2020年10月29日

宇江佐真理さんにはまる

 今週は月曜日から会社に出勤で、出ている原稿の校正が昨日で一旦終わったそうなので今日は出勤しなくて良くなりました。ひとまずほっと一息。

ほんと仕事は重なるもので、暇な時は暇なのに、今週は土曜日からもう1つの仕事もあって、夜8時か9時に帰ってきてからもう1つの仕事を夜中までやる日々でした。

次の出勤はとりあえず来週月曜日。

ほかにも案件があって、来年から今の仕事以外にも定期的に出勤してほしいとお願いされてやんわりお断りしましたが、また詳細が決まったら…と保留にされました。

オフィスにいると、校正の人手が足りないような話もちらほら聞こえてきました。考えてみたら文字のあるものは全て一応校正が必要なのだから、文字の溢れているこの世界、校正の仕事は高給ではなくとも(爆)人手不足で仕事はたくさんありそうな雰囲気です。

カレンダーですら普通は校正するのですから。手帳、スケジュール帳。ああいった類いも、今まで何気なく使っていたけれど、ちゃんと校正が入っています。

あ、今年もすでにキャンパスのバーチカルダイアリーが出ていたので購入しました。もう数年間このスケジュール帳を家用に愛用していています😊


さて、残りあと3カ月(もう2カ月か…と来年以降も)未読の本をなくしていきたいと言っていますが、電車通勤だと本を読む時間が取れてまた1冊終わりました。

雷桜を読んで、すっかり宇江佐真理さんにはまってしまい、次はオール読物新人賞の受賞のこの「幻の声」を読み、さらにはまってしまいました。短編集ですが、電車の中でうるるるる…(笑)




江戸を舞台にした人情味溢れる物語で、読んでいると頭に風景が思い浮かんでタイムトリップしているかのような感覚を覚えます。電車の中なのでいつも乗り過ごしそうになります。

お話は髪結いで岡っ引き(町奉行の末端協力者)の伊三次が主人公で、周辺の人々のあれやこれや&伊三次の恋人で芸者のお文との諸々の人情物語です。

「髪結い伊三次シリーズ」はいくつか出ているので全制覇したい。こんなに小説にはまったのは遠藤周作以来です。

今は「幻の声」と一緒に買った伊三次シリーズではない宇江佐真理さんのこの小説を読んでいますが、もうはじめからぐいぐい引き込まれます。



家ではこれ。


すばらしい本です。

「天皇の国史」とありますが、天皇の歴史ではなく、天皇の誕生とその天皇を軸に日本の歴史がどう展開していったのかが、縄文時代から現代に至るまで事細かに書かれています。

すごく分厚い(600ページ超!)本ですが、すらすら読めるのでもう半分。日本という国の成り立ちについて重要視されているので、半分なのにまだ飛鳥時代(笑)。

実は竹田恒泰さんのファンでいくつか本を読んでいますが、この本は本当にすばらしいし面白いです。歴史好きにはたまりません。

今年中にこの本を読み終えて、もう1冊ぐらい歴史関係の本を読んでしまいたいなぁと思います。


今晩は十三夜の名月だそうです。東京は6時にはもうすっかり真っ暗できれいな十三夜の名月が見れました。

十三夜の名月、別名は栗名月だそうです。おいしい栗ご飯が食べたい~😁

間に合う方は空を見上げてみてください。満月よりちょっと欠けている月が趣があってとてもよいですよ!

2 件のコメント:

グーグー さんのコメント...

読んでてなるほど!と思ってしまいました。
カレンダーもスケジュール帳も校正が必要なんですよね。ほんと多岐にわたるお仕事ですね。そして、面白そうです。

私も少しでも積読を減らそうと読書に励んでいます。
8月から新しい職場に変わって自分の時間が増えたというか心身ともに少しばかり余裕が出来てきて読書したい!と思えるようになっています。
が、読書スピードが恐ろしく落ちていてびっくりしています(~_~;)

Ayabo さんのコメント...

グーグーさんこんにちは!
私も全然知らなかったのですが、本当に校正するものってたくさんあるようです。

お仕事が変わって少し余裕が出てきて良かったですね!私もようやく出勤が終わったので、のんびり読書したいです^^。