2023年3月26日

久々の絶不調の原因はとあるトラウマだった

3月に入っていろいろなストレスや疲れが積み重なり、すごく久々に自律神経失調症による絶不調中です。


年を取るにつれ調子が良くなってきて自律神経失調症のひどい症状がなくなっていたので、ちょっと油断していたのもあったのかも…。


そして大きな引き金だなと思い当たるものの1つにとあるトラウマ体験がありました。


先月か先々月のこと、年末から手洗いの水が出なくなったトイレのタンクの修理を頼む前にちょっと自分で見てみようと思ったのが間違いでした。


アメリカではいつもタンクの蓋を開けて自分で直していました。アメリカのトイレのタンクの中はすごく単純構造で、タンクに水が溜まっていない時はチェーンをちょっとずらしてあげればすぐ直るのです。


元々こういう構造物の中身を見るのが好きな性格のため(笑)、ついつい開けてみたくなったのです。


しかし、、、止水便を閉めるのを忘れていたため、変なキャップを外したとたんに水が噴き出してきたのです😱。一瞬呆然として頭が真っ白になりました。しかも水の勢いがすごくてどうしていいか分からず、トイレの床に水が溜まっていく…


たまたま止水便を閉めようと思ってキッチンにドライバーを置いてはいたので、すぐにドライバーで止水便を閉めることができ、床に1センチほど水が溜まったくらいで収まりました。水もすぐ拭いたので階下からの苦情などもなく事なきを得ました。


このとき、全然レベルが違う話ですが津波が怖いものだという実感がわきました。そしてこれがかなりのトラウマになっていたとはその時はつゆ知らず。。。


進学のため上京してくる甥っ子が引っ越してくる前にいろいろと荷物を代わりに受け取る必要があったため、数時間甥っ子の部屋にいなければならないことが数回ありました。


その時に妹から元栓さえ開ければ水道はすぐ使えるらしいと言われていたのですが、1回目に行ったときは必要なかったので開けませんでした。と言うか、トイレ事件のことを思い出して開けるのが怖くて結局開けませんでした。


2回目は午後数時間滞在して荷物を待たなければいけなかったので、どうしてもトイレに行く必要があるだろうと思って、その時は必ず開けねば…と思えば思うほど、トイレ事件の光景がよみがえる。2回目に行く日は数週間前に決まっていたので、その日のことを考えるたびに憂鬱に。そして行く予定の日の数日前からとうとう動悸がするようになったのです。開ける場面をイメージすればするほど、水が噴き出したときのことがフラッシュバックとしてよみがえってくるのです。


これがトラウマというものかと始めて思いました。大学では心理学副専攻でいろいろとトラウマやフラッシュバックについて学んだけれど、こんなに心身にダメージを与えるものとは想像だにしていませんでした。


で、結局友達に話したらついてきてくれることになり、元栓をひねって開けてくれました。でもプシューっと水が開通したあの時の音が今も頭の中によみがえります。そしてあの時本当にパイプから水が噴き出してこなくてよかったと心底思います。


というわけで話が長くなりましたが、これでどうも心身のバランスが崩れてしまったようで、珍しく食欲もわかず、食べても逆流してきそうになって喉に詰まりを感じたり、気持ちも滅入るし疲労感が半端ない日が続いていました。


それに加えてこの長雨とまたも重なる仕事たち。さらにさらに、先週から私の部屋の目の前で個人宅の新築工事が始まり、月~土の週5日朝8時から夕方5時まで足場のパイプを打つ音や枠組みを組み立てるトンカチトンカチという音や部屋の真正面で作業する左官さん。。。


そんなわけで、トラウマと疲れとストレスが重なり久々の絶不調に陥ったのです。


自律神経失調症によく効く手持ちの漢方をいろいろ試してみたのですが、今回はあまり効き目がありませんでした。試行錯誤を経てようやく今回の症状に効果のある漢方を見つけることができました。話が長くなったのでその話はまた次回…


それはともかく、今回のことでトラウマについて学校で学んだくせに軽く考えかつどこか他人事に思っていた自分を本当に恥じました。

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