令和6年一発目に読み終えた本は、加藤諦三さんの本です。
生きづらさの原因は全て、その人の「無意識にある何か」=「内なる障害」にある。
「私の内なる障害は何か?」それを考えるのが幸せへの鍵である。
本書を読んで、自分の人生に失望しているのがバカらしくなってほしい。
あなたには、いまとは違うもっと広い自由な世界がある。
この本は、「本当の自分」を肯定するための本である。
──加藤諦三
◇気を使いすぎて疲れる
◇他人の何気ないひと言が気にかかる
◇少しの失敗でも立ち直るのに時間がかかる
……
なぜか、生きづらい――。
頑張るのにちょっと疲れてしまったあなたへ。
「他人」にも「自分の感情」にも、もう、振り回されない!
自己肯定感を高める12のヒント
(三笠書房HPより)
加藤諦三さんの公式HPでも本の紹介がありました。
⏩⏩https://www.katotaizo.com/books/anatahaanatanarini
昔の本がKindle Unlimitedでたくさん出ているのでそればかり読んでいましたが、久々に最近の著作を読んでみたくなって、2020年に発売されたこの本を選びました。
内容はとても興味深かったです。
なかなか自分の人生を生きれない人、人生がうまくいかない人にとっては、日々の生活は苦しいものです。ですが、実はそういう人たちは、無意識では自分で苦しみたがっている、呆れるほどに苦しみに固執している、という話です。そのことに気がつけば楽になるし人生は拓けてくるということが、いろいろな角度からしつこいほどに(これは加藤諦三さんの本ではいつものことです)語られています。
無力感、絶望感、劣等感、依存性…。無意識の中にこういった感情があると、神経症の人だけではなくて普段は楽しく生きている人でも、人生の中で躓く場面が出てきます。
そういうときに、出来事ではなく自分の本質について自問してみることが大事。起きる問題にパターンがある人は特に上記のような自分の内面にある感情を探ってみるといいかもしれません。
簡潔に言えば、とにかく自分の無意識にあるものに気づくこと。もちろん無意識だから気づくことはとても難しいけれど、それに気づき続けることが人生が拓けていくことにつながるということでした。
もう1冊、2023年に発売された新しい本で似たような内容の本を購入したので、こちらも併せて読んでいます。
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