朝ちょっとの時間で1章ずつ、短いときだと数ページしか読めませんでしたが、ちょこちょこと読み続けてようやく読み終えました。
仕事が忙しいときでも朝1章とか数ページだけでも本を読むと、頭が切り替わる時間が持てていいような気がします。
◎プロのコーチはもちろん、現状の自分に満足できない方も!コーチングの奥義がついに公開されました。本書は、これまで苫米地英人博士のアドバンスクラスででしかお伝えできなかった「コーチングのコア」の部分を初めて書籍化したものになります。プロのコーチはもちろん、コーチングに興味のある方、そして、「現状の自分に満足できない」「自分を変えたい」と思っている方にとっては必読、必携の一冊になります。◎コーチングのコアとは?コーチングのコアとは、「現状の外にゴールを設定する」ということです。コーチングのすべての技術は、この一点のために集約されています。本書では、このコアを懇切丁寧に解説した初めての書になります。◎コーチングとカウセリングの違いとは?コーチングをカウセリングと勘違いしている人がいまとても増えています。しかし、両者はまったくの別物で、カウセリングは現状を良くしていくためのものであり、コーチングは現状を打ち破るためのものです。カウセリングはあくまで現状の内側の話であり、コーチングは自分の殻を破っていくメソッドだということです。そこを理解することでクライアントは正しいアドバイスを得ることができるようになります。(Amazonページより)
前回の星野道夫さんの大自然の世界から180度真逆の世界(笑)。人間の可能性をどこまでも追求する世界観。
苫米地博士の本はkindle unlimitedでたくさん読めるし、読みやすくてすぐ読めるので一時期たくさん読みましたが、この本はそれらを簡潔にまとめた本だなと感じました。コーチングの技術ではなく本質的な部分が語られています。
今は技術ばっかりが一人歩きし、コーチングを学んで人間関係をよくするとか上司と部下の関係をよくするなどという宣伝文句が跋扈していることを苫米地博士は憂いていました。
本来は、現状の外側に大きなゴール(特に利他的なゴール)を設定し、現状のコンフォートゾーンから出て、まったく新しい世界、未知の世界に向かって踏み出していくことがコーチングの本質、それこそがオーセンティック・コーチングだそうです。
なんかちょっと幼稚な感想ですが、分かるなぁと思いました。目の前の小さなゴールも必要なのですが、その先に大きな大きな到底今の自分では叶えられないようなゴール(世界平和とか)を見据えているからこそ、前に進めるというか成長し続けられるというか…
社会における成長・成功(出世とかお金儲けとか)よりも人間的な成長・成功に重きを置くことこそがコーチングの本質なのかもしれません…(私の個人的な捉え方ですが)
私は後者の考え方のほうが好きなので、この本はとても勉強になりました。安易な自己啓発本よりこの本を繰り返し読んだほうがいいなと思いました。
コーチングの本は時々読みますが、自分がコーチングをやりたいというよりは、下記の本を読んで「セルフコーチング」というのを知って「自己管理」の方法の1つとして興味を持ったからです。
下記の本はまさしく目先のゴールをどう設定するかなど、苫米地博士の本に反した内容ではありますが、おすすめです。本質的なことを知った上で具体的なことを実践するのはいいかなと思います。なにごともバランスですね😂
自分自身に問いかけ、道筋を見つけ、行動を変え、目標達成を目指す実際を解説。自分のキャリアを見つめ直したい人におすすめ。おすすめポイント◆自分の人生やキャリアについてじっくり考えたい人や、転職など人生の岐路に立った人におすすめなのがセルフ・コーチングです。自分の心の中にもう一人の自分を「コーチ」としてもち、様々な問いかけを行い、道筋を見つけ、行動を変え、目標達成を目指していきます。◆自分で自分に問いかけるため、ワークシートに書きこむ形式が基本です。「立志表」「価値観リスト」「未来予想図」「やる気グラフ」「自分の強み」「私のヒーロー」「行動リスト」「習慣化リスト」などのワークシートを紹介。主観のワナにとらわれず、客観的に自分や周りの状況を把握するための注意点、書き方、進め方のコツを、ケーススタディをまじえて指南します。(日経BPHPより)
また追加の重い案件が今晩入ってくることになったので、ひとまず校正の仕事をさっさとやり終えます。
今度は何の本をちょびちょび読もうかな…
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