ここ3、4日ひたすら白黒写真を見ているからか、目が霞んで霞んでしかたありません😂。白黒写真って見ていると実はすごく疲れるのかもしれません。しかもなんだかイライラしてきます。不思議😶。
あと20ページほどなのですが全然集中できないので、休憩がてら最近買った本や読んでいる本を紹介。
校正の研修の時に読んだ岡本太郎の本(何の本だか忘れた)を通じて、岡本太郎が芸術家だけでなく民俗学者的な顔を持っていることを知り、どうしても読みたかった本が下記の3冊。
「日本の伝統」はどうか忘れましたが、ほかの2冊は文庫本が高くなっていて安いものが出ないかなとだいぶ待っていたのですが全然出てこないので、諦めて電子書籍で購入し、ついでに「日本の伝統」も電子書籍版を買いました(こちらは今確認したら紙の書籍も安く売ってた~😢)。
だいぶ前にどれもサンプル版で最初のほうだけ読んでいるのですが、ワクワクします(「日本の伝統」は民俗学的なお話よりも、伝統美術のお話です)。
それから今日届いた本。Xでフォローしている方がこの本の著者の方の投稿をリポスト(リツイートじゃなくなってる笑)していておもしろそうだったのでポチリ。
それからこちらの本。少し前に読んだ「
書く仕事がしたい」の著者の方の新刊本。こちらは3月末発売のようなのでひとまず予約。
私は別に本を出したいと思いませんが、本がどのように作られるかについては、その片隅で多少なりとも関わっているので興味があり読んでみたいと思いました。
さらに、友人がブログを書いていて本を出したいから手伝ってほしいというので、Kindle出版やその他の方法などを詳しく調べようと思っています……が、最近、彼女がずっと書いているブログが小さいながらもとある出版社の方の目に留まったようで、本を作らないかとのお話がきたようです(すごい~)。
次は最近ちょこちょこと読んでいる本。
まずはこれ。SF小説「プロジェクト・ヘイル・メアリー上巻」。あまり宇宙系のSFは好きじゃない(筒井康隆系?SFが好き)のですが、岡田斗司夫さんがおすすめされていたので、たまにはいっかなと思って少し前に買って、ようやく読み始めました。
外国物(特にアメリカ)の翻訳本は正直読みにくくて好きになれないのであまり読みません。
私の中におそらく文章を読むためのリズムみたいなものがあって、それが特に英語の翻訳本と全然相容れないみたいで読んでいてすごく気持ち悪いし、小説の場合はお話の中に入り切れないんです。。。
この「プロジェクト・ヘイル・メアリー」もマシなほうだったけど、やっぱり読みにくくてイライラして、お話自体の面白さが全然頭の中に入ってきません。下巻まで読めるか心配……。
ところがですね、最近あったアメリカFOXテレビの元メインキャスター、タッカー・カールソンがロシアのプーチン大統領にインタビューしていましたが、そのインタビューの中でプーチン大統領がドストエフスキーに言及していたのが気になり、「カラマーゾフの兄弟」を読み始めました(4巻ありましたが1巻目だけはKindle Unlimitedで読めます)。
この翻訳は、私の読むリズムに合っていてとても読みやすくすいすい読み進めることができます。なにも引っかかりがない感じ。イライラしないどころか、語彙は外国的な部分もありますが普通に日本の小説を読んでいるのと同じ感覚でいられます。簡単に言えば、読んでいて疲れない。
翻訳本でこんなに読みやすいと思えるのは初めてな気がしますが、今まで読んでいる感じとして、英語でもイギリスの本はまだマシな気もしますが、アメリカの本を翻訳したものは本当にいいと思えるものに出会ったことがないです。
それに対してヨーロッパ言語の翻訳者さんの文章は読みやすい。
ごめんなさい、自分のことは棚に上げての話ですが、アメリカ英語を翻訳される方の文章はどうしても実務的な文章になっていたり文章の洗練さに欠ける気がします。
これは英和辞書がたくさんありすぎる影響もあるのかなとずっと思っています。ヨーロッパ言語の辞書はやっぱり少ないですから、自分で意味をよくよく吟味したり噛み砕いたりする必要がどうしても出てきて訳も味のあるものになったりしますが、英語はどうしてもありきたりな訳しかない印象。
というのは勝手な考えですが、それはともかくこの「カラマーゾフの兄弟」は4巻まで読み切れそうなほど読みやすく、話もすっと頭に入ってきます。
クラシック音楽はロシアの音楽が好きなので文学も読みたいと思いつつも、ドストエフスキーやトルストイなんかは長いから避けていたのですが、今年は日本の文学も含めいろいろと昔からの名作も読んでいきたいと思います。
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