2023年4月30日

【令和5年・読書記録】4月に読んだ本(14冊)

 4月に読了した本のまとめです。

結構前の本ですが、なんとなく読みたくなって。
漫画です。オタク夫婦の日常が面白おかしく描かれていました。


バイタリティに溢れる方だなと思いました。
個人的には、この本を読んで規則正しい生活から
エネルギーは生まれてくるんだなと感じました。
最近不規則な生活をしているので気持ちを新たにしました。


番組は、難解と言われる折口信夫の「古代研究」を
簡潔に解説していてとても分かりやすかったです。
折口信夫の「実感の古代学」とは
「自分の感覚」をいかに大切にするかということ。
折口信夫の本をいろいろ読んでいきたいです。


折口信夫に強い影響を与えた民俗学のパイオニア柳田國男。
遠野出身の佐々木喜善から故郷に伝わる神々や妖怪について聞いたことを
まとめた本が「遠野物語」です。
石井正己先生の柳田研究に対する真摯な姿勢と、
特に下記の言葉がとても印象的でした。
これはまさに私の好きな言葉「温故知新」を
日本的に説明したものだなと思って感動しました。






買ったまま長らく積ん読になっていたムック本。
ギターの時の体(特に腕)の使い方にも参考になりました。











自動書記の本のほかに、もう2冊自己啓発本を読みました。
うーん、まぁやっぱり結局「引き寄せ」の本だなという印象。
「引き寄せ」本は無駄に無意味に不安にさせられる…
自己啓発本は読むと疲れるので
もうしばらくいいかなと思った2冊でした😂
ついつい、潜在意識とか書き換えたら
語学できるようになるかなとか
そういう安易なことを考えて
こういう本を手に取ってしまいます😂



今月は積ん読になっていたムック本やエッセイ、実用書を主に読みました。しかし、1カ月でこんなに読めるとは!!

月にこれだけ読んでみて感じたのは、実用書や自己啓発本ばかり続けて読んでいるとどうしても思考が働いて頭でっかちになりがちということです。

小説やエッセイを読むと想像力や感性、感受性が刺激されて心が豊かになる気がします。

様々なジャンルの本をバランスよく読むのが精神の安定にとってはいい気がしました。

今は夏目漱石の草枕(猫のほうもぼちぼち)読んでいますが、来月は文学をもっと取り入れようと思いました。

(年末年始からの合計33冊)

2023年4月29日

【東京散歩】文京区立肥後細川庭園

 今日はお天気が良かったので東京ぶらり散歩に出かけました。


少し前にTwitterにふなっしーの投稿が上がってきて、肥後細川庭園という素敵な場所があることを知りました。



行ってみると、ここは東京!?というくらい静かで緑の多い場所。外国人観光客もほとんどいなくてとても心が和む場所でした。


早稲田駅から15分弱歩かないといけませんが、ほっとできる場所でした。また行きたい。















近くの川で亀さんがひなたぼっこしてました。


なんだかやっぱり緑は癒やされる…。


ここに一緒に行った友達に「新宿御苑みたいにビルが見えなくていいね」と言ったら、地方都市の都会育ちの友人は「あれはあれで好きだけどね」と言っていましたが、私はやっぱり田舎育ちなので木がもりもりまるまるした緑の景色の中にカクカクした灰色のコンクリートの風景が見えるのはあまり好きではないなぁと思いました。


コロナ禍になる前までは地元と東京を頻繁に行き来していたので適度にストレス発散できていたものが、コロナで帰れず、校正の仕事をするようになり、出勤の仕事も入るようになって、前ほど実家に帰らなくなりました。


するとやっぱり小さなストレスが積もってきて自律神経の調子が乱れるようになってきたように感じます。息も詰まる。家の前の工事、両隣の住人に対するストレスも…。はぁぁ、小さなストレスってある程度積もらないと気づかないものですね。。。


5月末に一度実家に1週間ほど帰りますが、その後6月の出勤の仕事が終わってから、今年の夏は心の療養(!?)のため実家で過ごそうかなと思い始めました。


どうしようかな…今日緑を見て爽やかな風に吹かれたら、無性に自然が恋しくなりました。



2023年4月27日

【読了】トルストイ民話集 人はなんで生きるか


トルストイの晩年の短編集。

メインの物語「人はなんで生きるか」のほかに「火を粗末にするとー消せなくなる」「愛のあるところに神あり」「ろうそく(あるいは善良な百姓がどうして悪い管理人に打ち勝ったかという話)」「二老人」の話が収められています。

どれも簡潔で素朴なのに、心が温かくなる物語ばかりでした。

タイトル「人はなんで生きるか」の「なんで」は「なぜ」という意味ではなくて「何によって」という意味です。

人は何によって生きるのか。

どのお話もベースにあるテーマは「愛」。

わたしは、すべての人は自分のことを考える心だけでなく、愛によって生きているのだということを知りました。(中略)こうしてすべての人は、彼らが自分で自分のことを考えるからではなく、人々の心に愛があることによって、生きていっているのです。


どの物語もキリスト教色が強いようで、決してそうではないと感じます。描かれているのは「神の愛」ではなく「人間の心の中にある愛の心」だと思いました(回り回ってそれが「神の愛」ということになるとは思いますが)。


「思いやり」や「真心」を大切にする日本人にとっても心にすっと入ってくる感じです。


日本の昔話のように、心がほんわかするばかりでなく深遠な学びのある物語ばかりでした。


薄い本なので、折に触れて読みたい1冊です。

 

2023年4月26日

【読了】日本人の忘れもの1・2

1巻は少し前に読了したのですが、3巻まであるのでまとめて感想を書こうと思ってとっておいたものの、まだあと少し時間がかかりそうなのでひとまず1・2の記録と簡単な感想です。

まとめの感想は3巻の時に書こうと思います。





「令和」の元号の考案者とも言われる万葉集研究者の中西進さんのエッセイです。

月刊「Wedge」という雑誌に連載されていたエッセイをまとめたものだそうです。

「日本人の忘れもの」というタイトルが伝えようとしているのは、第2巻(P.85)によると「ヨーロッパふうな価値観によって忘れられた、日本のよさを検証しよう」ということ。

儒学が主要な学問だった時代に日本人の考え方や感じ方を主張した「国学」というものを本居宣長が立ち上げたことからも分かるように、これは今に限った問題ではなく、日本人は各時代時代に外国の文化を取り入れ日本の文化とうまく融合させて独自の文化にしていく一方で古来からある「日本のよさ」をとかく忘れがちだということが、様々な側面から書かれています。

いろいろなことが書かれていますが、第2巻の解説で元マラソンランナーの増田明美さんが書かれていたことがこのエッセイの本質だなぁと感じました。

第一巻では”和の心”に主題が置かれていますが、この第二巻では、”もののあはれ”を唱えた国学者の本居宣長さんの話や、万葉や奈良の人の歌や暮らし、言葉などから大切な心を教えられます。昔の人は自然を慈しみ、畏敬の心を持ちながら、自然をゆっくり見つめた時間の中で、心の豊かさを育んでいたように思われます。


このエッセイを読んでいると、日本の自然がいかに日本文化に影響を与えてきたかが分かります。その自然を軽んじたり忘れたりしたままで日本らしい文化というものは新たに生まれないのではないかなと思いました。 何しろ日本人の自然に対する観察眼というのが本当にすごいと思うのです。この本を読んでも他の本を読んでも、日本人の優れたところはそれに尽きると感じます。


日本に限らず、どの国もその文化を形成した大本の「何か」があると思うのですが、それを軽んじ忘れてしまいどんどん世界が均一的な面白みのないものになってきたと感じます。


学生時代をアメリカで過ごしたのでグローバル化は素晴らしいと思っていましたが、その後主にアジアや欧州に旅行してみて愕然としました。


どこにもマクドナルドがあり、スタバがあり、GAPがあり、、、どの街に行っても同じなのでつまらないと思いました。それもあって都市よりも地方を見て回るのが好きになりました。もちろん詳しく知ろうとすればその国独自の文化はまだまだ生きていると思いますが、短い旅の中で肌で感じられる文化は本当に失われつつあるなぁと感じます。


何かで、アジアでまだその国らしさが残っているのがミャンマーだかカンボジアだかだという話を聞きましたが、それもあと数年でグローバル化の波に呑み込まれてしまうだろうと。


少しずつグローバル化の弊害が謳われるようになってきて、アメリカですら「アメリカファースト」と内向きになってきた傾向がありますが、これを機に"ローカライズ化"がが進めばいいなぁと個人的には思ったり…。


という感じです。。。3巻はまた違った側面から日本の文化について書かれているようなので楽しみです。


簡単に感想を…と言いつつ、長くなってしまいました😂


そしてもう1冊、中西さんのご著書「ひらがなで読めばわかる日本語」という本を読んでいる途中なのですが、こちらはあまりにも興味深くなかなか読み進められなくて後でもっとゆっくりじっくり読もうと思って置いてあります。


いやもう、ひらがな1語1語に込められたものが文化というか、もう哲学そのものです!



私が英語以外の外国語を勉強したいと思ったきっかけがまさにこれだ~と思いました。その話はまたこの本の感想の時にでも。。。


2023年4月21日

【読了】先生のお庭番

昨日の平塚行きの電車の中で夢中になって読みました。私にとっては朝井まかてさんの4冊目の本です。

(内容:徳間書店HPより)
舞台は長崎の出島。15歳で修行中の庭師・熊吉はオランダ商館への奉公を命じられた。仕える相手はシーボルト。なんと更地に薬草園を作れという。熊吉はそれでも工夫を重ねて見事な薬草園を仕上げ、シーボルトと妻のお滝の信頼を得てゆく。四季折々の草花に魅入られたシーボルトは、熊吉に日本の自然の豊かさについて説き、どこの国でも同じだと思っていた熊吉は驚かされる。土と草花を通して人のぬくもりを描いた、感動の職人小説にして成長小説。

 

前半は熊吉の心の奥に潜めつつも隠しきれない蘭語への情熱、シーボルトに仕えるまでの経緯や決意、命じられた薬草園造りの試行錯誤の日々、日本の自然を通じて心を通い合わせるしぼると先生(シーボルト)とコマキ(熊吉)の友情的関係、先生の妻オタクサや使用人おるそんとのほがらかな日々が印象的で、とても爽やかな内容でした。


が、中盤以降雲行きが怪しくなり、後半からの急展開。尊敬するしぼると先生への敬意と疑念の交錯、先生(西洋人)との根本的な自然観の違いに打ちのめされる熊吉、そしてシーボルト事件・・・


とても印象的な一文がありここで紹介しようと思いましたが、ねたばれになるのでやめておきます。


誠実に、そして正直に真っ直ぐに生きる熊吉とその熊吉の自然に対する敬意と愛情にとても心打たれました。


後半からの急展開がそれほど詳細に深掘りして描かれていなかったこともあり、全体的に爽やかで癒やされる物語でした。


また読みたいと思える、今まで読んだ4冊の中で一番好きな作品でした。


【読了】お江戸風流さんぽ道

〈 書籍の内容 (小学館HPより)〉
粋(スイ)の上方、粋(イキ)の江戸。吸ったら吐き出す江戸の「いき」。情もお金も溜め込まない気風のよさを身上に、ファッション、グルメ、長屋暮らしに色に恋。江戸の庶民の息づかいを生き生きと今に伝える江戸案内。初詣に始まり桜見、花火などの行事、大相撲などの娯楽、そして生活や町の様子を概説する第1部と、浮世絵や古地図を参照しながら4回にわたって行った「講義録」を収録した第2部からなる、杉浦版「江戸入門書」の決定版!

前回の「江戸塾」は対談だったのでざっくばらんな感じでしたが、こちらはもっと細かいテーマに分けて語られています。


「江戸塾」を読んで、江戸って異界だわ・・・と心底思ったのですが、こちらの本を読んでなんとなくその理由が分かりました。

当時の江戸の下町というのは「城下(しろした)の町」=お城のすぐ近くにある商業地、町人地のことで、神田、日本橋、銀座、新橋辺りの細長い一帯のことを指すのだそうです。

これは当時の江戸の約2割程度の面積で、この狭い所に江戸の人口の約半分が住んでいたという、超人口過密地帯。

当初からそんなに人口密集地ではなかったにしても、そんな所で200年近くいわゆる庶民の営みが続けば、人間の情、欲、愛憎その他諸々の渦まく異世界になるわなぁと思いました。

それ以外の8割が武家地、寺社地でそこに残りの半分の人が住んでいたわけで、江戸と言っても文化が全く違う地域が存在しそれが絶妙に混ざり合う、そんな土地であり時代だったんだろうなぁ。


いろいろ興味深すぎて語り尽くせないほど好奇心をそそる内容でしたが(付箋だらけになったし!)、簡単に内容を表すなら「How to live in Edo」「How to be an Edokko」といったところでしょうか(笑)。江戸の下町での処世術が学べる本だなぁと思いました!

目次で大体のテーマが分かります。




第二部のテレビ番組の内容をまとめた「ぶらり江戸学」が、杉浦さんの講義を生で聴いているような臨場感があり、とても面白かったです。


江戸の風俗については、杉浦さんの本を数冊読んでだいぶ分かりました。次に興味があるのが、江戸の都市計画、土木工事などについてです。こちらもいくつか読みたい本を見つけたので折を見て読んでみたいと思います。


2023年4月20日

良い1日

今日は平塚市に行ってきました。

お天気も良くちょうどあちこちでツツジやサツキなどのお花が満開でとても綺麗でしたが、楽しみにしていた富士山は黄砂の影響なのか空がかすんで全く見えませんでした。残念😂

ここ1週間カンヅメだったので、久々に良い1日で心もすっきり。やっぱり自然が一番心を癒やしてくれますね。

良き1日でした。








2023年4月17日

しつこくピアノネタ

今日も1日座りっぱなしで腰が痛いです。隣の工事の音にもだいぶ慣れてきました😂今日も目の前で作業している職人さんがいましたが、こちらもなんだか気にならなくなりました(笑)。

さて、引き続きしつこくピアノネタです。

甥っ子のKORGを弾いておお、欲しい!となりKORGを買う気満々でいましたが、同価格帯のYAMAHAのポータブル電子ピアノの音を聴いたらすっかり聴き惚れてしまい、心はYAMAHAを買う方向でほぼ決まりました。

タッチはお店に赴いて実際に触ってみたいとは思いますが、KAWAIやKORGの同価格帯の電子ピアノのレビューを見てもそんなに変わらないかなぁという感じです。言い方は悪いですが、所詮この価格帯の電子ピアノなので本物のピアノと同じものを求めること自体がおかしいですし。

ピアノはメーカーによって音もタッチも全然違い好き嫌いもそれぞれですが、実家のピアノがYAMAHAでYAMAHA歴が長いのでやっぱりYAMAHAの音は耳が慣れていて落ち着く感じがします。

↓たまたまこの間貼り付けたチョ・ソンジンが演奏していたベートーベンのピアノソナタ「悲愴」の第2楽章を弾いていました。






このスタンド、かっこいいですね。私が買ったものと価格は同じくらい。これもいいなぁと思ったのですが、私が買ったものは伸縮も折りたたみもできて軽いので気に入っています。

ちなみに私のは窓際はやめました。キーボードに譜面台が付いているのでここでギターの練習もしています。


ひとまずこのちっこいキーボードで私も「悲愴」を練習しています。鍵盤が全然足りないけど、やっぱりギターを弾くのとはまた違う楽しさがあります。ピアノ買うの楽しみだ~。

↓は私の好きなピアニストたちが弾く「悲愴」です。皆音色もタッチもテンポも情感も全く違ってそれぞれ素晴らしくて感動します。

昨日の勉強と同じく学生時代にもっとピアノを練習すれば良かったと思うばかりです。大人になってから気づくことが多すぎて、いろいろ後悔の嵐ですがいくつからでも再開できる、それも大人の醍醐味ですかね。

ホロヴィッツ

アシュケナージ

貼り付けられなかったけど、このアシュケナージの演奏、好き。

チョ・ソンジン

チョ・ソンジンのコンサート楽しみ😍

2023年4月16日

【自分メモ】奈良大学通信教育学部 文化財歴史学科

本当に中高校生の時に今くらい勉強が好きだったら良かったと思うくらい、大人になってからの勉強したい欲に歯止めがかかりません。


奈良大学通信教育学部 文化財歴史学科


奈良大学にこんな学部学科があることを知りました。年間の費用が20万弱!私の場合、外国の大学卒なので3年生からの編入学ができるか分かりませんが、思わず資料を請求してしまいました。


大学卒業資格はもちろんのこと、博物館学芸員資格も取得できるとか。


公式ホームページの写真を見る限り生徒さんはやはりご年配の方が多いようですが、逆に言えば何歳からでも勉強できる。


できればここ数年のうちに入学したい。大学でしっかり歴史学を勉強したいです。はぁ、心躍ります。


2023年4月15日

お気に祭りですか!?

普段一般公開されていないお気に入りの絵の期間限定公開、お気に入りのピアニストの来日だけでもテンションが上がっていたのですが、またもお気に入りが😍

お気に入りすぎて色違い、サイズ違い、買い換えなどでもう7~8本は買っている麻パンツ。レーヨンが入っているので100%麻のパンツよりもなめらかで履き心地もいいのに、夏の涼しさは抜群。

たしかこのブログでも何度か紹介したはず。

もう販売が終了したとお店の方に言われたので諦めていたのですが、どこかに残っていたのかな。

(懐かしい写真まで!またタイ行きたいな。ベトナムやバリにも行きたい)




この色は持っていたけど色褪せしてしまったので、再販されて嬉しい。紺、ベージュ、オフホワイトをすでに持っているのだけど(笑)。

お気に入り祭りがやって来たのかな・・・次にやってくるお気に入りは何かな~。


2023年4月14日

【読了】魂の声が聴こえる「自動書記」の練習帳

「魂の声」とあるのでスピリチュアルっぽいとか胡散臭そうという感じもあるかもしれませんが、心理療法のような感じだと思いました。著者の山下美樹さんが師事したヨガの先生から受けたのも潜在心理療法だとか。1,600円ほどなので、何らかの癒やしが必要な方にはおすすめしたいです。


ちなみに私は「魂」とか「スピリチュアル」とかにあまり抵抗がないです。オカルト系も好きです😁


いわゆる「見た」ことは数回ありますが、霊感はあんまりないと思います。だけどなぜか周りに霊感が強い人が多くていろいろ教えてもらえます(笑)。たまにえっと思うようなあり得ない不思議(おもろ)体験も一緒にさせてもらい😆、おいしい(?)とこどりさせてもらえてます。


話を元に戻し、、、私は大学で音楽療法を学びましたが、通っていた大学にアートセラピー学科があり何度かアートセラピーを体験する機会がありました。


その時に描いているとだんだん勝手に手が動く感覚を感じました。実際にこの自動書記をやってみたらその時と同じ感覚でした。


本書内の体験談のほか、特に特典で読める体験談には涙するような癒しが起きた人のお話もあり本当に良かったねと心から思いました。


基本的な私の考えとしては、実際にトラウマや過去のわだかまりなどの心の傷が癒えて生きやすくなるのであれば、「魂に聞く」とか「潜在意識に聞く」とか「神様に聞く」いう言い方や手法は何でもよいと思っています。


心理学でもよく言われますが、特に母親との関係は大人になってからの生きづらさと大きく関係すると思います。


音楽療法学科だったこともあり学校にいるカウンセラーに相談したりアートセラピーを受けたりする機会があったことから、療法士がまず癒されることが大事だと痛感していました。


だから本を読んだりいろいろ手法を試してきたおかげで、いろいろありましたが大きなトラウマとか過去のわだかまり、親との関係に関することなどはだいぶ解決できたと思います(まあ、結局音楽療法士にはなりませんでしたが💦)。


前に書いたことがあるかもしれませんが、私が当時貪るように読んだのは社会心理学者の加藤諦三先生のご著書です。


アメリカにいた当初は電子書籍などなかったのですが、たまたま加藤諦三先生のホームページに膨大な量の文章があって、ひたすらそれを読み続けたり、なんなら写経のように書き写していました。


今も本やHPはときどき見たり読んだりします。HPは昔よりかなり整理されて動画もいくつかあってとても勉強になります。



心の傷が全くない人なんていないと思うので、少しでもなんだか生きづらいな~と感じていてどうにかしたいなと思っている人には、この自動書記の本や加藤諦三先生のご著書をおすすめしたいなと思います。


ちなみに「はぁ~」と思うようなことだったりちょっと心が疲れたなと感じる時に読むと元気になれるお気に入りの本も参考に紹介しておきます😌



どれも真心のこもった温かい言葉が綴られた素敵な本で、折に触れて読み返したりしています。


今日はもう1冊、杉浦日向子さんの本を読了したのですが、こちらも前回の江戸塾と同様感想が盛りだくさんなので、ひとまず手持ちの仕事が一段落してから書きます。

⏬2冊とも読み返したい部分がたくさんありすぎて、付箋がすごいことになっています。