弾き語りを始めたばかりのころは、ギターが弾けるようになることやポルトガル語の歌を歌えるようになることに一生懸命できれいな音を出すというところまでは気が回りませんでした。
最近ギターも歌も少しずつ状態してきて、きれいな音を出す練習をしています。そしてきれいな音を出すために何より必要なのが、自分の出す音をよーく聴くということ。今までは自分が出す音をあまり丹念に聴いていませんでした。
ピアノを習っていたときは綺麗な音を出すように心がけてはいたけれど、すごく熱心に音を聴くことをやっていたかというとそうでもなかったです。
ピアノは鍵盤を押せば調律してある限りは音程の正しい音が出ますが、ギターは弦を押す場所がずれると音程が変わるし、声も自分で調整しないと音程コントロールが難しいこともあり、まずそういう意味でよく聴くことが大事。
それから後はいかにきれいな音を出すかが演奏の上手い下手を左右するので、やっぱり音をよく聴くというのはできなくてはいけない技術。
ギターは自分の出す音を聴いては指や手の筋肉でコントロールしながら、どんな音がいい音でどんな手指の使い方だとそれが出せるのか、という地味な練習をします。
歌なら、「パ」などの音でメロディーを歌い、低い音でも高い音でも常に同じ響きの母音になるように喉や口の中の感じを調節する(←私は歌が下手なので歌詞で歌う前に「パ」で練習しないといけない…歌の上手な人は意識的なり無意識的なりこれをやっているらしい)
そして自分の音をよく聴くのも大事だけど、何より良い音とはどんなものかが分からないと良い音は出せないので、たくさんCDを聴くように先生から言われています。ちなみにYoutubeなどは高音や低音がカットされているのであまりおすすめではないとか。
普段の生活でも耳を澄ます練習をしています。風の音、木々や葉が揺れる音、車の音、人の声。
先日実家に帰っていたときに夜窓を開けていると、虫の声が聞こえました。いつもなら「虫」の声が聞こえるなぁとしか思っていなかったのですが、耳を澄ますことが無意識にできるようになってきたからか、いろいろな種類の鳴き声が聞こえてきて感動しました。
こんな練習を日々していたら、今更ながら語学も一緒だなぁとしみじみ思いました。
英語の発音をネイティブ並みにしたいという願望もありましたが、学生時代はそんなことよりもどんな発音でも喋れて書けて読めてなんぼ。発音に関しては早々に諦めてしまいました。
英語の発音も(その他の言語も)、ネイティブの音をよく聴いて、口や舌、唇の動きをよく観察して、そして真似て発音する練習を繰り返す。音読もいいですね。余談ですがに日本語の本を音読するのがすごく良い脳トレになるそうです。その話はできたらまたそのうちに…
そして闇雲に早く練習するよりも、自分の出す音とネイティブの音をよく聴いてゆっくり練習するのもすごく大事だなぁ。
発音に関してはこれくらいしか練習法はないなぁと。まぁ、個人的にはネイティブ並みの発音を目指す時間があるなら読み書きに時間をかけたほうが圧倒的に語学力は上がるとは思いますが。あとは好みの問題ですね…😎できるなら素敵な発音と話し方で外国が話せたほうがいいですよね。かっこいいし。
でも普段からどんな音でもよく聴くトレーニングをしておくと、外国語の発音の聞き取り力も自然とアップするのではないかと思います。
私も耳トレの練習の一環として、英語の発音もよーくよーく耳を澄ませて聴くように練習したいと思います~。
ちなみに最近は耳コピの練習もしています。ピアノ曲なのですがとある人が個人的に作曲した曲が気に入って、自分も弾いてみたくなったので…。しかもジャズなので難しい😂できるかな…でもこれも耳の良いトレーニングになると思います。
ちなみに↓の本は口や舌の形まで写真が載っていてまぁまぁ参考になりました。
では✋
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