1月は3冊の本を読めました。
エッセイ集はあまり好きではないのでほとんど読みませんが、こちらはTwitterのフォロワーさんが推していた1冊だったので読みました。なんと言ってもかの池波正太郎さんのエッセイですし。西郷隆盛の話、昭和の思い出、旅の思い出など、特に前半部分が読み応えがありました。
「ひょうたん」は宇江佐真理さんの連作集。宇江佐真理さんの本が好きで結構たくさん読んでいますが、どれも似通ったストーリーなのでさすがに飽きてきたなぁと思いながらも楽しく読んでいましたが、最後は想像もしていなかった終わり方だったのがとても印象的でした。宇江佐真理さんが描く江戸の人情溢れる日常風景がやっぱり好きだなぁと思った1冊でした。
夏目漱石の「坊ちゃん」は前にも書いたとおり、テンポと歯切れがよいし、都会人の坊ちゃんから見た田舎の人間模様もすごく面白おかしく描かれていてとても面白かったです。
今度は「吾輩は猫である」を読み始めたのですが、今更ながら夏目漱石の凄さを感じます。今まで読んだいろいろな小説のなかでも比較にならないぐらいすべての登場人物がすごく立体的に感じられるというか……。
今は「吾輩は猫である」であるのほかに、前に紹介した「眩 (くらら) 」を書いた朝井まかてさんの小説と「バカの壁」で有名な養老孟司さんの本、引き続き岡潔の本を読んでいます。
まだまだ積ん読がたくさんあるので、どんどん読んでいきたい😁
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