に、世界に共通な正直という徳義を重んずる点から見ても、私は私の意見を曲げてはならないのです。

 しかし私は英文学を専攻する。その本場の批評家のいうところと私の考《かんがえ》と矛盾《むじゅん》してはどうも普通《ふつう》の場合気が引ける事になる。そこでこうした矛盾がはたしてどこから出るかという事を考えなければならなくなる。風俗、人情、習慣、溯《さかのぼ》っては国民の性格皆この矛盾の原因になっているに相違ない。それを、普通の学者は単に文学と科学とを混同して、甲の国民に気に入るものはきっと乙《おつ》の国民の賞讃を得るにきまっている、そうした必然性が含《ふく》まれていると誤認してかかる。そこが間違っていると云わなければならない。たといこの矛盾を融和《ゆうわ》する事が不可能にしても、それを説明する事はできるはずだ。そうして単にその説明だけでも日本の文壇《ぶんだん》には一道の光明を投げ与《あた》える事ができる。――こう私はその時始めて悟ったのでした。はなはだ遅《おそ》まきの話で慚愧《ざんき》の至《いたり》でありますけれども、事実だから偽《いつわ》らないところを申し上げるのです。

 私はそれから文芸に対する自己の立脚地《りっきゃくち》を堅《かた》めるため、堅めるというより新らしく建設するために、文芸とは全く縁《えん》のない書物を読み始めました。一口でいうと、自己本位という四字をようやく考えて、その自己本位を立証するために、科学的な研究やら哲学的《てつがくてき》の思索《しさく》に耽《ふけ》り出したのであります。今は時勢が違いますから、この辺の事は多少頭のある人にはよく解せられているはずですが、その頃は私が幼稚《ようち》な上に、世間がまだそれほど進んでいなかったので、私のやり方は実際やむをえなかったのです。

 私はこの自己本位という言葉を自分の手に握《にぎ》ってから大変強くなりました。彼《かれ》ら何者ぞやと気慨《きがい》が出ました。今まで茫然《ぼうぜん》と自失していた私に、ここに立って、この道からこう行かなければならないと指図《さしず》をしてくれたものは実にこの自我本位の四字なのであります。

 自白すれば私はその四字から新たに出立したのであります。そうして今のようにただ人の尻馬にばかり乗って空騒ぎをしているようでははなはだ心元ない事だから、そう西洋人ぶらないでも好いという動かすべからざる理由を立派に彼らの前に投げ出してみたら、自分もさぞ愉快だろう、人もさぞ喜ぶだろうと思って、著書その他の手段によって、それを成就するのを私の生涯《しょうがい》の事業としようと考えたのです。

 その時私の不安は全く消えました。私は軽快な心をもって陰欝《いんうつ》な倫敦を眺めたのです。比喩《ひゆ》で申すと、私は多年の間|懊悩《おうのう》した結果ようやく自分の鶴嘴《つるはし》をがちりと鉱脈に掘《ほ》り当てたような気がしたのです。なお繰《く》り返《かえ》していうと、今まで霧の中に閉じ込まれたものが、ある角度の方向で、明らかに自分の進んで行くべき道を教えられた事になるのです。


久々に読書記録を長々と書いてみました。ちょっと難しいけれど折を見て読み返したい1冊だなと思いました。


ここのところ副鼻腔炎の影響でゴロゴロしていないと辛いので、Kindleで久々に社会心理学者の加藤諦三先生の本もいくつか読みました。留学中に挫折を経験した時に加藤諦三先生の言葉に本当に助けられました。あの時ほど悩みもなく幸せに生きている今でも、どの本を何度読んでもやっぱり未だに励まされます。週末~月曜は仕事も少なめなのでこちらの読了記録も書くぞ~😆

2023年11月7日

【令和5年・読書記録】10月に読んだ本(3冊)

10月も読書という読書ができませんでしたが、読んだのはこの2冊。


【読了】ミドリ薬品漢方堂のまいにち漢方 体と心をいたわる365のコツ


ミドリ薬品漢方堂のまいにち漢方 体と心をいたわる365のコツ

Twitterで大人気!1948年創業の「ミドリ薬品 漢方堂」三代目、櫻井先生の健康になる暮らしのヒントが1冊に!中医学の理論に基づく食事のとり方やかんたん薬膳、気になる症状の対処法、季節に合わせた養生、心をいたわるコツなどを、1日1テーマ、やさしい文章とシンプルなイラストで紹介します。


【読了】自然やせ力 運動オタクが運動やめたらー10kg! やせ細胞を120%呼び覚ます養生



ちなみに、自然やせ力を読んで、朝は具なしお味噌汁(+喉のために大根おろし追加)を毎日飲んだり、極力胃腸を冷やさないように温かい飲み物を飲んだりしていたところ、なんと目の下のクマが薄くなりました!風邪を引いてまた出てきちゃったんだけど…。

加齢による目のたるみで起きるクマとは別に、血行が悪くて何をしても青黒いクマが改善しなかったのでよほど内臓が冷えているんだなと実感しました。

私は胃腸が弱い(消化力が弱い)ので食べ過ぎも内臓が冷える原因になるようです。朝はあまり食べないでいたほうが調子が良く、今までお夕飯を少なめにしていたのですが、夜にしっかり食べて寝ている間に消化させるほうが体調がいいことが分かりました。

また風邪をしっかり治して体調管理に励みたいと思います。

<追記>10月は2冊しか読んでいないと思ったらもう1冊ありました。



ひとまず、10月はこの3冊のみしか読めませんでした。11月はもう少し読むぞ~。

(年末年始からの合計60冊)

【自律神経失調症生活】生活&体調を立て直さねば

来週から出勤の予定だったのが、昨日、「ゲラが早く出てきたので明日から出てくれませんか」と連絡がきました。

むむむ…今週はゆっくり静養しようと思っていたので、思わぬ展開。今日は野暮用があったので断り、明日から出ることにしました。

元気な時は多少予定が早くなっても「がんばるか~」ぐらいにしか思いませんが、病んでいるときはほんと性格悪くなります(笑)。連絡来た時「はぁ?💢」って思いましたもん。やっぱりきちんと体調管理しないと精神的に破滅しそうです(笑)。

そして、副鼻腔炎が酷くなってさすがに顔が痛くてぼーっとするので今朝病院に行ってきました。Googleではあまり評判が良くなかったのですが、耳鼻科なんてそうそう行かないし家から歩いてすぐの上に待たなくていいと書いてあった通り誰もいなくてすぐ診てもらえたので助かりました。まぁ対応も設備も昭和の病院という感じでしたが、私はお薬がもらえればそのくらいで全然十分だと思います。

本当に副鼻腔炎になってからぼーっとしてすぐ疲れてしまい横になっていないと辛い日々だったので、お薬もらえて良かった。妹が薬飲んだらすぐ治るよと言っていて早く行けば良かったんですけど、出かけるのがしんどかったのです。


今回の忙しい日々と風邪引きの日々でまた自律神経の調子が崩れてしまい、体がイマイチ重いです。読書とギターの練習をしたいのですが、体が動かなくてぼーっとしてなかなかシャキッとしません。


明日から出勤しながらまた規則正しい生活に戻して、生活&体調を立て直そう~。


↓追加で購入した本が届きました。あとこれに、久々に宇江佐真理さんの時代小説を1冊。実用書系を多く買ってしまったので小説をもう少し買いたいな~。今ちょっと狙っているのは山田風太郎の小説。ほかにも面白そうな小説をじっくり探したい。



2023年11月4日

今月は無理しません

2週間前に風邪を引いてから、副鼻腔炎になったり軽い帯状ほう疹になったりと、体調不良が続きましたが、ようやく回復してきました。

10月は出勤しながら休む暇なく夜も週末も仕事をして疲れ果ててしまったので、反省しました。

風邪を引いて以降も仕事はあったので体調が悪い中で仕事をするのは本当に辛かったです。もう絶対無理はしないと心に誓いました。

その間も新たに数件仕事が入りましたが、納期が厳しい2件はお断りしました。

毎日21時過ぎには寝るようにして(しんどい日はもう17時くらいから寝ていたのになかなか治らなかった)、良くなるまで3週間くらいかかってしまった・・・。

昨日はギター教室のイベントもあったので、日中仕事はせず少しのんびりしました(結局夜はちょっとやったけど)。久々にのんびりしたのですが、やっぱり心に余裕があるって素晴らしいなと改めて思いました。

明日発送予定の書籍の仕事もほぼ終わりました。良かった!来週は少しのんびりしようと思います。

しばらく本もほとんど読めなかったしギターも練習できなかったので、来週は趣味に時間を使う時間をもっと増やそうと思います。


昨日、ギター教室のイベントに参加して、ギターの練習をちゃんとしないとストレスが溜まるなと思いました。昨日皆でボサノバを歌いながら、音楽やってないからこの1ヵ月間あんなに心が疲れてすさんだんだーと思いました。忙しくてもちゃんと練習すべきだった。


さて、本を新たにいくつか購入しました。写真以外にもここ数日中に数冊届く予定。



2023年10月23日

和暦日々是好日2024年版予約販売中!

昨年から愛用している「和暦日々是好日」の2024年版が予約開始になりました!


来年のカレンダーや手帳などが続々と出てくる中で、こちらの発売がいつになるのかなかなか案内がなく待ちわびていましたが、ようやく予約開始になったようです!嬉しい!


来年版もまた挿絵が素敵すぎ!しかも来年版は北斎手帳だとか!





画像はHPからお借りしました。

もう本当に、この手帳を使うとなんだか心が豊かになる感じでとてもとても気に入っています。はぁぁ楽しみ💕💕


北斎と言えば、来週からいよいよ太田記念美術館で↓の絵の展示も始まるし、来月はチョ・ソンジンのコンサートもあるし、仕事ばっかりやっていられないっ😆本ももっと読むどー!!


こちらも画像は太田記念美術館からお借りしました。

来月が楽しみになってきました💕