現代物流の要所である空港、港湾、鉄道、トラックの各ターミナルのジオラマ模型のほか、物流に関する映像、クイズ、ゲームなどを通して、暮らしと産業に欠かせない物流のしくみをわかりやすく紹介しています。また、主に江戸時代から昭和までの物流のあゆみを展示しています。天びん棒や米俵などを担ぐ、ふろしきでエコバッグ作り、物流会社の制服着用、段ボール工作など各種体験もできます。(公式HPより転載)
2024年5月27日
【東京散歩】物流博物館(港区)
2024年5月24日
【読了】1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話
クローゼットに収納術はいりません。「クローゼット=本当の自分」にできれば、勝手に整うものだから。ただ、自分の心地よさに従うこと。本来の自分を生きるという覚悟を決めること。捨てられずに人生を詰まらせているものに向き合い、手放していけたとき、人生はすごい速さで自分でも思いがけない方向に進んでいきます。1000枚の服を溜め込んだファッション雑誌編集者の人生を変えた「服捨て」体験と、誰でもできるその方法を伝えます。(Amazonより)
この本も片付けをしていたときに知り、参考に読みました。1000枚も服を持っていてそれを数枚になるまで捨てたらさすがに人生変わることもあるかもしれませんが、いつも思うけど、こういうタイトルの付け方はあまり好きではありません。。。タイトルは大体出版社さんが付けるそうなのですが。。。
それはともかく、断捨離ブームはまだまだ続いているんだなと思わせる本が多いですね。私も今までついつい余計なものを買っては邪魔になって捨て…を繰り返してきました💦。流行を追わなきゃというタイプじゃなくても、若い時はどうしても飽きもきたりしますしね。。。
こういう断捨離系の本をたくさん読んできて、今は物を大切にして生きなきゃなぁということを本当に実感しています。それ自体は当たり前のことなんですけど、物が溢れる時代で目の前の物がめまぐるしく変化していくときにはなかなかそれを実践するのが難しいなと思います。
購買意欲を誘うような手法で企業側も手を替え品を替え試行錯誤していますしね。物を買わないと経済が回らず景気も悪くなる…けど物は大切にしたい。なかなかのジレンマですね。
…ってこの本の読了記録から飛躍してしまいましたが、お片付けも落ち着いたし、一時期だいぶ減った積ん読もまた少し溜まってきたし、ひとまず試験勉強も一段落したし、またいろいろなジャンルの本を読んでいきたいなと思います。
2024年5月23日
【読了】新編 日本の面影 II
ハーンの描く、失われゆく美しい日本の姿。文庫オリジナルの第2弾日本への〈巡礼の旅〉の一歩をしるす「鎌倉・江ノ島詣で」、物語作家としての手腕が遺憾なく発揮された「美保関にて」「日の御碕にて」、私たちが忘れかけている風習や信仰を想い出させる「二つの珍しい祭日」「伯耆から隠岐へ」――代表作『知られぬ日本の面影』から、詩情あふれる新訳で十編を新編集。小泉セツが語る感動的な『思い出の記』も付載する。ハーンの描く、失われゆく美しい日本の姿を感じる、文庫オリジナルの第2弾!(KADOKAWA HPより)
II巻も訳が素晴らしく、私がこうやって情景をありありと思い描きながら読めたのも、ハーンの文章力だけでなく訳の素晴らしさによるところも十分あったと思います。
あとがきで訳者の池田雅之さんが訳し方やハーンの文章に対する姿勢みたいなものについて言及されていて、ハーンが見た日本の素晴らしさをどうにか私たちに伝えたいという熱い思いが伝わってきました。
Iは2回読んでいますが、IIもまた読み直したいです。
2024年5月20日
試験を受けてきました
2024年5月10日
【東京散歩】深川江戸資料館・清澄庭園(江東区)
2024年5月7日
【お片付け】クローゼットだいぶ片付きました
まだごちゃっとはしていますが、クローゼットがだいぶすっきりしました。
スチールラックにもいろいろと物をしまっていたので、ここを片付けるのも大変でしたが💦、ここもスッキリしました。
ちなみに物を処分するために物を増やすというのは本末転倒ですが、いろいろと買ってしまいました😂。
引き出しにしまっていた服は普段使うものをすべてハンガーにかけることにしました。無印のハンガーを愛用しているので、今まで持っていたものと同様のアルミハンガーとコート類をかけるために少ししっかりした木製ハンガーも追加購入。
結構服があるかなと思いましたが、意外とそんなに多くなかったです。普段着る服をすべてハンガーに吊すことでどんな服を持っているかひと目で分かるようになりました。
こうして吊してみると、青・紺の服が多いことが分かりもう少し明るい色の服を取り入れたいとかパンツが多すぎだなということに気づきました。
スチールラックに入れた白い引き出し様の収納ボックスは、実は折りたためるランドリーバスケット。
以前からオフホワイトを愛用しています。オフホワイトは廃盤になったようなのでホワイトを2つ買い足し、備え付けの底板を目隠しにしました。
ランドリーバスケットの中には普段は着ない服、例えば山登り用の服やギターの発表会で着たワンピ(処分するか普段着にするか検討中)のほか、タオル・ハンカチ類、スカーフ類、真夏の服、季節外れのパジャマなどを入れています。あとは靴下や下着などの予備。
次はこれ。写真では見えにくいですが、クローゼットの壁際に吊り下げています。
これ、かなり使いやすくてすごく便利です。
無印で吊り下げ収納が販売されていたようでいろいろな方がブログで紹介されていたのですが、廃盤になったよう。似たようなものを探していたときにこちらを見つけました。生地もしっかりしているし、ポケットも深めですごく使いやすいです。
このポケットに普段使うタオルハンカチ、靴下、下着類を入れました。引き出しに入れていたときは、たたんで入れておいてもいつしかぐちゃぐちゃになっていたのが嫌だったのですが、これはそんなことにはならなさそう。
上の収納スペースの整理にはこちら。
季節外れの布団やクッションがバラバラと置いてあったのを、収納袋にまとめたのでだいぶスッキリしました。カラーボックスにしまっていたシーツの予備もお布団と一緒に収納袋に入れました。
段ボール2箱には季節外れの服を入れていましたが、こちらも収納袋に入れてひとつにまとめました。
この収納袋もしっかりしていてすごく使いやすいです。
このほか、15年以上使っていた電源タップが汚らしくなっていたので買い換えました。家電類がなかなか壊れないのでついつい長く使ってしまい買い換え時が分かりません💦
とあるブログで紹介されていたこの丸いタップがかわいらしかったので2つ購入しました。
コロンとしていてかわいいし早くもお気に入りになりました。電源周りもだいぶすっきりしました。
今回の片付けでかかった費用は以下のとおり
収納袋 1,089円×2
電源タップ 2個 1,689円×2
吊す収納 1,540円
折り畳み ランドリーバスケット 1,680円×2
アルミ洗濯用ハンガー3本組 390円×4
節あり木製ハンガー5本組 499円
粗大ごみ代 800円×2
計14,115円
結構使ってしまった…💀
でもいろいろな方のブログを参考にしたので、使いやすく気に入ったものを揃えることができて満足です。
留学時代は学校の寮に4年間住んでいましたが、1年ごとに部屋が変わるため夏休み前に持ち物をごっそり地下の倉庫に預けなければならず、それがとても大変でした。
年度末(5月)になると、アメリカ人も自分の荷物を車に運んで実家に戻ります。サマースクールで授業を受ける場合は夏休み中も寮に滞在できますが、違う部屋に移動しなければならずそれが毎年本当に苦痛で苦痛で。
その経験から大きな家具類を持つのが嫌でどうしても必要なもの以外は買わなかったり折りたたみできるものなどを購入してきました。
しかし1つの場所に長く住むと当たり前ですがだんだん物が増えるもので、それをしまうための収納もついつい増やしてしまったり……。
今回思い立って大きいものを処分できてスッキリしました。ゆくゆくはスチールラックも処分したいですが、今はまだ必要かな。
クローゼットの片付けのついでに、玄関にある収納スペース、キッチンの流しの下、洗面所の流しの下も片付けて、見えないところばかりではありますが、かなりいろいろと整理することができました。
まだまだ物はたくさんありますが、今後はあまり物を増やさないようにしたいと思います。
妹に片付けの様子をいちいち報告していたので、「終活してんの?」と言われました🤣。そうかもしれない…(笑)。
昔の人の暮らしのように畳の部屋にタンス1個とか、シンプルな暮らしに憧れているのですが、それはなかなか無理なので💦少しでも近づけるようにちょっとずつ片付けていきたいです。
リサーチがてらたくさんのミニマリストの方のブログを見るなかで1つとても参考になるブログがありました。ブログ全体もすごくすっきりして見やすかったし記事数も少なくもなく多くもなくちょうどよい感じ&更新も少なめながら自分の好きなペースで更新されている感じで、いろいろな面ですごく参考になりました。
私もワードプレスでブログを作って今までの記事をカテゴリーごとにまとめてみようかなと思いました。
いつになるか分かりませんが、できたらまたここで紹介します。
2024年5月6日
【東京散歩(郊外編)】弘法山~弘法の里湯(神奈川県秦野市)
2024年5月4日
【読了】美しければすべて良し 一生モノの気品を身につける186のヒント
こちらも片付けリサーチ中にKindle Unlimitedで見つけた本。
住まい、健康、ふるまい、人間関係……人生を心地よく整えるたった一つのものさし何が心地よく、何が美しいことなのか。自分の美意識を持つことは、不確かな時代を生きる私たちの必修教養といえるでしょう。美しい生活は、身体の疲れをとり、心を癒やして明日の自分を美しくします。つまり、「美しければすべて良し」なわけです。『お嬢さまことば』『気品のルール』『自分を躾ける』…etc
加藤ゑみ子さんの本は好きでいくつか持っていたりUnlimitedでもたくさん読んでいますが、本当に「集大成」という感じ。
暮らしを美しくするヒントがたくさん詰め込まれていて、Unlimitedで読んだけれど紙の本を手元に置いておきたくて購入してしまいました。
ノウハウというよりも心がけるとよいことという感じ。186個もあるのでボリューミーです。
今日は勉強で疲れてしまったので簡単な記録のみですが、女性に限らず、暮らしを通して人間性を高めたいという人におすすめです。
【読了】私の中を整理する片づけ 幸せがおとずれる「余白」の作り方
片付けのためにいろいろなサイトを見ていたときにこの本を知り、Kindle Unlimitedになっていたので読んでみました。
片づけて残ったのは、家族と笑顔で幸せに過ごすための大切なモノと考え方数年前まで、モノがあふれる汚い部屋に住んでいました。その頃は太っていて、借金もあり、毎日が後悔だらけで自分のことが大嫌いでした。自分を変えたい、と始めたのが「本気の片づけ」です。その結果、部屋の中が整理されてモノが減っただけではなく、17kgのダイエットに成功し、借金はなくなり貯金も増えました。特別なダイエットや、特別な節約をしたわけではありません。「片づけ」の過程で、自分自身に本当に必要なものは何か、死ぬほど考えて向き合うことができたからです。この本では私自身が「片づけ」を通して体感した、幸せになるために必要なモノや考え方の取捨選択の方法などを当時の経験や考えていたことを元にまとめた1冊です。欲しいものを買って、それらに囲まれすぎていた汚部屋時代よりも、私は今とっても幸せです。(出典:Amazon)
片付けのための具体的なノウハウというよりも、片付けていく過程で著者の方の内面がどう変化していったかが書かれた本でした。
日常生活と自律神経失調症は密接に結び付いていると思っていることもあり、暮らしについて書かれた本が好きでいろいろと読んでいますが、暮らしとこころや身体は切っても切り離せない関係だな~と改めて思いました。
この本の中で印象的な1つのエピソードで、著者が服をどこまで減らせるかにこだわり4着までに減らしたのですが、尊敬する彫刻家の作品展が開催されることにとてもうきうきしたのに、何を着ていこうかと考えたときにいつもと同じでいいやと思ったことがあったというのがありました。
そのときに、200着も服を持っているのに「着る服がない」と思っていたときと同じ、ヒヤッとした感覚を覚えたのだとか。
せっかくのうきうきとした気持ちがかき消され、物を減らしたことで楽しくない・嬉しくないという気持ちになっては暮らしを楽しめないなと思いました。ほどよいのが一番ですね😂
いろいろとリサーチしたおかげもあり、私のクローゼットもまだまだごちゃっとしているものの、だいぶすっきりしました。クローゼットを片付けるにあたり、ほかのところも一緒に片付けたのでかなりこころ的にもスッキリした気がします。
今回は見えないところばかり片付けたので、見た目にはあまり変化はありませんが、この本で書かれているように私の中が整理されたみたいで心地よいです。
片付けは好きなので、引き続き定期的に部屋を整理していきたいなと思います。
2024年5月2日
【読了】”地形と気象”で解く!日本の都市誕生の謎――歴史地形学への招待――
雑誌の連載をまとめたもののようで内容の重複がちらほらありましたが、とても興味深く著者の他の本も読みたくなりました。
ちょっと残念だったのは、地図や挿絵、写真等の資料が小さかったり不鮮明で見にくく、説明されている部分がほとんど分からないところが多々ある点でした。
桓武天皇、平清盛、源頼朝、武田信玄、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康・・・・・・。
土地を変化させ、快適な空間を造り、経済力の土台を築いた先人の叡智!
[本書の主な内容]
奈良盆地での文明誕生/中央の湖を自由に行きかう舟/恵みの地は呪いの地へ/日本列島の地理的な中心・京都
東日本へ行く要の地/モンゴル軍を破った福岡の地形/「信玄堤」という画期的な治水事業
信長が戦った比叡山と大坂の地形/今も現役の「太閤下水」/家康が関東で発見した宝
安倍川がつくった鉄壁の軍事都市/日本堤と墨田堤の仕掛け/幕末に広重が描いた風景/全国の森林が消失する危機
教養としてもためになる内容でしたが、学校で学んだ歴史を見る視点、考える思考とは全く違う角度から歴史を考察しているのが印象的でした。
今と昔とでは土地の形状等が全く違うため、現代的な思考で歴史を見てはいけないなと思うと同時に、歴史に限らずあらゆる分野で自分の思考を疑うことも大事だなと改めて思います。
またいつの時代も、日本の都市文明の進歩には自然災害と森林破壊がつきものということもよく分かりました。
江戸がエコの街という話はよく聞きますが、江戸を一歩出てみれば参勤交代などの人の移動や人口増加に伴うエネルギー消費量の増加で国土は禿げ山だらけ。
広重の絵を芸術としてではなく当時の様子をあらわした証拠写真として考察している点も新鮮でした。
でも国土が禿げ山になったのは江戸時代だけではなく、奈良時代からずっと続いているとのこと。それよりも前、たたら製鉄が盛んだった時代も製鉄のために木材が必要不可欠だったため周囲は禿げ山だらけだったとかというのを、岡田斗司夫さんがもののけ姫の解説で言っていた気がします。
飛行機から下の眺めを見るのが好きなのですが、今はゴルフ場やら太陽光パネルやらいろいろ気になる風景はあります。でも昔に比べたら数段緑豊かな山になっているのかもしれません。それはエネルギー源が木材から石油や原子力に変わってきたからなのでしょうけど。
まぁ結局人間が生きる限り、エネルギー問題からは逃れられないということなのでしょう…。という結論に私は至りました😓
エネルギー問題だけでなく、都市のインフラ整備のお話やそれを推し進めた歴史的人物たちの偉業も本当にすごいなと思いました。昔の人は本当に賢い…。故きを温ねて新しきを知るというのを忘れてはいけないですね。