私がこれまで請けてきた仕事は8割ぐらいがインタビュー(口語)を文字に起こしたものの翻訳で2割が文章の翻訳です。先日請けた大きめの仕事は文章の翻訳でしたが、やっぱりインタビューの翻訳とは全然違います。スポーツによって使う筋肉が違うように、口語の翻訳と文章の翻訳も使う筋肉が少し違うような気がします。
8対2の割合だとどうしても文章の翻訳力(日本語力)がなかなか鍛えられない気がしてそれが目下の悩みです。
自分の日本語力にはコンプレックスがあります。高校生まで国語が苦手だった上、高校卒業と同時にアメリカへ留学したこともあってか日本語の文章がうまく書けません。元々このブログは文章を書く練習にと始めたのですが、文章力が向上しているのやらどうやら・・・。しかも私の場合、ついつい文が冗長的になってしまうのです。
意識して読書したり、翻訳講座の模範解答とにらめっこしたりしていますが圧倒的に量が足りない気がする。
読書で色々な本を読んでいるとやっぱり惹き付けられる文章を書く人の本は読みやすいし飽きないです。集中力を削がれることなく読み進めることができる。
ただやっぱりここは翻訳。ただ良い文章を書けるだけではなく、目の前にある英文をいかに良い日本語にしていくか。これが私にはなかなか難しい。英語を読んでその文が意味するところは十分にわかっていてもいざ日本語にしようと思うと元の英文に沿った訳ができない。
翻訳講座の模範解答も、どうやってその日本語を導いたかのプロセスが知りたいと思うことがよくあります。
はー、多言語の勉強ももちろん大事だけれど、本業の勉強もしっかりせねばな。
今年は外国語の勉強にしても、リスニングや会話は横に置いておいて、ひたすら翻訳(精読)をしたい、、、というか頑張ってしているところです。
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1 件のコメント:
大人になってからでは、国語力は向上しません。
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