2023年6月5日

【読了】日本の言葉の由来を愛おしむ ―語源が伝える日本人の心

日曜日はうちの前の工事もなく、最近ちょこちょこ悩まされている両隣の人の声が聞こえることもなく、久々に東京の家で心落ち着く時間を過ごせました。今日も工事をやっているのかやっていないのか、比較的静かでうれしいです。


さて早速ですが、読了記録。と言っても今日はちょっとズルをしました(笑)。しかも今日はちょっと厳しめです…。先に謝っておきます。ほんとごめんなさい🙇🙇(罪悪感からか絵文字多めになってしまいました)


(以下Amazonの説明文より)
私たちがいま話している日本語は、どんなにありふれた単語でも、かつて誰かが生み出し、いまに至るまで使い続けられてきたもの。つまり、由来を持っています。たとえば「住む」とは、心が<澄む>状態で過ごせること。「前」の「ま」は<目>、「え」は<方向>。自分の目が見据えている先が「前」なのです。由来をひもといて出会えるのは、先人たちの優しさ、知恵、ユーモア……。雅な言葉だけが“美しい日本語"ではありません。いつも話しているふつうの言葉を見つめ直してみませんか。


なんだか文体が好きになれないのかなんだかよく分からないんだけど、好きな分野の本なのに読んでいるとイライラしてくるんです。。。


結局第2章の途中まで読んで、イライラして(笑)速読すら出来ず、見出しだけ最後まで読んでやめました😂


著者紹介のところを見たらライターさんだと分かりちょっと納得。ライターさんのことをとやかく言うわけではないのですが雑誌に掲載されているライターさんの文章を読むのが苦手で、特に飛行機に乗ったときに手に取る機内誌の旅ページとか興味があるのに文章がよみづらく感じるのです。今雑誌の仕事をしていますが、それも校正しなきゃいけないから読むのですが、なぜか心に入ってくる文章があんまりないように感じられるんです(あんた何様って感じですみませんっ)。


この本の文章もそんなふうに感じてしまいました。。。雑誌を読んでいるみたいな感覚。あと、1つ気になった文がありまして…💦


"なんの証拠もありませんが、それほど大きく外れてはいないと思います。"


えっえっ!?日本の言葉の由来の話なのに、なんの証拠もナシ!?それどころか大きく外れていないだろうからそういうことなんです、みたいな文章。しかも結構そういう表現が多いんです。こういう由来だろうと考えられますみたいな。慶応の文学部を卒業されているのでしっかり勉強された方だと思うのですが、曖昧な表現が多くてちょっと違和感を感じてしまいました…。


ちょっと仕事のこぼれ話になるのですが、雑誌やウェブサイトのライターさんの校閲(事実確認とか)をしていると、とにかく調べが適当な方が多い印象なんです(爆)。大手メディアで書いてあったからとかいろいろなウェブサイトでそう書いてあったからというだけだったり、又聞き状態みたいな情報が多くてびっくりします。それどこに書いてあったの?と事実確認をするのがすごく大変なことが多くて、ちゃんといくつかの文献を調べて書いてほしいしいつも出典とか参考文献も一緒に送ってほしいと思っちゃいます😂


いや、いろいろ毒舌になってしまった(汗)。本当にごめんなさい、私はこの本ちょっと🙅でした😓。Amazonや読書メーターのレビューはまぁまぁ良いし、内容的には良い本だと思いますが、本当に私の個人的な好みの問題です。


Amazonに、著者の日本語や日本人の感性が大好きというのには共感できるけれど、ここまで語られると食傷気味、とのレビューがありましたがその気持ちちょっと分かる…。


というわけで私の偏見が炸裂した感想になってしまいましたが💧、めげずに今後の読了記録も楽しんでください🙏 

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