昨日、まとまった仕事が一段落したので、一気に3冊本を読み終えました。
来週締め切りの仕事がいろいろと残っていますが、ひとまず休憩です。
「読む」ことに慣れないまま、ポイントだけつまみ食い。ファストに、従属的に受信する快楽に身を任せてしまう。…考えさせない時代に抗して、「批判的読解」をいかに取り戻すか?注目の若き俊英が、深く精緻に書き尽くした本格的クリティカル・リーディング入門!(Amazon HPより)
教養書や学術書の読み方を知りたい人や読解できるようになりたい人のために書かれた本です。
上記のような本では「~は○○である」などの言い回しがよく出てきますが、「はて、なんのこと?」と思うこともよくあると思います。
特に難しい本ならそれの連続です。そういうときにどうその文を読み解いていくかについて、具体例を用いながら説明されています。
「~は○○である」を数式のように表すと、A=Cとなります。そのA=Cを導くために、A=B、B=C、ゆえにA=Cという論理を導き出していくのですが、そのA=B、B=Cを見つけ出すために必要なのが、「問いの力」。
読解力読解力とよく聞きますが、読解力は具体的にどういう力なのかというと、、、「問いを自ら提起して、文脈を補うことによって意味を解釈する」力だと言語化されていました。
以下、具体的なプロセスです。
1)文章に目を通す
2)理解が曖昧な箇所に対して問いを投げかける
3)その問いに答えるために必要な「文脈」(情報や知識)を補う
4)その「文脈」の中で浮かび上がる「意味」を特定する
これを繰り返すことで、読解力を鍛えることができるとありました。
ではどんな問いを投げかければいいのか。
①筆者はどのような問題意識でこの文章を書いているのか。
②筆者はどんな立場に反対しているのか
③筆者はどんな立場に同意しているのか
反対の意見を先に探すと、同意の意見が見つけやすいそうです。
とにかく「本に対して問いかける」姿勢が大事だと著者の方は仰っていました。
これは、今読んでいる山田ズーニーさんの「伝わる・揺さぶる!文章を書く」(Kindle Unlimitedで読めます)にも同じことが書かれていたし、ほかの同様の本を読んでも、とにかく「問うこと」「問う姿勢」が論理的思考や読解力には必須だと書かれているように思います。
本の構成としては、基礎編と実践編に分かれていて、前章の内容を踏まえて次の章に進む形式だったので、授業を受けているようで良かったです。
著者の山野さんの「独学の思考法」は、クーリエ・ジャポンでプレミアム会員になると動画講座が見られるようです。
こちらの文章読解の本も動画講座があったら是非見たい。
1回読んだだけではもちろん習得できないですが、とにかく「問う姿勢」で本を読むというポイントを押さえておくだけでも、読み方が変わってくるなと思いました。勉強になりました😊。
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