2018年8月2日

映画もろもろ

アマゾンプライムでいくつか映画を見ました。

やっぱり日本映画はほのぼのして良いなぁ。

たまたま見たいなと思ったものを選んだだけですが、どれも見終わった後にじーんとした気持ちがしばらく残る感じでした。


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天界では、地上を生きる人間たちのシナリオをたくさんの脚本家たちが作成している。人間たちは、脚本家たちが作成した人生のシナリオを地上で再現しているのだ。主人公である茶助(松山ケンイチ)は、その脚本家たちにお茶を配るのが仕事である。茶助は毎日シナリオを全うしてゆく人間たちを興味深く観察していた。
あるとき、茶助が不用意に発した言葉によって天界のシナリオが書き換えられ、ユリという一人の若い女性が交通事故で死ぬ運命になってしまったことを知る。ユリを救うには、茶助自ら地上に降り立ち事故を回避させなければならない。茶助はユリが暮らしている沖縄に向かうことになる。運命論、死生観を考えさせられるユーモア溢れるファンタジーヒューマンドラマである。
https://www.chasuke-movie.com/
「天の茶助」は笑いあり、涙ありで面白おかしく見れました。1人のシナリオを書き換えるとどんどんと他の人のシナリオも書き換わっていく。仏教で言う「縁起」にも通じる話だなぁと感じました。

此があれば彼があり、此がなければ彼がない。此が生ずれば彼が生じ、此が滅すれば彼が滅す。
— 小部経典『自説経』(1, 1-3菩提品)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B8%81%E8%B5%B7

舟を編む 通常版 [DVD]舟を編む 通常版 [DVD]

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版社・玄武書房に勤める馬締光也(まじめ みつや)は、営業部で変わり者として持て余されていたが、言葉に対する天才的なセンスを見出され、辞書編集部に異動になる。新しい辞書「大渡海(だいとかい)」――見出し語は24万語。完成まで15年。編集方針は「今を生きる辞書」。個性派ぞろいの辞書編集部の中で、馬締は辞書編纂(へんさん)の世界に没頭する。そんなある日、出会った運命の女性。しかし言葉のプロでありながら、馬締は彼女に気持ちを伝えるにふさわしい言葉がみつからない。問題が山積みの辞書編集部。果たして「大渡海」は完成するのか? 馬締の思いは伝わるのだろうか?
https://www.asmik-ace.co.jp/lineup/1302

アマゾンのレビューにもあったけど、本当に悪い人が1人も出てこなくて、良い意味で全体を通して穏やかで安らぐ映画でした。結構好き。この映画が人気になる日本の感性はいいなぁと思いました。「博士の愛した数式」と同じく、言葉とか台詞とかシーンなど1つ1つに情緒があって、なんだかまた見たいなと思わせてくれる映画でした。


殿、利息でござる! [DVD]殿、利息でござる! [DVD]

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今から250年前の江戸時代、藩の重い年貢により夜逃げが相次ぐ宿場町・吉岡宿に住む十三郎(じゅうざぶろう)は、知恵者の篤平治(とくへいじ)から町を救う計画を聞く。それは藩に大金を貸付け、利息を巻き上げる「庶民がお上から年貢を取り戻す」逆転の発想だった!3億円もの大金を水面下で集める前代未聞の頭脳戦勃発!計画がバレれば打ち首確実!強欲お奉行の嫌がらせを乗り越えて、十三郎と仲間たちはさらに必死の節約を重ね、ただ町のため、人のため、私財を投げ打ち悲願に挑む!!
http://tono-gozaru.jp/

「殿、利息でござる」はこの小説の映画版で、小説を読み終わる前に映画を見てしまいました…。まだ読んでいる途中ですが、小説は映画のようにコメディタッチではなかったので、これはこれで楽しめそうです。原作者の磯田さんもチョイ役で出ていました。そして、この本の表紙の左下にも紹介されていますが、藩のお殿様役はなんと羽生結弦クン。異様に手が白かったですが(笑)、お殿様役、似合っていました。

無私の日本人 (文春文庫)無私の日本人 (文春文庫)
磯田 道史

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個人的には、自分の事を省みず、町の人々のために尽くし、奔走するという意味で、「無私の日本人」というタイトルがとても好きなのですが、映画はコメディタッチになっており、皆が皆純粋に「無私」という感じでもなかったのがちょっと残念💦

まだ小説も最後まで読んでいないので、実際にどうなるのかわかりませんが、小説はもうちょっと真面目な歴史小説です。

でも本当に無私の心で町の人々のために良い行いをしようと立ち上がる人もいれば、ブツブツ言いながらも町のために尽くす人もいて、それはそれで真実味があっていいのかもしれません。

今日は夜中の仕事の予約があり、メール待ち~。仕事自体はたぶん2時間か2時間半ぐらいで終わると思うのですが、メールが来るまで待つのはなかなか骨が折れる。。。


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