2024年7月26日

午後はのんびりと読書

今週はWeb記事の校正が10本近くあり、ほかにも水・木といろいろと締め切りが重なったので、久々に2日連続で夜中2時ぐらいまで仕事をしました。


やっぱり夜更かしは身体に来ますね。


夜更かしはできるだけ避けて日中に仕事を終えたいところなのですが、午前中はなかなか集中できなくて時間があっという間にすぎてしまったり、調べ物をしながらついついツイッターなどを読んでしまったり💦


翻訳や文字起こしの仕事は、ずっと同じ態勢でひたすらパソコンに向かって作業をするので、いわゆるゾーンに入って時間を忘れて没頭することが多いです。


ですが校正の仕事は原稿やゲラが紙の場合が多いため、紙を見て文字をチェックしたり調べ物のときはパソコンに向かって調べたり、何か気になるところがあればコメントを入れたりと、動作がいろいろなので気持ちがちょっと散漫になりがちで、集中するまでに時間がかかります。


――というのは言い訳で、ただ怠けているだけです。。。



今日はWeb記事1本を午前中に納品したあと、残りの仕事は締め切りが来週になったので、午後からのんびり本を読みました。


最近は気分によっていろいろな本を読んでいるため、読み途中の本が部屋のあちこちに置いてあります。


ちょっと集めてみました。今読んでいるのはこんな感じです。あ、ほかにももう2冊ありました。






真ん中の青い本は「日本の文学」の川端康成編で、この中の「雪国」を読んでいます。


「手の倫理」は今日集中的に読んだのであと少し。「雪国」は、先日の「草枕」と同様ぼちぼちと読み進めています。


「草枕」もそうでしたが、この「雪国」も、実は朗読をしながら読んでいます。歌のための喉のトレーニングがてらという意味もありますが、何より文章が美しいので朗読して耳で聴くととても心地よいです。


実はこの「日本の文学」シリーズの志賀直哉編も実家から持ってきていて、「暗夜行路」をもう随分前から読んでいるのですが、なかなか進みません。内容自体は嫌いではないのですが、なにせ、普通の文庫本で640ページ近くある大作で、この青い本の半分も占めているのでいつ読み終えることができるのだろうか…と考えると、ついついページをめくる手が止まってしまうのです。。。


福田恆存の「人間・この劇的なるもの」は薄い本ですが、内容が濃く頭の中で咀嚼しようとしながら読んでいるので時間がかかります。


「手の倫理」もそうですが、ちょっと内容が難しい本はいろいろと思考が浮かんで頭がうるさくなりがちなので、感じたことを付箋にメモしたりしています。とくにあとでまとめようという意図はなく、ただただブレインダンプ?のような感じです。




なので、あとで読み返すと「なんのこっちゃ」と思うようなメモが多いです😂


上のメモもなんのことだかもう全然覚えていません。。。


たまに、昔読んだ本をペラペラとめくっていると、付箋のメモが貼ってあってびっくりしたりします。書いてある内容を読んでみると、ただただそのとき感じたことを書いているだけで、「こんなこと感じてたんだ」と恥ずかしくなったりすることもあります。誰かに本を貸してあげたりするときは、注意が必要ですね💦


ピンクの本は、YouTuberで予備校講師の茂木誠先生の「日本思想史マトリックス」。茂木先生の本は読みやすくて理解しやすいので、歴史の本など、何冊か読んでいます。


左下は三島由紀夫の「春の雪」です。初三島由紀夫です!「金閣寺」や「潮騒」から読めばいいものを、なぜかはじめに手にとったのがこの「春の雪」でした。電車の中で読んでいます。


三島由紀夫はもっと難しいのかと思っていましたが、この「春の雪」を読んでいるかぎりは、そんなに難しく感じません。


まだ半分しか読んでいませんが、主人公を含め、様々な登場人物が今風に言えば、「こじらせた」人々。なぜ「こじらせ」てしまうのか。時代背景やそれぞれのバックグラウンドから理由を推察していきながら読み進めています。


500ページ近くある大作ですが、想像していた以上に読みやすく、この本を読むのが電車の中での楽しみとなっています。


ああ、もう10時。1日が終わるのが早いですね。やりたいことがたくさんあるのに、どうしていいかわからなくて何にも手をつけられない悪循環に陥っています。いろいろと整理しなくては……。


では、みなさんよい週末をおすごしください👋


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