土曜日に楽しみにしていたチョ・ソンジンのソロ・リサイタルを聴きに仙台に行ってきました。
帰省はいつも飛行機だし普段新幹線にのることがほとんどないので、たまに乗ると新鮮。
東海道新幹線は人の出入りが激しくて車内で人酔いするのであまり乗りたくないですが💦、東北新幹線はそこまでではなかったし、「はやぶさ」なら大宮を過ぎると次は仙台なので人の移動もそこまで激しくなく快適でした。
久々に電車で遠出をすると楽しいです。電車旅またしたい。
仙台もすごく久々でしたが、週末だからか駅はすごく人が多かった😰
会場の東京エレクトロンホールは駅から少し離れたところにあり、時間もあったので20分ほどかけてぶらぶら歩いて行きました。
チョ・ソンジンのピアノはこの日も美しく、うっとりしながら聴きましたが、今回はちょっと100%満足とはいかずでした。
まず私、あんまりショパンが好きではない……。しかも特にワルツは。
前半はリストの「巡礼の年」の第3年から「エステ荘の噴水」1曲でした。
これは去年のソロ・リサイタルで第2年を全7曲弾いて圧巻の演奏だったので、今回は1曲のみで個人的にはちょっと物足りなかった。
ベートーベンのソナタ「田園」は緩急があって音色も優しくて素晴らしかったし、次のバルトークも荒々しさの中にもチョ・ソンジン特有の優雅さみたいなものがあって新鮮でした。
そして後半。とにかく延々ショパンのワルツ。
チョ・ソンジンはショパンコンクール優勝者なだけあって、やっぱりショパンの音色は格別だと感じたしすごく入り込めたのですが、アンコールが2曲ともまたワルツだったのです。(本篇?で弾いたのと同じ曲)
本篇で弾いたのと同じ曲をアンコールで弾くってよくあることなのでしょうか……。私は初めてだったのですごくモヤモヤ。
そんなわけで、前回のソロ・リサイタルがとても良かったので、今回はリサイタルの曲目や構成はちょっと私好みではなく肩透かしな感じでした。
でもその分、ピアノの音色自体を楽しめば良かったなぁ。今回はちょっと集中できずじまいでした。
しかし、遠征は疲れた(笑)。推し活をしている同年代~それより上の皆さんの体力すごい。
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