2025年1月21日

久々に不調……

2月の繁忙期に向けて、少しずつ忙しくなってきました。


依頼も重なるようになってきてすでにお疲れモードです。。。


明後日締め切りの本の索引部分の校正が大変で、今日1日で仕上げをしないといけないのに、今日は久々の不調で朝からうだうだしています。


東京はずっとお天気で時々少し雨が降るくらいだったのですが、昨夜はすごく久しぶりに雷の鳴る大雨が降りました。


長く続く雨ではなかったのですが、気圧がぐっと下がったのかな。今朝にはもうお天気は回復していましたが、朝からずっと不調です。


今朝は全然起き上がれなくて、朝から頭痛も。今日索引部分を仕上げたいのに。


新年明けから休みなく朝から晩まで仕事をしていたので、水曜日の締め切りが終わったら丸1日休まないとなぁと思います。


2月は丸1か月出勤なので、今から体力を温存しておかないと。




2025年1月17日

忙しくなってきた

まだもう少しKindle Unlimitedに未読の本が残っていますが、電子書籍を読むのに疲れたのでまた紙の本に戻っています。


年末は紙の本も少し読んだので記録……したかったのですが、なんだかいろいろな仕事が忙しくなってきました。今日も1日中机の前でにらめっこでした。もう少しやって進めておくか悩む……。


校正は2月の繁忙期に向けて忙しくなってきた模様です。


来週締め切りの手持ちの書籍の本文の校正が終わり、あとは気になった部分の見直しと索引、用語集の確認なのですが、索引と用語集がめんどうくさすぎる……。


明日は少し出かける予定があるけれど土日でほぼ終わらせたい。


それに加え、ウェブ記事の校正の依頼も引き受けてしまいました。。。断っても良かったのですが、1日で終わる感じのものだったので。でもそういうのに限って結構時間取られたりするんですよね。


英語副業の仕事も仕事量が多くなってきたり、別の会社の案件依頼があったりでなんだか微かに慌ただしいです。2月は丸々1か月出勤なので今月ゆっくりしたいし確定申告もやっておきたいのですが😑


今年になってもやっぱりこの繁閑の差にはついていけません💦


ひとまず来週の書籍の締め切りまでがんばります。

2025年1月14日

【読了】自分を変える!―自分が喜ぶ生き方を選ぶ /最強の生き方(Kindle Unlimited)

東京は本当に毎日毎日お天気が良くて青空がきれいです。


いつも年末に帰省して1月は丸々地元で過ごすことが多いので、この時季はほぼ毎日曇り空か雪です。晴れる日は5日もないかもしれない……。


そんな冬のお天気が体に染みついているからか、なんだかこんなに毎日毎日快晴だと逆にほの暗い山陰のお天気が恋しくなります(笑)。


そんなわけで、ポカポカして仕事のやる気が起きないので年末年始に読んだKindle Unlimited本の記録の続きを書こうと思います。


今回しっかり最後まで読んだ本はおそらくこれで最後かな。


最初に青いほうを読んで、その後下の白い本を読んでいたら、途中で同じ本だということに気付きました。


翻訳者が違うと、全然気付かないものですね。



《大ベストセラー『自分の時間』の著者がおくる
「賢明なる生き方」の世界的名著! 》
あなたの一生を決定づける「人生を最高に生きる術」

◆人生の質を高め、自分を変える格好のアドバイス!
著者のベネットは、日頃から人をお茶に呼び、忠告するのが好きだった。
牧師から政治家、演説家、ビジネスマン、大学教授、軍人に至るまで
彼の実践的で役に立つアドバイスにより、人生を成功させた人は数知れない。
皆さんもぜひ、本書の「活字という小舟」に乗ってベネットの客間を訪ね、
人生訓を説いてもらう楽しみを味わってほしい。

◆あなたの一生を決定づける「人生を最高に生きる術」
》 自分の「気質」に忠実に生きる
》 すべては「自分自身をよく知る」ことから始める
》 上手な人づきあいが「人生成功の鍵」である
》 この「幸福の習慣」を繰り返し実行できる人は強い
》 人生の前半も後半も、ともに知的向上をめざす

◎本書の内容
訳者序文
Chapter1 [能力を最大限に発揮する力]自分の「気質」に忠実に生きる
Chapter2 [自分を新しくする力]すべては「自分自身をよく知る」ことから始まる
Chapter3 [想像力を活かす力]上手な人づきあいが「人生成功の鍵」
Chapter4 [充実した一生をつくりだす力]この「幸福の習慣」をくり返し実行できる人は強い
Chapter5 [賢明に生きる力]人生の前半も後半も、ともに知的向上をめざして
訳者解説
Amazon HPより)

100年以上読み継がれた、世界中に影響を与えている
『RESONABLE LIFE』を新鮮な訳で。
『仕事』『人間関係』『職場』『家族関係』
人生の道しるべは、これ一冊で充分! (Amazon HPより)

青いほうの本は、昨日の時間の本と同じく、英語研究の大家でありマーフィーの法則など数々の自己啓発本を翻訳されている渡部昇一先生の訳です。


こちらは本当に面白かったです。


イギリス人の自己啓発本はアメリカの自己啓発本と比べて、どちらかというと堅実な感じがしますね。昔の本だからなのかな。


野心がない人は無理に持とうとしなくてもいいとか言ってますからね(笑)。まぁいわゆる無理にチャレンジしなくてもいいという意味にも取れそうです。


野心満々な人たちもいるが、これまた幸いなことには、大多数の人は野心などとは縁がない。なぜ幸いかといえば、どちらを向いてもナポレオンのごとき野心家ばかりでは、地球はたちまちのうちに累々たる死屍の山と化し、部下たちもすべて手足がばらばらに吹き飛んで、最後にはナポレオン一人だけが残るというようなことになるからだ。


だそうですから(笑)。


私はどちらかというとコツコツ淡々とやる堅実派(?)なのでこの本はすごくためになると思いましたが、野心がある人は野心のない人から学ぶことが肝要だとも書いてあるので、勢いのあるチャレンジ派の人も学びがあるかもしれません。


紹介文でもあるように、著者で作家のアーノルド・ベネットはちょっと世話好きな性格で、人にアドバイスするのがすごく好きだったようです。


……とここまで書いたらちょっと眠くなってきたので💦、要点だけまとめます。


充実した人生を送るコツは自分の「気質」に忠実に生きること。

若者が例外なく野心家であるというのは間違いである。

”本物の野心”ならどんなことがあっても芽を出す。

失敗は時に大きな後遺症が残るので、失敗を軽々しく考えてはいけない。

見当違いの挑戦をするのはやめたほうがいい。

人生をほんとうに楽しむイロハとは。

ベネットの言う楽しみとは、「精神をくつろがせる楽しみ」のこと。


前半はこんな感じで基本の考え方を叩き込み(!?)、後半は具体的な状況でどうしたらいいかなどが書かれていたように思います。


個人的にはとてもおすすめの本です。


白いほうの本は、やはり渡部先生の訳に比べると文章の面白みに欠ける感じがします。渡部昇一先生の味わい深い文章が私は好きでした。解説もついているので青いほうをおすすめしたいですが、両方を読み比べるのもまた楽しいかもしれません。



(令和7年年始からの合計9冊) 

2025年1月13日

【読了】自分の時間――1日24時間でどう生きるか(Kindle Unlimited)

少し忙しくなってきたのでひとまず記録のみ。


と言っても、このアーノルド・ベネットさんの本はいろいろ書きたいことがあって……。


こちらの本は先にもう1冊の別の本を読んで、すごく面白かったので手に取ったのですが、こちらはそれほどではありませんでした。


もう1冊のほうはとにかくベネット節なのか、はたまた渡部昇一先生の訳が素晴らしいのか、味のある文章で毒舌だったりシニカルだったりで、とってもよかったのですが。


基本的には、人生を充実したものにするためにどのように時間を使うか、その考え方をあれこれ紹介されている本です。


◎イギリスを代表する作家による、時間活用術の名著
「人生をよりよく生きるための時間の使い方」を説いた、本書の普遍的なメッセージは、時代や国境を越え、これまで多くの知識人に影響を与えてきた。
「朝目覚めると、あなたの財布にはまっさらな24時間が詰まっている」
「仕事以外の時間の過ごし方が、人生の明暗を分ける」
「1週間を6日として考えよ」
「習慣を変えるには、小さな一歩から始めよ」
「1週間のうち90分は自己啓発のために充てよ」
「計画に縛られすぎてはいけない」…
などの具体的な時間活用のヒントは、多忙を極める現代人にこそ心に響く内容だろう。
いつも「時間が足りない」「時間に追われている! 」と感じている人にもおすすめの1冊。

■目次
訳者序文
第1章 この考え方が1日1日に奇跡をもたらす
第2章 もっと知的好奇心に満ちた生活をつくろう!
第3章 1日24時間の枠を最大限に生かすには?
第4章 自分の精神・肉体を養うための「内なる1日」
第5章 週3回の夜90分が、あなたの心を豊かにする
第6章 「情熱と活気に満ちた1週間」をつくる秘訣
第7章 思考を集中するひとときをもつ
第8章 「内省的な気分」を大切にする
第9章 「知的エネルギー」はどうやって生まれてくるのか
第10章 「原因と結果の法則」を頭に入れる
第11章 読書好きなあなたへ ――人生に大きな「利息」を生むアドバイス
第12章 財布にはまっさらな24時間がぎっしりと詰まっている
訳者解説 (Amazon HPより) 



(令和7年年始からの合計7冊)

2025年1月11日

「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ54 サンライズ出雲の女 ~消えた似顔絵の女~」で楽しむ出雲の風景

今朝は仕事のゲラが宅急便で届くまで少し時間があったので、TVerで「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ」を見ました。


今回の旅の行き先は島根県出雲市。十津川警部がサンライズ出雲で出雲へ向かいます。


渡瀬恒彦主演「十津川警部」シリーズ第54弾。十津川は出張先の出雲で奇妙な事件に遭遇。出雲のホテルで絞殺された女の死体が発見されたのだが、事情を知ると思われる別の女は行方不明。似顔絵を手掛かりに捜査を進めるが、関係者が次々に殺害されて…。寝台特急サンライズ出雲の車内でも撮影が行われ、さらに出雲大社や穴道湖などの名所もめぐり、鉄道旅の魅力も満載のサスペンス!2015年作品。
【ストーリー】
十津川(渡瀬恒彦)は行方を追っていた容疑者が出雲で自殺したとの知らせを受け、本人確認をするために現地へ向かう。東京駅のホームにて十津川は、自分が乗車する寝台特急サンライズの前で、女性(平山あや)を立たせて撮影するカメラマン・軽部孝(川田広樹)を見かける。サンライズを下車後、出雲の警察署で確認を終えた十津川は不思議な事件に遭遇。署内で軽部が殺人事件の参考人として事情聴取を受けていたのだが、話が妙だった。軽部は、ホームで写真を撮った「神在みゆき」が宿泊するホテルを訪ねたところ、女の絞殺死体を発見。警察は被害者が神在みゆき(我謝レイラニ)本人であると確認したが、軽部が撮影した女ではなかった…。

容疑者の本人確認に現地入りするのに、わざわざサンライズ出雲に乗る十津川警部(笑)、ちょっぴり嬉しそう!?きっと乗りたかったのですね(笑)。


私は高校生のときに初めて東京に来て、帰りは横浜から当時の所謂ブルートレインに乗って帰りました。


当時の車両はまだ今のサンライズ出雲みたいにきれいではなくて、二段ベッドで乗り心地も寝心地も悪くて一睡もできなかったのを覚えています。地獄でした……。


今はサンライズ出雲、なかなか切符が取れないらしいですね。聞くところによると、みどりの窓口まで直接行かないと切符が買えないとか?本当かどうかは分かりませんが、私も一度はサンライズ出雲で帰省してみたいです。

出雲・松江は風光明媚なところが多くてやっぱりいいですね~。お天気が良ければなお良いのですけどね😂


宍道湖の夕日は素晴らしいです、本当に。宍道湖に浮かぶ嫁島を横目に松江市から出雲方面に向かう国道9号を走っていると、真っ赤な夕日が少しずつ出雲平野に沈んで行く様子を見ながらドライブすることができます。


山陰本線も松江から出雲市駅へ向かう宍道駅手前まで宍道湖沿いを通っているので、電車からも夕日が見えますよ。松江市の高校に電車で通っていたので、学校の帰りにこの夕日を見ながら帰るのがすごく好きでした。


久々に日御碕にも行きたくなりました。海がとても綺麗なんです。灯台も久しく行っていないので行きたいな~。3月に少し長めに帰省するので、久々に日御碕灯台に行ってこようかな。


少し前に星野リゾートの温泉ブランド「」もできたんで、妹と行きたいねぇといつも言っています。


話が飛びますが、先日友人が下呂温泉に家族旅行に行っていて写真や動画をいろいろ送ってくれたのですが、ちょうど雪が積もっていたので本当に綺麗でした。


温泉行きたいー!


それはともかく、出雲の風景がいろいろと出てきて嬉しかったです。


サスペンスを見ている間に無事ゲラも届いたので、午後からは仕事をします。。。と言いつつ、締め切りが少し先なのでだらっとしそうな予感です。

2025年1月10日

【読了】心と体がラクになる読書セラピー(Kindle Unlimited)

もう少し読書シリーズ続きます。


イギリス政府公認
心を整え、力をくれる新しい読書法のすすめ

本に癒されたり励まされたりした経験、ありませんか?
実はそれも「読書セラピー」なんです。
イギリスでは政府公認だったり、イスラエルでは読書セラピストが国家資格になっている等、世界中で広がりを見せている「読書セラピー」。
マンガ、絵本、写真集、実用書、自己啓発書、小説……どんな本でもOK!
娯楽や自己投資ではなく、「自分の体や心のために」本を読んでみませんか?
ぎっくり腰には、『夜と霧』ヴィクトール・E・フランクル
人間関係がつらいときには、『まるまるの毬』西條奈加
時間が足りないと感じたら、『パパラギ』エーリッヒ・ショイルマン
本の紹介だけでなく、本の選び方や読み方についても説明しています。
自分のために、自分で本を処方できたら、こんなに強いことはないと思いませんか?
本ってすごいんです!
「読書」がこれからのあなたの人生の支えとなりますように。
目次
第1部 読書セラピー《理論編》

1 読書セラピーって何?
2 読書セラピーはどんなふうに行われているの?
3 読書セラピーお国事情
4 読書セラピーでできること
5 もっと読書セラピーを知りたいあなたへ
第2部 読書セラピー《実践編》
6 何を読もう? 本の選び方
7 どうやって読もう? 本の読み方

8 こんなときには、こんな本! おすすめ本ブックガイド

Amazon HPより) 

 

前半は専門的な内容の入門的な情報なので少し眠くなるかもしれません。


私は大学で音楽療法専攻だったのですが、この本にも書かれているように音楽療法や芸術療法などと読書療法は親和性があるとのお話で、とても勉強になりました。


今まで全く思いも付かなかったけれど、確かに読書はセラピーになる要素がたくさんあるなと改めて思いました。


だけど、それと同時に音楽や芸術と違い「言語」が介在するものなので(音楽だと歌には歌詞がありそれをセラピーに生かす方法も学びましたが、読書とは比重が違うと思います)、音楽療法や芸術療法よりも危険性を孕んでいるなというのも納得しました。


日本読書療法学会を立ち上げた著者が読書セラピストの資格などを作らなかったのは、資格取得目的になりやすいこと、読書セラピーについて知れば知るほど、相当なトレーニングを積まなければならず安易にできる療法ではないと思うようになったからだそうです。


とは言え、著者の方も欝病のときに本を読んで救われたり多くの方の軽い精神症状が回復している実例も多いそう。また、刑務所や少年院では特に大きな成果を上げているようです。それを日本で最初に実践したのが吉田松陰というエピソードもなるほど~と思いました。


また、著者の方の、小さい頃から思春期にかけて中南米で危険と隣り合わせの人生を送りすごく大変な思いをしてこられたというエピソードが個人的にはすごく心に残りました。


様々な人種や外見が入り交じるメキシコで生まれ育ち、その後日本に帰ってメキシコとの違いに圧倒されいじめられ、それでも自分を変えてようやく日本に慣れてきたころに、今度はコロンビアへ。かなり危険な思いもされてようやく日本に帰れるかと思ったら今度の赴任(おそらくお父様の)はベネズエラ。


中学生になるといよいよ精神的に不安定になってきて、中学3年生で日本にいる祖父母のもとで暮らせるようになったのも束の間、帰国子女の多い高校に進学するとほとんどが英語圏からの帰国子女。ラテンアメリカからの帰国子女はほんの数人しかおらず、また受験に有利なのは英語圏からの帰国子女でスペイン語圏はつぶしが効かず、どんどん「なんで自分は……」という思考に陥ってしまう。


そこで今度は「東大に入りさえすれば人生が変わる!」と思い至って1年浪人して念願の東大合格。「これで人生勝った!」と思ったら「東大に入りさえすればすべてはうまくいく」という思いがガラガラと崩れ去ってさらに落ち込むという……


それ以降もお話は続くのですが、思ったのは、やはり幼少期に精神が安定していることというのはその後の人生においてとっても大事なことなんだなということでした。それを滔々と語れるほど子どもの発達についての知識はありませんが、、、



長々と書いてしまいましたが、最後のブックガイドがとても良かったです。知らない小説がたくさん紹介されていて、読んでみたいなと思う本がたくさんあってメモしました。


ぎっくり腰にフランクルの「夜と霧」もびっくりですよね(笑)。一応ぎっくり腰に読書が効く理由も書かれてはありましたが、今度自分がぎっくり腰になったらどの本がいいか実験してみようと思いました(笑)。


(令和7年年始からの合計6冊)

2025年1月9日

【読了】ビジネスマンのための「読書力」養成講座 小宮流 頭をよくする読書法(Kindle Unlimited)

引き続き読書シリーズです。


しっかりと本を選び、読書し、頭を鍛え、
そこで得た情報を確実にビジネスに活かす方法がこの1冊で手に入る!
たった90分で読書に投資する時間の価値を∞に引き上げる
小宮流“できるビジネスマンのため”の読書法大公開!
あなたは何のために読書をしていますか?
「目的」を持って読書をしていますか?
それを自分の仕事や人生に活かしていますか?
今や一大ブームとなっている速読。
しかし、速読では頭はよくなりません。
読書は、どれだけ速く多くを読んだかよりも、どれだけ深く多くを得るかです。
速く読むより、速く手に入れる。
つまり「速さ」ではなく「目的」で読書法を使い分けるのです。
読む本と読み方次第で、頭はどんどんよくなります。
いくつかの専門分野なら、読書による独学さえも可能です。
実際、高校1年生の時まで、まったくの読書音痴だったという著者は、
ふとしたきっかけで「読める」ようになり、
以後、経済学、会計等、多くのことを読書による「独学」でものにしていきます。
では、頭をよくする読書法とは?
本書ではそれぞれの<小宮流目的別5つの読書法>に触れ、
おすすめ本を具体的に取り上げながら丁寧に解説しています。

 AmazonHPより)


表紙画像にあるように、①速読、②通読レベル1、③通読レベル2、④熟読、⑤重読の5つの読み方に分けて、読書法を説明された本でした。


最後の奥付を見るともう16、7年近く前の本のようですが、今読んでも古く感じませんでした。いくつか紹介されている本があるので、その点は新しい本が紹介されているわけではありませんが。


ただ、タイトルにあるように、本当に「ビジネスマンのための」本でした。


大体紹介されていたり上記の5つの読書方法もどちらかというとビジネス書や専門書の読み方なので、そういう本を仕事で読むことが多い人向けかもしれません。


前の4つの「教養を身につけるための」本とはちょっと違いますが、例えば何かの試験を受けるためにテキストを読む必要があるとか、社会人で大学にもう一度通う場合とかなんかにも身に着けると良さそうな読書法です。高校生とか大学生にもいいかもしれません。


私は今はあんまりそういう方面の本を読むことがないので、もしそんなことが起きたらこの本をもう一度手に取ってじっくり取り組んでみたいと思いました。


このシリーズは11巻まであって、下記のようなものがありました。全部Kindle Unlimitedで読めます。

①数学力
②解決力
③読書力
④社長力
⑤時間力
⑥勉強力
⑦実行力
⑧リーダー力
⑨人物力
⑩発想力
⑪(最新)数学力

ちらっと勉強法のほうも読んでみましたが、やはりこちらもビジネスマンのための色合いが強かったのでちょっと途中で挫折してしまいましたが、コラムでとても参考になる話があったので別の機会にご紹介します。

(令和7年年始からの合計5冊)




2025年1月8日

今日買った本

すみません、一気に書いたついでにもう1つ。


今日は近くの神社に初詣に行ってきました(「初詣」という言葉が出てこなくて、「新年、神社」と検索してしまった……💀)。


去年買った御札をお返しして、新しいものをいただき、神様にもご挨拶。いつもは月の中頃に行くので空いていますが、今日はまだ8日だということもあって、大勢の人が。


近くに駅があるからか、おそらくJRの職員らしき方々がご祈祷にいらしてました。


帰りにまた本屋さんに寄って、しばし偵察。


2冊本を買ってしまいました。


後でマーケットプレイスやメルカリで安く買ってもいいのだけど、やっぱり思ったときに買ったほうが気持ちも新鮮でいいかなと思って。


「24時間~」のほうは時間の使い方が参考になりそうでした。


校正の本は、実際のゲラの写真などが盛りだくさんだし対談も面白そうでした。校正者の方や校正者を目指している方は絶対買い!だと思います。


ただ、2200円なので結構高かったです💦






Kindle Unlimitedは楽しいですが、疲れることもあります……

あともう1つだけ、番外編😊


Kindle Unlimitedでひとまずざっと読んだり途中でやめたりした本です。


こんなにいろいろな本が読めるなんて素晴らしい!と思いますが、次から次へとおすすめの本が出てきてちょっと疲れたので、今面白くて読んでいるものを読み終えたら少しお休みしようと思います。


ちなみに、1番目の「くずし文字」の本、すごく面白くて、これも紙の本でほしいなと思いました。


特に自己啓発本はいろいろ読みましたが、ほとんど途中で挫折してしまいました……。★がいいものを中心に選んで読んでみても大体同じことが書いてあって面白くないのについつい手に取ってしまう……。1個選んだら次々出てくるんですよね……。


漫画も結構Umlimitedになっているので、しばらくは漫画を楽しもうと思います。


話題の「スピリチュアルズ」もUnlimitedになってますよ~。










【読了】「名著」の読み方(Kindle Unlimited)

ふっふっふー😚 、まだいきます。


でも少し疲れてきた……。ひとまず記録のみ。ですが、この本も出口さんの本と同じく、とってもためになったので、紙の本が欲しいと思っています。


NHKの100分de名著のプロデューサー(だったのか現在もかは不明。でもHPにプロデューサーAと書かれているので今もそうかもしれません)の方が書かれた本です。


100de名著は本当にためになるいい番組だなと思っています。伊集院光さんも、知的だけど謙虚な姿勢で番組の中で学んでおられるのが伝わってきて素敵です。


っと、このブログを書くために調べていたら、なんと新春スペシャルで「100分de筒井康隆」をやっていたみたい!オンデマンドで後で見ようと思います!


100de名著は番組も好きですが、本とHPも好きなんですね。それだけでも十分楽しめます。


さて、それで本題です。


楽しみきれていない「あの本」が、仕事の武器にも、人生のパートナーにもなる
本書で紹介するのは、NHK「100分de名著」のプロデューサーが提案する「本を味わい尽くす読書術」です。
実は奥が深い「薄い本・定番の名著」から、読破が困難な「分厚い本・難解な本」まで。
「いつか読もう」と思いつつ、積ん読になったり、読みっぱなしになったりしていた本の「読み方」と「楽しみ方」が同時にわかります。
本には、いろんな楽しみ方がありますが、本書で紹介するのは、名著や古典を通して自分だけの読書体験を得られる方法です。
「速読」「インプットのための読書」も大切ですが、たまには自分本位に、ただただ身を委ねる読書で、本とじっくり向き合ってみてはいかがでしょうか?
<目次>
第1章 本を読む準備
第2章 本を汚す
第3章 本と対話する
第4章 本に委ねる
第5章 読み終わった本との付き合い方 (Amazon HPより)


こちらの方も、本にメモする派のよう。「本を汚す」ってありますもんね(笑)。


読んでいる時に意味が分からないところに「Q」(だったかな)とかなにかそういう記しを付けておく読み方をされているそうです。3種類の記号を使っているとあったように記憶していますが、すみません、忘れてしまいました……。


印象に残ったのは、そういう読んでいて意味が分からないな……と思うところが、全然別のところで「ああ、あれはそういう意味か!」と分かる瞬間があると仰っていた部分です。


これは別に本に限らず、私も「あれはどういう意味なのか……」と思っていると、ある時ふっと「ああそうか、そういうことか」と全然関係のないシーンで気付いたりすることがあります。


その経験?というか直観?が来るのが結構楽しくて、「あれはどういう意味なのか……」といろいろ意識的に探したりする一人遊びを密かにやってたりします(笑)。


あともう1つ印象に残ったのは、やっぱり本というのは人生に寄り添ってくれるものだなぁというお話というか、私の感想です。


繰り返しになりますが、この本もとても面白くて手元に紙の本が欲しいなと思っています。


記録のみと言いつつ、結構つらつらと書いてしまいました。


まだまだありますが、ひとまず今日は以上です。


(令和7年年始からの合計4冊)




【読了】本には読む順番がある(Kindle Unlimited)

どんどんいきます。こちらは出口さんの著作よりもう少しカジュアルな雰囲気で読めました。


内容もおもしろくためになりました。



頭の中に“知性の地図”を描いてから2冊目、3冊目に進みたい!「筋トレ」に鍛え方の順番があるように、「読書」にも読む力をつけるための正しい順番があります。たとえば、いきなり『資本論』を読んでも、多くの人には難解で、最後まで読み切ることはできないでしょう。本来はその前に読むべき本があるのです。本を読んでも身につかない、十分に理解できない、という人は、「読書の順番」を間違えています。正しい順番で読めば、1冊の本から吸収できる知識・教養は倍増するはず。本書では、具体的に3ステップで読む順番を示します。「哲学」「科学」「歴史」などの分野別、ニーチェ、夏目漱石、太宰治などの人物別に分けて紹介します。(Amazon HPより)

本の読み方も含め、「読む順番」を指南する本です。


思想・哲学とか数学、宗教、歴史など、ジャンル別におすすめの本が読む順別に紹介されています。


ドストエフスキーや夏目漱石、太宰治の小説もステップ1~3までのおすすめの本が挙げられていました。


最後の「読む順番と同じくらい大切なこと」という章の「要約力と引用力」というのがとても勉強になりました。


相手に本のポイントを伝える際に必要なのが「要約力」で、本を理解し自分のものにするために必要な力だとありました。


「引用力」は著者の言葉を咀嚼して、自分自身を通すことで自分の体験に引きつけて実感を伴った自分の言葉にしていく力だそう。こちらは会話に説得力を持たせる際に必要な力ということです。


余談ですが、同じ章に「夏目漱石は本に書き込みをしていて、その効用をいろいろな人に説いていた」というお話があり、「へぇ~!」と思いました。


この本の著者の斎藤さんは「本は本であって、同時にノート」だと仰っていて余白にたくさん書き込みをされるそう。


こういう読書本を書かれる人は大体メモを取ったり本に書き込みされる方が多い印象なので、出口さんのほうが珍しいタイプかもしれません。


ちなみに私は基本的には付箋派で、ときどきフリクションのマーカーで線は引くけど本に書き込みはどちらかというとしたくない派です。いろいろ理由はありますが、単に気持ちの問題かな。


(令和7年年始からの合計3冊)


【読了】本の「使い方」1万冊を血肉にした方法(Kindle Unlimited)

こちらも出口治明さんの著書で、1つ前のブログで言及していた「別の本」とはこの本です。 


こちらも教養を身につけるための読書について書かれていますが、「教養が身につく最強の読書」のほうは「どんな本を読んだらいいか」という話で、こちらはどちらかというと教養を身につけるためにどんなふうに本を読んだらいいか、といういわゆる「読書法」のような内容です。


こちらもKindle Unlimitedで読めましたが、いろいろ参考になることが多くて紙の本が欲しいなと思っています。


本を選び、読み、活かすにはどうすればいいか
・1行たりとも読み飛ばさない
・何百年も残った古典は「正しい」
・何かを学ぶなら「厚い本→薄い本」の順
還暦ベンチャー(ライフネット生命)、
古希学長(立命館アジア太平洋大学)にして、
稀代の読書家が、
 ・本を読むことの楽しさ
 ・本の選び方、読み方、付き合い方
 ・本を活かせる人の習慣
 ・「自分の頭で考える力」をつけるためのコツ
 などを、深く、やさしく解説します。
Amazon HPより)


(令和7年年始からの合計2冊)


【読了】教養が身につく最強の読書(Kindle Unlimited)

年末年始にKindle Unlimitedでたくさん読書関連の本を読んだのですが、やることがいろいろあってなかなか読了ブログが書けません。


書かなかったら書かなかったでいいんだけど、でもなんとなく書きたくてずっと頭の片隅にある……なんとも気持ち悪い状態なので、簡単にですがどんどんブログに記録していこうと思います。


では、まず……

「本の虫」出口流読書のススメ。人生に必要な教養は、読書でこそ磨かれる。読書家として知られる著者が、思わず夢中になった、人生を豊かにしてくれた、本当におすすめしたい良書135冊を紹介。 人間が社会で生きていくために最も必要とされる自分の頭で考える能力、すなわち思考力を高めるためには、優れた古典を丁寧に読み込んで、著者の思考のプロセスを追体験することが一番の早道だと思っています。(本文より抜粋)「ビジネスに効く教養のつくり方」「歴史から叡智を学ぶ」「日本と世界の現在を知る」をテーマに、歴史、宗教、戦争、政治……などさまざまなジャンルの本を取り上げ、その歴史や背景についても解説。『ビジネスに効く最強の「読書」』を再編集し改題。 【本書より】●リーダーシップはクビライに学べ ●『君主論』は権謀術数の書にあらず ●歴史上の偉人も同じように悩んでいた! ●優れた古典は心の栄養になる ●そもそも宗教とは何か ●本当の歴史は市民の生活の中にある ●第2次世界大戦の枠組みを知る ●ハイドリヒという怪物 ●教祖はいつも思想の変革者 ●三大一神教のルーツは全部アブラハムにいきつく ●やおよろずの神が日本に居続けるワケ ●人口問題を見誤らないために ●戦後の政治システムの変貌 ●「右翼」と「左翼」はフランス革命が生み出した ●世界は「中心」と「辺境」から成り立っている ●日本は戦前から「経済大国」だった(Amazon HPより)

文句なしに面白かったです。

アマゾンや読書メーターの感想では、「出口さんのような読書はとても真似できない」という声も多く見られました。


何しろ別の本の中で、自分でも「ちょっと潔癖症なところがある」とか「(学生時代は)本に対して強いフェティシズムを持っていた」と仰っていたとおり、本は絶対に初版本を買いたいとか、手を洗ってカバーもきちんと掛けてきちんと椅子に座って本を読んでいたとか、「つまらない本をそばに置いておくだけでも恥だ」と思っているとあったので、読んでいてちょっと引く人もいそうです😅


ちなみに、いくつか読書本を読んだのですが、他の方は皆本を読みながらメモを取るだとか本にメモを書き込むと言っていましたが、出口さんは原則メモは取らず、話の大筋を頭の中に焼き付ける派だそうです。


この本の話に戻りますが、出口さん自身が古典や歴史が好きだそうで、その分野の本がたくさん紹介されていました。


基本的には「ビジネスをやる上で身に着けるべき教養」の視点から選ばれた難しそうな本ばかりで、安易に真似して読んだりできそうにありませんが、でもヘロドトスの「歴史」とか「韓非子」とか「カエサル」などなど、読んでみたいと思う本がたくさんありました。


Kindle Unlimitedで読みましたが、紙の本を買おうかな~と思っています。


次もまた数冊読書本を紹介します。


(令和7年年始からの合計1冊)


2025年1月4日

【読了(12月)】カラマーゾフの兄弟2

12月に「カラマーゾフの兄弟」の2巻目を読了しました。


ゾシマの言葉にしたがって、アリョーシャは父の家に出かける。父と長男ミーチャとの確執は、激しさを増していくようだ。イリューシャとの出会い、スネギリョフ大尉の家で目にしたものなど、アリョーシャの心はさまざまに揺れ動き、イワンの「大審問官」で究極の衝撃を受ける。(AmazonHPより)

年末年始はKindle Unlimitedで読書関連の本をいろいろ読んだのですが、その中に必ず「カラマーゾフの兄弟」を若い時に読んだけど挫折したという文言があり、タイムリーな話題でした。


私も若い頃に読んでいたら挫折していたかもしれませんが、今読むと挫折するどころかこんなに学びの多い文学があるものかと思っています。


先日、NHKの「100分で名著」のプロデューサーの方が書かれた「『名著』の読み方」という本を読んでいたら、主人公の一人であるアリョーシャの師・ゾシマ長老の生涯が語られる「ロシアの修道僧」という章で挫折する人が多いとの話がありました。


とある研究者の方いわく、そこは「ゾシマ越え」と呼ばれる難所でそこを越えると「一気に視界が開ける」のだとか。


その章はちょうど2巻にあって、私は結構その部分、好きだったので全然問題なく読めました。


三島由紀夫の「奔馬」にも似たような部分があって、そっちは読むとうとうとと眠くなりましたが、「ロシアの修道僧」はそれ自体がなかなかの物語でとても興味深い章だと思いました。


あと2巻ですが、4巻はすごく分厚いのでまだまだ先は長いです。


さて、令和6年に読了した本は42冊でした。実際にはブログに記載していない本(Kindle Unlimitedで読んだものなど)がいくつかあるので42冊+αといったところです。


今年は読めた冊数は少ないですが、やっぱり三島由紀夫の「豊饒の海」を完走できたことが大きかったです。


カラマーゾフの兄弟にも挑戦できたのも良かった。


今年もお正月にすでに何冊か読み終えたので、順次ブログに記録できたらなと思います。


今年は目標50冊ぐらいかな🐼

2025年1月2日

令和7年のお正月

あけましておめでとうございます。


今年もぼちぼちペースではありますがブログを更新していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


31日から1日に変わる時刻に、無事穴八幡宮の「一陽来復」の御守りを掲げることができました。


私は不器用で貼り方が汚くて恥ずかしいのですが💦、貼ってからはもう貼り直しができないので、もう少し場所やら貼り方を考えてからやれば良かったとちょっと後悔しています😂

(追記:HPを見たら、台紙に貼らずに直接壁か柱に貼るように書いてありました。。。賃貸なのでそれはちょっと無理なため、やむを得ず台紙に貼りました)


これ、普通に友達が家に来たらちょっと恥ずかしいですよね……。もうちょっと隅っこに貼ればよかった……。



もう5年目くらいになる手慣れた幼馴染みが送ってくれた写真も貼っておきます(笑)。

(追記:幼馴染み、御守りが剝がれ落ちてしまったらしい……。)



去年はいろいろ大変なことも多かったけれど、年の功なのか、ただ年を取ったからなだけなのか(笑)、あまり悩みすぎることもなくがんばれたなと思います。


今年は穴八幡宮の神様にも後押しをお願いしつつ👏、また1年精進していきたいと思います。

みなさんの今年1年も実り多き日々になることをお祈りしています😊


いろいろとしんどいことも多い時代ですが、腐らず目の前にあることをこつこつ淡々と続けていけば、あるとき大きなものが積み上がっていることに気づくと思います。


忍耐も必要ですが、明るさと前向きさとひたむきさを忘れずにマイペースに進んでいきましょう👍