4月に読了した本のまとめです。
2023年4月30日
【令和5年・読書記録】4月に読んだ本(14冊)
2023年4月29日
【東京散歩】文京区立肥後細川庭園
今日はお天気が良かったので東京ぶらり散歩に出かけました。
少し前にTwitterにふなっしーの投稿が上がってきて、肥後細川庭園という素敵な場所があることを知りました。
正解は東京都文京区にある肥後細川庭園なっしー♪ヾ(。゜▽゜)ノ正解直ぐ出てびっくりなっしー♪流石なっしー♪
— ふなっしー💙 (@funassyi) April 20, 2023
永青文庫に展示されている歌仙兼定や国宝の古今伝授の太刀と生駒光忠に会いに行ってきたなっしー♪美しい刀だったなっしー♪
このめっちゃ綺麗な庭園は無料で楽しめるなっしー♪ pic.twitter.com/rGzNvwaxn5
行ってみると、ここは東京!?というくらい静かで緑の多い場所。外国人観光客もほとんどいなくてとても心が和む場所でした。
早稲田駅から15分弱歩かないといけませんが、ほっとできる場所でした。また行きたい。
なんだかやっぱり緑は癒やされる…。
ここに一緒に行った友達に「新宿御苑みたいにビルが見えなくていいね」と言ったら、地方都市の都会育ちの友人は「あれはあれで好きだけどね」と言っていましたが、私はやっぱり田舎育ちなので木がもりもりまるまるした緑の景色の中にカクカクした灰色のコンクリートの風景が見えるのはあまり好きではないなぁと思いました。
コロナ禍になる前までは地元と東京を頻繁に行き来していたので適度にストレス発散できていたものが、コロナで帰れず、校正の仕事をするようになり、出勤の仕事も入るようになって、前ほど実家に帰らなくなりました。
するとやっぱり小さなストレスが積もってきて自律神経の調子が乱れるようになってきたように感じます。息も詰まる。家の前の工事、両隣の住人に対するストレスも…。はぁぁ、小さなストレスってある程度積もらないと気づかないものですね。。。
5月末に一度実家に1週間ほど帰りますが、その後6月の出勤の仕事が終わってから、今年の夏は心の療養(!?)のため実家で過ごそうかなと思い始めました。
どうしようかな…今日緑を見て爽やかな風に吹かれたら、無性に自然が恋しくなりました。
2023年4月27日
【読了】トルストイ民話集 人はなんで生きるか
わたしは、すべての人は自分のことを考える心だけでなく、愛によって生きているのだということを知りました。(中略)こうしてすべての人は、彼らが自分で自分のことを考えるからではなく、人々の心に愛があることによって、生きていっているのです。
どの物語もキリスト教色が強いようで、決してそうではないと感じます。描かれているのは「神の愛」ではなく「人間の心の中にある愛の心」だと思いました(回り回ってそれが「神の愛」ということになるとは思いますが)。
「思いやり」や「真心」を大切にする日本人にとっても心にすっと入ってくる感じです。
日本の昔話のように、心がほんわかするばかりでなく深遠な学びのある物語ばかりでした。
薄い本なので、折に触れて読みたい1冊です。
2023年4月26日
【読了】日本人の忘れもの1・2
1巻は少し前に読了したのですが、3巻まであるのでまとめて感想を書こうと思ってとっておいたものの、まだあと少し時間がかかりそうなのでひとまず1・2の記録と簡単な感想です。
まとめの感想は3巻の時に書こうと思います。
第一巻では”和の心”に主題が置かれていますが、この第二巻では、”もののあはれ”を唱えた国学者の本居宣長さんの話や、万葉や奈良の人の歌や暮らし、言葉などから大切な心を教えられます。昔の人は自然を慈しみ、畏敬の心を持ちながら、自然をゆっくり見つめた時間の中で、心の豊かさを育んでいたように思われます。
このエッセイを読んでいると、日本の自然がいかに日本文化に影響を与えてきたかが分かります。その自然を軽んじたり忘れたりしたままで日本らしい文化というものは新たに生まれないのではないかなと思いました。 何しろ日本人の自然に対する観察眼というのが本当にすごいと思うのです。この本を読んでも他の本を読んでも、日本人の優れたところはそれに尽きると感じます。
日本に限らず、どの国もその文化を形成した大本の「何か」があると思うのですが、それを軽んじ忘れてしまいどんどん世界が均一的な面白みのないものになってきたと感じます。
学生時代をアメリカで過ごしたのでグローバル化は素晴らしいと思っていましたが、その後主にアジアや欧州に旅行してみて愕然としました。
どこにもマクドナルドがあり、スタバがあり、GAPがあり、、、どの街に行っても同じなのでつまらないと思いました。それもあって都市よりも地方を見て回るのが好きになりました。もちろん詳しく知ろうとすればその国独自の文化はまだまだ生きていると思いますが、短い旅の中で肌で感じられる文化は本当に失われつつあるなぁと感じます。
何かで、アジアでまだその国らしさが残っているのがミャンマーだかカンボジアだかだという話を聞きましたが、それもあと数年でグローバル化の波に呑み込まれてしまうだろうと。
少しずつグローバル化の弊害が謳われるようになってきて、アメリカですら「アメリカファースト」と内向きになってきた傾向がありますが、これを機に"ローカライズ化"がが進めばいいなぁと個人的には思ったり…。
という感じです。。。3巻はまた違った側面から日本の文化について書かれているようなので楽しみです。
簡単に感想を…と言いつつ、長くなってしまいました😂
そしてもう1冊、中西さんのご著書「ひらがなで読めばわかる日本語」という本を読んでいる途中なのですが、こちらはあまりにも興味深くなかなか読み進められなくて後でもっとゆっくりじっくり読もうと思って置いてあります。
いやもう、ひらがな1語1語に込められたものが文化というか、もう哲学そのものです!
私が英語以外の外国語を勉強したいと思ったきっかけがまさにこれだ~と思いました。その話はまたこの本の感想の時にでも。。。
2023年4月21日
【読了】先生のお庭番
昨日の平塚行きの電車の中で夢中になって読みました。私にとっては朝井まかてさんの4冊目の本です。
舞台は長崎の出島。15歳で修行中の庭師・熊吉はオランダ商館への奉公を命じられた。仕える相手はシーボルト。なんと更地に薬草園を作れという。熊吉はそれでも工夫を重ねて見事な薬草園を仕上げ、シーボルトと妻のお滝の信頼を得てゆく。四季折々の草花に魅入られたシーボルトは、熊吉に日本の自然の豊かさについて説き、どこの国でも同じだと思っていた熊吉は驚かされる。土と草花を通して人のぬくもりを描いた、感動の職人小説にして成長小説。
前半は熊吉の心の奥に潜めつつも隠しきれない蘭語への情熱、シーボルトに仕えるまでの経緯や決意、命じられた薬草園造りの試行錯誤の日々、日本の自然を通じて心を通い合わせるしぼると先生(シーボルト)とコマキ(熊吉)の友情的関係、先生の妻オタクサや使用人おるそんとのほがらかな日々が印象的で、とても爽やかな内容でした。
が、中盤以降雲行きが怪しくなり、後半からの急展開。尊敬するしぼると先生への敬意と疑念の交錯、先生(西洋人)との根本的な自然観の違いに打ちのめされる熊吉、そしてシーボルト事件・・・
とても印象的な一文がありここで紹介しようと思いましたが、ねたばれになるのでやめておきます。
誠実に、そして正直に真っ直ぐに生きる熊吉とその熊吉の自然に対する敬意と愛情にとても心打たれました。
後半からの急展開がそれほど詳細に深掘りして描かれていなかったこともあり、全体的に爽やかで癒やされる物語でした。
また読みたいと思える、今まで読んだ4冊の中で一番好きな作品でした。
【読了】お江戸風流さんぽ道
〈 書籍の内容 (小学館HPより)〉粋(スイ)の上方、粋(イキ)の江戸。吸ったら吐き出す江戸の「いき」。情もお金も溜め込まない気風のよさを身上に、ファッション、グルメ、長屋暮らしに色に恋。江戸の庶民の息づかいを生き生きと今に伝える江戸案内。初詣に始まり桜見、花火などの行事、大相撲などの娯楽、そして生活や町の様子を概説する第1部と、浮世絵や古地図を参照しながら4回にわたって行った「講義録」を収録した第2部からなる、杉浦版「江戸入門書」の決定版!
2023年4月20日
2023年4月17日
しつこくピアノネタ
2023年4月16日
【自分メモ】奈良大学通信教育学部 文化財歴史学科
本当に中高校生の時に今くらい勉強が好きだったら良かったと思うくらい、大人になってからの勉強したい欲に歯止めがかかりません。
奈良大学にこんな学部学科があることを知りました。年間の費用が20万弱!私の場合、外国の大学卒なので3年生からの編入学ができるか分かりませんが、思わず資料を請求してしまいました。
大学卒業資格はもちろんのこと、博物館学芸員資格も取得できるとか。
公式ホームページの写真を見る限り生徒さんはやはりご年配の方が多いようですが、逆に言えば何歳からでも勉強できる。
できればここ数年のうちに入学したい。大学でしっかり歴史学を勉強したいです。はぁ、心躍ります。
2023年4月15日
お気に祭りですか!?
2023年4月14日
【読了】魂の声が聴こえる「自動書記」の練習帳
「魂の声」とあるのでスピリチュアルっぽいとか胡散臭そうという感じもあるかもしれませんが、心理療法のような感じだと思いました。著者の山下美樹さんが師事したヨガの先生から受けたのも潜在心理療法だとか。1,600円ほどなので、何らかの癒やしが必要な方にはおすすめしたいです。
ちなみに私は「魂」とか「スピリチュアル」とかにあまり抵抗がないです。オカルト系も好きです😁
いわゆる「見た」ことは数回ありますが、霊感はあんまりないと思います。だけどなぜか周りに霊感が強い人が多くていろいろ教えてもらえます(笑)。たまにえっと思うようなあり得ない不思議(おもろ)体験も一緒にさせてもらい😆、おいしい(?)とこどりさせてもらえてます。
話を元に戻し、、、私は大学で音楽療法を学びましたが、通っていた大学にアートセラピー学科があり何度かアートセラピーを体験する機会がありました。