2025年7月2日

【読了】本を読むだけで脳は若返る

今アマゾンで見たらKindle Unlimitedになっていましたね。本屋さんで買ったので気付きませんでした。


それはともかく、いろいろと衝撃的な内容でした。


◆脳が活性化する最良の方法は「読書」「音読」だった!
◇子どもから高齢者まで、全世代で脳機能が改善・回復!
◆今こそスマホを捨て、本を読もう――「脳トレ」監修者が断言!
今や生活必需品となったスマホ・タブレット。
しかし、それらを頻繁に使用する子どもは学力が低く、
脳の発達に遅れが見られるという調査結果も出ているという。
その代わりに「読書」「音読」こそが、
脳を活性化すると著者は語る。
しかも認知症の改善、創造性の向上など、
年齢にかかわらず効果あり!
本書では「読書が脳に与える驚きのメリット」を、
著者の研究からわかりやすく解説。
今こそスマホを捨てて、本を読もう!
【本書の内容】
〇読書は脳の全身運動である
〇本の中身の種類は関係ない
〇音読で脳機能が向上する
〇認知症の症状も改善した
〇本好きの子どもの学力は明らかに高い……etc.
Amazon HPより


上記の説明書きにほとんど要点書かれていますが、それに加えると……

・写真やイラストが中心の雑誌、漫画を読んでいる人の脳活動を調べると、「思考の脳」があまり動いていない。そのため、活字を中心とした本を読むほうが、脳の全身運動になると言える。

・文章を読むときに、黙読よりも音読のほうが脳のより強力な全身運動になる。

・読み聞かせは、言語の脳や思考の脳ではなく、「こころの脳」が一番強く働いていた。

・小さい画面で映像や画像を被験者に見せたところ、脳の活動が極端に弱くなった。

・スマホ・タブレットを使ってインターネットに毎日接続している子供たちの多くは、脳の一部で発達が止まっていた。

・インターネットに依存傾向が強い学生達の脳(白質)に老化のサインが出ていた。

・スマホやタブレットは脳の発達を止め、脳の老化を促す一方で、読書は脳の全身運動になる。

・アルツハイマー型認知症になっても、音読をすると脳の認知機能を大幅に向上させることができることが分かった。介護の現場などで、薬とは比べものにならないほどの効果が出ている。


などなど、様々な研究結果から導き出された脳の活性化を促すヒントがいろいろと紹介されていました。


また、研究の結果から、テレビやDVD、スマホで動画を見ていたりゲームをしている時の脳は、マッサージされている時と同じようなリラックスした状態になり思考の脳の活動が下がるのではないかという結論も導き出されていました。


現代人がスマホやゲームに依存してしまうのは、やっぱり脳が過度に疲れているからなんだろうなと思います。


脳が休まる感覚があるからスマホでゲームやSNS、動画を見るのだけど、マッサージを受けている時は時間制限があるので中毒にはなりにくいかもしれませんが、ドラッグなどと同様に制限なく使用してしまうと依存→中毒になってしまいそうだ……と、怖くなりました。


SNSやゲームはほとんどしませんが、動画は見始めるとついついすぐ時間が経ってしまうので気を付けたいです。


脳を健康的に休めるには、やっぱり自然を眺めたり体を動かしたりすることが一番なのかもしれません。意識的にそうしたいものです。


認知症予防の観点からも、本は引き続き積極的に読もうと思いました。


特に音読は声を出すので歌の練習にもつながるため、今も細々とやっていますがもっとやっていきたいです。

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