2024年2月25日

【令和6年・観賞記録】DVD『黒いオルフェ』

毎年ボサノバの発表会では先生がテーマを決めてそれに関連する衣装やら小道具を皆それぞれに準備するのですが、今回のテーマは「カーニバル」でした。


いろいろ悩んだ末、私はリオのカーニバルの衣装によく使われている羽根のことしか思い浮かばず、羽根のピアスにしました。


あと、自分が演奏する曲を作曲した「ヴィニシウス・ヂ・モライス」の戯曲をもとに、カーニバルの準備~カーニバル後の朝を描いた有名な映画「黒いオルフェ」を紹介しようと思って、DVDがメルカリで安く売っていたので買って見ました。Amazonprimeでは400円で見れるようです。


↓この動画はかなりネタバレ(最後まで出ちゃってる)になっています。
ちゃんと映画を楽しみたい人は見ちゃダメ(笑)。


この映画自体は知っていたけど、実は見たのは初めてですが、すごく良かった!サンバのリズム、踊り、音楽、リオの風景などなど、心ときめく映画でした。


ヴィニシウスの戯曲自体はギリシャ神話をモチーフに、リオの貧民街(ファヴェーラ)に住む黒人の人々のカーニバルの様子を描いた物語だそうですが、映画ではギリシャ神話のことはあまり色濃く描かれておらず、どちらかというと「悲恋」が強調されたラブストーリーでした。


しかし、ブラジル、、、恋の進み方が早い早い(笑)。そして最後の悲劇的結末からそのシーンっっ!?みたいな。ギターの先生がいつぞや言っていましたが、ブラジルでは怒ったり悲しいことも笑っていればOKみたいな空気があって、そういう歌も多いみたいです。旦那に怒っている奥さんが明るい歌で愚痴を語るみたいな(笑)。黒いオルフェのラストシーンもそのような感じでした。


ジョアン・ジルベルトが歌う有名な曲「A Felicidade」(作詞ヴィニシウス・ヂ・モライス、作曲アントニオ・カルロス・ジョビン)のオープニングも良い。





0 件のコメント: