2025年1月14日

【読了】自分を変える!―自分が喜ぶ生き方を選ぶ /最強の生き方(Kindle Unlimited)

東京は本当に毎日毎日お天気が良くて青空がきれいです。


いつも年末に帰省して1月は丸々地元で過ごすことが多いので、この時季はほぼ毎日曇り空か雪です。晴れる日は5日もないかもしれない……。


そんな冬のお天気が体に染みついているからか、なんだかこんなに毎日毎日快晴だと逆にほの暗い山陰のお天気が恋しくなります(笑)。


そんなわけで、ポカポカして仕事のやる気が起きないので年末年始に読んだKindle Unlimited本の記録の続きを書こうと思います。


今回しっかり最後まで読んだ本はおそらくこれで最後かな。


最初に青いほうを読んで、その後下の白い本を読んでいたら、途中で同じ本だということに気付きました。


翻訳者が違うと、全然気付かないものですね。



《大ベストセラー『自分の時間』の著者がおくる
「賢明なる生き方」の世界的名著! 》
あなたの一生を決定づける「人生を最高に生きる術」

◆人生の質を高め、自分を変える格好のアドバイス!
著者のベネットは、日頃から人をお茶に呼び、忠告するのが好きだった。
牧師から政治家、演説家、ビジネスマン、大学教授、軍人に至るまで
彼の実践的で役に立つアドバイスにより、人生を成功させた人は数知れない。
皆さんもぜひ、本書の「活字という小舟」に乗ってベネットの客間を訪ね、
人生訓を説いてもらう楽しみを味わってほしい。

◆あなたの一生を決定づける「人生を最高に生きる術」
》 自分の「気質」に忠実に生きる
》 すべては「自分自身をよく知る」ことから始める
》 上手な人づきあいが「人生成功の鍵」である
》 この「幸福の習慣」を繰り返し実行できる人は強い
》 人生の前半も後半も、ともに知的向上をめざす

◎本書の内容
訳者序文
Chapter1 [能力を最大限に発揮する力]自分の「気質」に忠実に生きる
Chapter2 [自分を新しくする力]すべては「自分自身をよく知る」ことから始まる
Chapter3 [想像力を活かす力]上手な人づきあいが「人生成功の鍵」
Chapter4 [充実した一生をつくりだす力]この「幸福の習慣」をくり返し実行できる人は強い
Chapter5 [賢明に生きる力]人生の前半も後半も、ともに知的向上をめざして
訳者解説
Amazon HPより)

100年以上読み継がれた、世界中に影響を与えている
『RESONABLE LIFE』を新鮮な訳で。
『仕事』『人間関係』『職場』『家族関係』
人生の道しるべは、これ一冊で充分! (Amazon HPより)

青いほうの本は、昨日の時間の本と同じく、英語研究の大家でありマーフィーの法則など数々の自己啓発本を翻訳されている渡部昇一先生の訳です。


こちらは本当に面白かったです。


イギリス人の自己啓発本はアメリカの自己啓発本と比べて、どちらかというと堅実な感じがしますね。昔の本だからなのかな。


野心がない人は無理に持とうとしなくてもいいとか言ってますからね(笑)。まぁいわゆる無理にチャレンジしなくてもいいという意味にも取れそうです。


野心満々な人たちもいるが、これまた幸いなことには、大多数の人は野心などとは縁がない。なぜ幸いかといえば、どちらを向いてもナポレオンのごとき野心家ばかりでは、地球はたちまちのうちに累々たる死屍の山と化し、部下たちもすべて手足がばらばらに吹き飛んで、最後にはナポレオン一人だけが残るというようなことになるからだ。


だそうですから(笑)。


私はどちらかというとコツコツ淡々とやる堅実派(?)なのでこの本はすごくためになると思いましたが、野心がある人は野心のない人から学ぶことが肝要だとも書いてあるので、勢いのあるチャレンジ派の人も学びがあるかもしれません。


紹介文でもあるように、著者で作家のアーノルド・ベネットはちょっと世話好きな性格で、人にアドバイスするのがすごく好きだったようです。


……とここまで書いたらちょっと眠くなってきたので💦、要点だけまとめます。


充実した人生を送るコツは自分の「気質」に忠実に生きること。

若者が例外なく野心家であるというのは間違いである。

”本物の野心”ならどんなことがあっても芽を出す。

失敗は時に大きな後遺症が残るので、失敗を軽々しく考えてはいけない。

見当違いの挑戦をするのはやめたほうがいい。

人生をほんとうに楽しむイロハとは。

ベネットの言う楽しみとは、「精神をくつろがせる楽しみ」のこと。


前半はこんな感じで基本の考え方を叩き込み(!?)、後半は具体的な状況でどうしたらいいかなどが書かれていたように思います。


個人的にはとてもおすすめの本です。


白いほうの本は、やはり渡部先生の訳に比べると文章の面白みに欠ける感じがします。渡部昇一先生の味わい深い文章が私は好きでした。解説もついているので青いほうをおすすめしたいですが、両方を読み比べるのもまた楽しいかもしれません。



(令和7年年始からの合計9冊) 

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